その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

原田慶太楼×新日本フィル オペラ・ガラ&ベト7 @調布市グリーンホール

2020-12-16 07:30:00 | 演奏会・オペラ・バレエ(2012.8~)

前半は『フィガロの結婚』序曲で始まり、オペラの名曲5曲(アンコール含み)、そして後半はベートーヴェン交響曲第7番という嬉しい充実のプログラム。ふんだんに楽しませてもらいました。

ソプラノの鷲尾さんは新国立劇場で「魔笛」のパパゲーナ役で出演されたのを聴いています。とってもチャーミングな方で、歌声も透明感あって美しい。バリトンの清水さんは初めてでしたが、迫力ある低音です。アンコールでの「メリー・ウィドウ」からの重唱は痺れました。

後半のベートーヴェン。原田さんの指揮は11月のN響に引き続きですが、情熱的でメリハリある指揮がいいですね。新日フィルも精一杯応え、熱い演奏が展開されました。

感染防止対策ということで隣席を空にしての配席とは言え、会場はほぼ満員。大きな拍手が寄せられました。

 

フレッシュ名曲コンサート 原田慶太楼×新日本フィル オペラ・ガラ&ベト7
公演日時 2020年12月13日(日)14:00~ 
会場   グリーンホール 大ホール
出演者  原田慶太楼(指揮)
     鷲尾麻衣(ソプラノ)
     清水勇磨(バリトン)

     新日本フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)

プログラム
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲
ヴェルディ:歌劇『椿姫』より 「プロヴァンスの海と陸」(バリトン:清水勇磨)
ビゼー:歌劇『カルメン』より 「何を恐れる事がありましょう」(ソプラノ:鷲尾麻衣)
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より 「お前こそ心を汚すもの」(バリトン:清水勇磨)
ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクワーレ』より 「騎士はあの眼差しを」(ソプラノ:鷲尾麻衣)
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調

コメント
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