蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

やるなら来年で

2021-05-10 15:57:05 | 徒然
東京にリアルホラーが戻ってきました。
1月より救急車のサイレンがかなり多くなっています。
ワクチンだって海のものとも山のものともしれません。
水面下でワクチン禍が蔓延している可能性だってあります。
 
昨日、国立競技場でテストマッチが行われたそうです。
競技場外では反オリンピックのデモが。
このデモ、まだまだ広がりそうです。
鉄道会社が加わってくれれば、感染抑制の切り札なのに。
もっともそうなったらデモができない。
 
江戸っ子は人様に迷惑をかけることは大嫌い。
他府県民から白眼視されてまでやる運動会ではありません。
宣言延長で観客を5000人、もしくは半数まで可能としたのも、オリンピックファーストだからでしょう。
なかなか中止にできないのは、カネが絡んでいるからなのです。
カネが絡むとIOCもJOCも東京都も中止と言い出せない。
ことは国民の命だけではなく、アスリートとその家族、スタッフ、メディア関係者とその家族数万人、数十万人の健康と生命がかかっています。
また、パラリンピックに至っては、そもそも障害を持っているので、万一covid-19に感染したら、とんでもないことになるでしょう。
また、あまりに感染にナーバスになるあまり、コンデションを崩して十分なパフォーマンスを発揮できないのでは。
あるいはワクチンをうつことに抵抗があるというアスリートだって大勢いるはずです。
 
そもそも関係者の誰もが『もう1年延期』という選択肢をなぜ抹殺しているのでしょう。
蟷螂はcovid-19が発生した折、この感染症の制御にはまる2年かかると思っていました。
東京2020も2022でいいのではないかと思っていました。
ところがバッハ氏は『今回だけ特別に1年延期するけれど2年はないよ』といいました。
笑止千万です。
たった1年延期しただけでcovid-19が収まると思っていたのでしょうか。
WHOのテドロスが1年でOKだと言った?
2年延期と言ったら北京も危うくなるから1年だって言ったんでしょう。
でも北京と同年開催ということにしたら、全世界が納得したはずです。
国民だって『来年ならやってもいいかな』と考えている人はいるはずです。
2022年だったら国産の安心安全なワクチンだって開発されるし。
 
しかしもし、東京のみ中止して北京を開催したら、世界が納得しないと思います。
ただでさえいろいろ問題がある国へ自国民のアスリートを派遣することに抵抗のある元首は多いはず。
 
今日はことのほか救急車のサイレンが多く、救急隊員は疲労の極に達しているのではないかと心配しています。
これから暑くなると、救急隊員の防護服の着用が負担になり、隊員が熱中症で体調を崩すことだってあります。
そんな中でオリンピックを開催しても、徒に国民の生命財産を削ることになるのではないでしょうか。
また、感染症という人類の大敵が蔓延しているさなかでの開催中止で、海外メディアが補償を求めることへの違和感もあります。
戦前、東京大会を中止にした時、補償を求められたのでしょうか。
現在はウイルスと人類の全面戦争中なのです。
そんな中で『オリンピックをやらないなら金を返せ』というのは、キリストの教えにも反するような気がします。
 

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