その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

週末 ジョギング

2010-04-26 05:55:51 | ロンドン日記 (日常)
 日曜日の早朝、久しぶりにハムステッド・ヒースへジョギング。

 米国では結構あったけど、ロンドンではあまり見かけない支持政党の掲げる家。


 ヒースに行きつくまでは結構な坂できついです。


 何回も走っているのに初めて気付いた『精神分析入門』や『夢判断』のフロイトの肖像。学生の教養課程の時、「社会心理学」の授業でレポートの課題にあったことだけは覚えているが、中身は全く残っていない。
 

 ヒース内に咲いていた野花。紫がとっても綺麗です。


 この日は朝から曇り。晴れだと、ロンドンのシティが良く見えるこの丘も、今日は見通し悪し。







(付録)
 先週のロンドンは本当に気持ち良い日が続きました。ちょっと、通りがかりにとったスナップを何枚か。

 タワーブリッジ脇にあるヨットハーバーのセント・キャサリンズ・ドックでは停泊していた立派なヨット。


 金曜日の夕方。パブの前には、週末の到来を祝うノンベイ達で一杯。


 綺麗な桜に似た花も咲いていました。
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「がんばれニッポン!! ファイト 尾崎!!」 ロンドンマラソン観戦

2010-04-26 02:03:40 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 早いもので、昨年のロンドン・マラソンからもう1年も経ちました(昨年の観戦記はこちらから→)。

 昨年は一人でのブラブラ観戦でしたが、今年は、仕事でお世話になっているD生命さんから尾崎好美選手が招待選手として出場するので、尾崎選手応援団に加えてもらいました。

 応援場所はスタートから22キロ、復路36キロの地点となる、タワーブリッジから東へ1キロ程行ったところです。セント・ジョージという教会の前です。


 通過予定時間は10時なので9時半頃に現地到着。もうすでに、何人も集まっています。ド派手な黄色のウインドブレーカーを借りて、応援バルーンや日英の小旗を頂いて、準備に入ります。15分ぐらい前になると、全体で応援練習。「頑張れニッポン、オザキ、オザキ、オザキ!」と50名位の人でやるもんですから、周りからは「一体、何の団体か?」と注目を浴び、大会の会場係のおじさんからも、「どんなグループ?何人応援するの?」「あの上りにはなんて書いてあるんだ?」などとおしゃべり。


 まずは、車椅子の部の選手がすごい勢いで駆け抜け、それから10分?程したころで、いよいよ女子のトップ・グループの登場です。往路は反対車線を走るので、正直、誰がどこを走っているのかは分かりませんが、尾崎選手は先頭グループ後部で、食らいついているという感じでした。まあ、マラソン応援のいつものことですが、「あっ、来た!」と思ったら、「何処に誰?」と探している間に、あっという間に走り去られます。それでも、皆で選手の背中が見えなくなるまで「オザキ」コールを続けました。




 その後、男子の招待選手が走り抜けます。女子も早いですが、男子のスピードの速さは格別です。すごい、迫力。どんなことをしたら、あんなペースで2時間も走り続けられるのだろうと、ただただ驚き。


 復路の方は、36キロということでまさに勝負どころ。ただ、より上位に近い赤羽有紀子選手や小崎まり選手などと比べると、尾崎選手は健闘むなしく、集団グループよりはちょっと水が空いてしまいました。男子は入船敏選手らの姿が見えました。その後、尾崎選手がゴールしたのを、ラジオ等で確認し、11時40分ごろ応援団は解散となりました。お疲れさまでした。やっぱり、こういうスポーツ観戦は、皆でごひいき選手を応援するのが一番楽しいです。








 ただ実は、ロンドンマラソンの主役は招待選手でなくて、一般市民ランナーです。その後、多くの市民ランナーが登場し始めると、コース脇の応援団のボルテージがグーッと上がってきます。数々のチャリティ団体が自チャリティランナーに声をかけ、職場や地域の友人グループと思わしき人たちが、選手に向かって声援をかけます。この雰囲気は素晴らしいです。これだけの人が応援し、盛り上がるロンドンはマラソンは、世界の有数市民のマラソンと言ってい良いでしょう。観ていて、ホント「どうせ観るなら、走らにゃ損、損」という思いで一杯になります。来年こそは、この声援に囲まれた中で走りたいです。




 タワーブリッジ近くまで歩きましたが、あまりの人で身動きとれず。東京の花火大会のような感じです。いろいろ、仮装ランナーも多いので、その人たちの写真をと思いましたが、写真ポイントに近づくことさえもままならず、断念。今一度、「来年こそは出る」と決意し、帰路につきました。


 最後に、ジャグリングおじさんランナー。ジャグリングしながら、一体何時間で42キロを走るのだろうか?(TV中継より) 

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