総選挙に向けた話題で一杯の最近の英国。今夜は、英国史上初という主要党首によるテレビ討論(Debate)が行われました。朝刊によると、約2000万の視聴者、イングランドのサッカー国際試合並みの視聴率が期待されているとのこと。朝のニュースぐらいしかテレビを見ない私も、興味本位でスイッチを入れました。
中央に野党の保守党党首キャメロン氏。「なぜ、野党党首が中央に?」とも思いますが、片目の視力が殆どないブラウン首相が自ら向かって右手のポジションを希望したそうです。向かって左手が自由民主党首クレッグ
1時間半にわたる討論は、会場の聴衆者からの質問に3者が答える形で進みました。質問は、①外国人移民の制限問題、②犯罪の増加、市民の安全確保、③政治家への信用、政治とお金の問題、④教育改革、⑤財政赤字、⑥アフガン派遣軍隊の軍備問題、⑦医療の問題などです。
言葉巧みな英国人政治家ですが、さすがに緊張が見て取れました。思った程派手なパフォーマンスがあったわけではなく、多少の相手への攻撃もありましたが、大人しいもので、場外乱闘並みのやりあいを期待した私にはちょっとガッカリでした。
労働党党首ブラウン首相。ルックス、雰囲気はどうみても他の若い2人にはかないません。スピーチも決してうまい方ではないので、今夜は相当やられるのではと思いましたが、さすが現職、今夜はなかなか良かったという印象を持ちました。
キャメロン氏。若くて、ハンサムで洗練された雰囲気はエスタブリッシュメントの匂いがぷんぷん。ひねくれものの私は、それだけで好かん。ただ、今日の討論では決定的なポイントをゲットしたかというとそうでもなさそう。
第3党の自由民主党首クレッグさん。どう転んでも政権を取るには至らない野党ですから、自由にのびのび。若く、イケメンさではキャメロン氏に引けをとりませんが、キャメロン氏よりずっと庶民的な雰囲気に好感が持てます。
テレビはやっぱり見た目ですね。英語はとっても分かりやすかったですが、内容は殆ど頭に残っていないので・・・
イギリス人にはどう映ったのか?興味があるところです。
2010年4月15日
中央に野党の保守党党首キャメロン氏。「なぜ、野党党首が中央に?」とも思いますが、片目の視力が殆どないブラウン首相が自ら向かって右手のポジションを希望したそうです。向かって左手が自由民主党首クレッグ
1時間半にわたる討論は、会場の聴衆者からの質問に3者が答える形で進みました。質問は、①外国人移民の制限問題、②犯罪の増加、市民の安全確保、③政治家への信用、政治とお金の問題、④教育改革、⑤財政赤字、⑥アフガン派遣軍隊の軍備問題、⑦医療の問題などです。
言葉巧みな英国人政治家ですが、さすがに緊張が見て取れました。思った程派手なパフォーマンスがあったわけではなく、多少の相手への攻撃もありましたが、大人しいもので、場外乱闘並みのやりあいを期待した私にはちょっとガッカリでした。
労働党党首ブラウン首相。ルックス、雰囲気はどうみても他の若い2人にはかないません。スピーチも決してうまい方ではないので、今夜は相当やられるのではと思いましたが、さすが現職、今夜はなかなか良かったという印象を持ちました。
キャメロン氏。若くて、ハンサムで洗練された雰囲気はエスタブリッシュメントの匂いがぷんぷん。ひねくれものの私は、それだけで好かん。ただ、今日の討論では決定的なポイントをゲットしたかというとそうでもなさそう。
第3党の自由民主党首クレッグさん。どう転んでも政権を取るには至らない野党ですから、自由にのびのび。若く、イケメンさではキャメロン氏に引けをとりませんが、キャメロン氏よりずっと庶民的な雰囲気に好感が持てます。
テレビはやっぱり見た目ですね。英語はとっても分かりやすかったですが、内容は殆ど頭に残っていないので・・・
イギリス人にはどう映ったのか?興味があるところです。
2010年4月15日