コンクールシェフ！

舞台は若手料理人が集合する料理コンクール

コンクールの情景がハッキリと浮かんできて、まるでバトルものの映画を観ているかのようでした

料理コンクール「ヤング・ブラッド・グランプリ」の決戦に集合した若手料理人

イタリアンにフレンチ、和食、中華にポルトガル料理と料理のジャンルは様々だけど料理への情熱は同じ

六人の出会いや正々堂々と勝負をした事、そして審査結果発表の場で審査員長の言葉は彼らの胸に深く刻まれ、より良い料理人に成長していくと思う

いい本と出会えて良かった

異世界居酒屋「のぶ」二杯目

朝御飯前に読んだので、お腹が空いてたまりません

居酒屋「のぶ」が異世界の古都と繋がり、早くも約半年

馴染みのお客様から

「トリアエズナマ」

という注文と一緒に

「イツモノ」

という声がかかるように

一方で新規のお客様も増えてきて、ますます賑やかになる居酒屋「のぶ」から目が離せません

今回、大将の信之さんや給仕のシノブさんの過去も明らかに

ある理由で勤めていたお店を自主退職した信之さんと、倒産寸前の家業を守る為のに戦略結婚させられそうになり逃げ出したシノブさん

そんな二人がこうして「のぶ」を切り盛りできるようになって良かった

次回も早く読もう

バネジョのお嬢様が焼くパンケーキは謎の香り 文月向日葵 光文社キャラ文庫

赤羽を舞台とした日常系の謎解きミステリ

「白雪の木」で提供されるパンケーキやチーズケーキがとても美味しそうでした

謎解きだけではなくスイーツ蘊蓄も勉強になったし恋愛要素もあり楽しかった

初めは無愛想だったオーナーパティシエールが、主人公に打ち解けて心を許していく過程が良かった

今後の展開が気になるところ

レシピ付きなので、作ってみたいです

人食いバラ 西条八十 ゆまに書房

タイトルと「西条八十」という名前に惹かれて購入！

オカルトものかと思ったら、上質なミステリ作品でした

ふとした理由で男爵家の後継者となった貧しい孤児の英子

突然巡ってきた幸運に戸惑う英子に忍び寄る黒い影

果たして英子の運命は？

西条八十がこのような傑作を世に残していたとは知りませんでした

大金を得るより、こちらの方がラッキーです

断捨離なんかしないで、ずっと大切に持ってます

装幀室のおしごと 範乃秋晴 メディアワークス文庫

「本の表情をつくる」装幀家が主人公

本が好きで装幀家になった本河わらべは、

「装幀を担当する作品に深入りしない」

という同僚の主張が受け入れられない

知らない作家の本なのに、表紙に惹かれて思わず買ってしまったなんてよくある話

それを思うと、装幀家の仕事って責任重大で大変だあ！😰😰

それでも、作品のイメージに添ったいい表紙をつくろうと奮闘するわらべの仕事ぶりが良かった

同僚が作品に深入りしなくなった理由とわらべの過去にびっくりしかない

続編もあるそうで

読まないと！