ようやくスタートレックの最新作を観る。
ヤマ電のポイントで購入、
金欠状態と言うわけではないが、
貯まったポイントで購入する。
劇場放映の頃はなかなか忙しく
観に行くことも出来なかった。
お正月明けにこちらへと戻ってから、
雑誌で発売の事を知る。
待ち遠しかったことを思い出してしまった。
どこか時間の感覚がずれている。
カーク艦長とスポックと・・・・、
24世紀の宇宙船エンタープライズ号の物語である。
前作よりキャストが変わり、
アクションが加わり作品が今風になる。
カークとスポックよりチャーリーがどこだか
オリジナルのチャーリーに似てきたような気がする。
カークも顔立ちがもう少し似ていればいいのにと思うのだが、
あまりそのことを要求できない。
恐るべき敵カーン、
オリジナルシリーズの「カーンの逆襲」は背筋が凍るほど怖かった。
「Into Darkness」とストーリーを対比してみるとなかなか面白いと思う。
新作がストーリーの焼き直しの感は否めないが、
こだわらずに観るとなかなか立派な作品になっている。
前作よりもミステリアスで怖さが伝わってくる。
いや前作のロミュランが奇抜すぎたのかもしれない。
とにかく時間軸はUSSケルビンがロミュランと遭遇してから変わっているので、
今回の作品発表でようやく新しい世界観が確立したものと思う。
映画なので細部にこだわっているが、
テレビシリーズ化を望む一人である。
いつも思うことなのだが、
大道具小道具がよくなり、
グラフィックや音響が良くなり、
ストーリーが複雑になり、
映画の時間も長くなり・・・・。
それなのに昔の作品のほうがよく感じられる。
大道具小道具はちゃっちく、
音はむちゃくちゃ悪く、
グラフィックも今と比べたらひどいもの。
何が違うと言われてもわからないが、
レトロ作のほうがピンとくる。
ジェネレーションギャップなのかもしれない。
ただ今回の作品はそういった先入観を通り越して、
作品に期待を持たせてくれた。
そう、ストーリーを大切にして欲しい。
これからも・・・。