9時30分、さぁ寝ようかとベッドに入るとなにやら臭う。
ビニールのこげているような臭いだ。
直ぐにお向かいさんをピンポンして、原因を探るべくマンション内をうろちょろしたけれどサッパリわからない。
煙も火も見えないのに、臭いが次第に強くなってくる。
角さんちも焼けたくらいだから、うちだって火の手が上がったら丸焼けマンションになる。
すったもんだして、不気味なので119にTEL。
5、6分呼び出してようやく出た。
『はい、火事ですか救急ですか』
『あのぅ、あたり一帯が焦げ臭いんですけど』
『住所をお願いします』
そのうちにギャラリーも多くなり、やがて近くの分署から4台も!
火も煙も見えてないけど、やはり不安。
で、消防士と話をして『いま、高島平で火事があり、煙がこちら方面に』
『え!(絶句)』
『この臭いですか?』
『そうです』
でも高島平なんて言ったら、相当遠いし、まさか墨田区の下の方まで煙が来るなんてことがあるの?
それだったら日航機炎上だって角さんちの火事だって、煙がたなびいてきてもおかしくない!
風向きによるんでしょうけれど、ひとたび首都直下地震で、大火災が起きたら生きていられないな。
一時は今日、一年に一度やらかす風呂のお湯はり栓開けっ放しで、電気温水器のお湯の追い焚き機能で負荷がかかり、部屋の配線がショートしたのかと悩んじゃいました。
高島平の火事はバイク屋みたいで、油やプラスチックなんかが大量にあって燃えたら異臭が漂うだろうけど、まさかここまで臭うなんて思いもよらないし、間の区でも臭っているはずです。
去年、近くの自動車修理工場が丸焼けになった時も臭わなかったのに、高島平の火事、鎮火したのでしょうか?