太った中年

日本男児たるもの

強制退去

2009-03-14 | weblog

比少女だけ残し父母帰国へ 強制退去問題で表明

日本生まれのフィリピン人、カルデロン・のり子さん(13)=埼玉県蕨市立中1年=と父母の強制退去問題で、のり子さんと母サラさん(38)が13日、東京入管に出頭、のり子さんを日本に残し、父母が4月にフィリピンへ帰国する考えを伝えた。法務省と、協議に同席した渡辺彰悟弁護士が明らかにした。法務省は帰国日まで父母の仮放免期限を延長する方針。渡辺弁護士は報道陣に「苦渋の決断」と説明した。

(以上、gooニュースより引用)

先月からズーとモメているフィリピン人一家の不法滞在。この問題についてピン中オヤジ(フィリピン中毒親父)として気になることは、そもそもなんで偽造パスポートで日本へ来たのかっていう理由だ。政治犯なら別としてカルデロン夫婦にとって法を犯して祖国を捨てるほどフィリピンは酷い国だったのだろうか。

おそらくカルデロン夫婦は日本人と結婚した妹の話を聞いて経済的に豊かな日本の方が暮らしやすいぐらいの軽い気持ちで日本へ来たのだろう。ならば軽い気持ちでフィリピンへ帰国すればいいだけの話なのだ。

カルデロン夫婦が違法出国した、或いは娘を残して強制帰国するフィリピンは人権のない北朝鮮や内戦の止まないアフリカの某国ではない。強制退去は最初からマスコミがこぞって大騒ぎをするような問題でなかった。

毎年発表される世界各国の幸福度では貧困のフィリピンは中位、豊かな日本は下位にいつもランキングされる。つまりは富=幸福ではない。残留する娘さんはあなたにとって何が幸福であるかをよく考えたほうがよい。

思い起こせば昨年、友達のフィリピンパブで働いていて同じく入管法違反で強制帰国した若いフィリピン人女性は法廷で涙ながらにフィリピンへ早く帰りたいと陳述したものだ。娘さんの人権派弁護士もフィリピンのKTV(日本人向けカラオケパブ)で修行すればピン中オヤジとなって真理を悟り、勘違いした悩みから解放されるだろう。

P.S

それにしても人相の悪い父親だ。娘をダシに使い、金を集め、置き去りにして帰国か。