その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ワルシャワ ポーランド料理店 RESTAURACJA STAROMIEJSKA

2009-11-13 05:51:39 | レストラン・パブ (in 欧州)
 一日に及ぶ会議の後に、現地のスタッフが案内してくれたポーランドレストラン。旧市街の王宮広場に面している。店内は落ち着いた、高級レストラン風の雰囲気。

 今日は実は11月11日はポーランドの独立記念日。1918年にポーランドがソビエトから独立した日を記念し、祝日になっているとのことでした。今日は一日冷たい雨が降り続いていましたが、メインストリートでは軍事パレードとかも開催されたようです。(祝日にもかかわらず、今日は我々のスケジュールに合わせて、出勤頂きました。ありがとうございます。)

 伝統的なポーランド料理レストランということで、ポーランド人のお勧めに従って、大量に頂きました。

 まずは、ポーランド風餃子、ピエロギ。中身が挽肉だったり、チーズだったり、野菜の酢漬けだったり、いろいろあると言う点を除いては餃子そのものです。


 続いて、昨夜に引き続きジューレック。昨夜、食したジューレックよりも酸味が強かったです。


 メインはトンカツ。ボリュームたっぷり。味付けが非常に薄味で、ソースべったりということがなく、日本のポークカツレツそのものでした。


料理はもちろんのこと、ポーランド人スタッフとの会話は非常に楽しいものでした。話題は、お酒(ポーランドにはワインはなく(寒くてブドウが取れない)もっぱらビールのようです)、食事習慣、ポーランド語、歴史などなど。会話の端々に、ロシアやドイツ等の強国に絶えず侵略を受け、歴史の波に翻弄されながらも、民族としての自立を勝ち得たポーランド人の愛国心や誇りを感じたのは、私の意識のし過ぎなのでしょうか。ただ、普段、ロンドンにおけるイギリス人との会話では見えてこない欧州の複雑さ、奥深さを感じたのは事実でした。
コメント
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