その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

テムズ川土手 10マイルレース

2010-04-20 06:45:22 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 雲ひとつなく、風もない、最高の春の一日。ロンドンの西Chiswick(チィズウイック)を起点として、テムズ川沿いを走る10マイル(約16キロ)の大会に参加しました。自分にとっては、来月のエンジンバラでのフルマラソンに向けた調整レースです。

 大会本部。地域と大学のグランドとして使われているところですが、芝生の緑が朝日に反射して眩しいです。


 大会本部の外で着替えていると、役員と思われる人が、廻りで準備をしている私たちに向かって、「今日は歴史的なレースです。どうしてかわかりますか?」と話しかけてきた。皆、「?」としていると、空を見上げ、「こんな日よりはない。天気がいいだけでない。飛行機が一機も飛んでない。こんな静かな日はない。素晴らしい日なのです!」とのこと。確かに、このあたりはヒースロー空港に着陸する飛行機の飛行ルートなので、毎日相当数の飛行機が通過するはず。先週からのアイスランドの火山灰騒ぎで今日も空港は閉鎖らしいので、確かに、こんな日はないだろうなあ~、と妙に納得。空は灰で曇るどころか、返って澄み切っているようにも見えました。

 思わず、空を撮ってみました(意味不明な写真です)。


 スタート直前です。


 コースは前半の5マイルぐらいまでは、ずーっとテムズ川沿いを走ります。左手には世界遺産にもなっているKew Garden(キュー・ガーデン)、右手にはテムズ川で川にはレガッタの練習をしているボートが何艘も見えます。若芽が出始めの木々の間を走り抜けるのは素晴らしい気分です。




 後半はキューガーデンの壁沿いの道路沿いを走るので、この辺りはあまり面白くありません。ただ、途中でまた川沿いに戻り、土手を走ります。とにかく、天気といい、気温といい最高のランニング日和でした。ゴールが見えてきました。


 天気のおかげか、私も今日はコンディション良く、私としては良いタイムがでました。手元の時計で、1マイルごとのラップが、8:33, 8:17, 8:19, 8:17, 8:30, 15:59(6マイルのサインを見逃してしまった), 8:18, 8:04, 7:41で1時間22分12秒。ラスト3マイルでしり上がりにタイムが良くなっているのが嬉しいです。こちらに来て、10マイルレースは3回目ですが、自己ベストです。

 参加賞はスポンサーのLondonPride(ロンドンの地ビール)のグラス。下の写真でわかりますか?メダルがなかったのは残念ですが、とっても嬉しいです。


 最高の春の一日を気分よく過ごすことができました。
コメント
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