(桑原さんが殺害された現場)
邦人、撃たれて死亡
フィリピン警察当局によると、マニラ近郊のカバナトゥアン市のみやげ物店前で7月31日夕、桑原明男さん(51)=本籍神奈川県=が、フィリピン人の妻(36)のバッグをひったくろうとした男ともみ合いになったところ、近くにいた仲間の男に頭部を撃たれ死亡した。妻と息子(5)にけがはなかった。
男2人はバイクで逃走した。警察は、強盗殺人事件とみて調べている。 調べによると、桑原さんはカバナトゥアン近郊のターラックに住んでおり、この日は買い物などのため家族でカバナトゥアンに来たという。
(8/1 共同通信、写真は8/2 まにら新聞より)
フィリピン人女性と結婚はするけれど、フィリピンへ移住し、そこに住みつくことを近々には考えていない。ただ、こうしたニュースがあるとどうしても治安ことを考えてしまう。フィリピンはアメリカ同様の銃社会、やはりそこで暮らすのはコワイ。それにしても邦人はよく殺される。行き当たりの強盗殺人では危機管理対策の講じようがないからなぁ。人権のない中国ほどではないにしろ、アメリカの占領国フィリピンは銃がある限り人の命が軽んじられる社会だ。それだけは肝に命じておこう。