
撮影:2013年4月
撮影者:妻
ツーリング先:武田尾(兵庫県)
人生初の“タンデムでは無いツーリング”で、
いきなり挫折を味わってしまった妻。
未熟な運転技術による心身の疲労が大きな要因だったので、
次のツーリングでは、更に身近な目的地へ行くことにしました。
関西の秘境、武田尾温泉。
宝塚の奥地にある、小規模ながらも浮世離れした優れた温泉地です。
まずはこちらの足湯を目指すことにします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前回の挫折ツーリングから丁度1週間後。
丸1週間乗っていなかったので、同じメーターで出発。

これまた前回とルートはほぼ同じ…と言うよりも、
前回のルート途中に武田尾温泉があるので、
相も変わらず恐怖感いっぱいで市街地からどうにか離脱、
ライダーさんに人気の県道33号線を震えながら進み、
のどかな風景になったところでホッとひと息…するころにはもう到着しました。
武田尾温泉・足湯前。

こちらの足湯は温泉旅館・紅葉館さんが無料で開放してくれている施設です。
もちろん源泉かけ流し。素敵過ぎる。

足湯から対岸の風景。

関西の秘境と呼ばれるだけのことはありますねえ。
武田尾温泉の側には、ハイカーさんには超有名なスポット、
“武田尾の廃線跡”があります。
ここがもう、懐中電灯必須のワクワクが止まらない素敵なハイキングコースなのですが、
今回はツーリングの為見合わせ。
足湯でしばしまったりした後は、次の目的地へ。
武田尾の近くですが、場所は秘密。
毎年開花を楽しみにしている、桜の老木があるのです。
…今年は出遅れたみたいですね。残念。

少しだけ残っていた花をパチリ。

前回の教訓を生かして、今回のツーリングはここで終了。
まったり走りながら帰路に着きました。
帰る途中で寄ったインド料理店・スビ・マハルでランチ。

こちらのランチセットは焼きたてフワフワのナンが食べ放題です。
ルーの辛さは5段階で調整してくれて、サラダとワンドリンク付き。
カレーがまたどれも外れ無しの美味しさ!毎日でも行きたいくらいだよ…最高だ…
帰ってきたときのメーター

約69kmのツーリングでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この日のツーリング…
残念ながら桜を見ることは出来ませんでしたが。
のんびり走れて、足湯にも漬かって、美味しいカレーも食べて…と、
妻的には大満足でした。
ところが夫にしてみれば。
口には出さないものの、“物足りない感”が有り有り。
このときの行程が約5時間程だったのですが。
これがタンデムツーリングだと、昼食にかかる時間を除けば、
1時間半ぐらいで往復出来てしまう距離なんですよね。
『遠くに行きたいのに行けない』
これがバイクっ子の夫にとって、かなりのストレスになっている様子。
ライダーとパッセンジャーの立場だけでは無く。
ライダー同士の視点で、夫婦でツーリングの話が出来たらいい感じなんじゃないかな?
そう考えていたのに、これでは本末転倒なのでは…
妻は自分がバイクの運転をすることに、更に懐疑的になって行くのでした。

にほんブログ村

当初は夫自身も2台でツーリングにいける!とワクワクしていたらしく、実は夫の方が動揺が大きいのです(苦笑)。
妻は自分のスピード恐怖症をイヤ言う程知っているので、ある程度は予想していたのですが、よもやここまでとは。
>この話はさらなる展開があるのでしょうか?
フフフ…これは次回の更新で何か展開があるようですよ?
>ウチは同じ時期にバイクに乗り始めたから距離のギャップで悩んだことあまりないや。
う、う、羨ましぃ~!!超羨ましいですぐぬぬぬ。
妻はあまりにも低速チンタラ運転が酷い為、最近は夫のことはさておいて(←ひどい)
「どうして時間と体力が有り余っている学生時代に免許を取らなかったのか」
こちらの方が身悶えしたくなる位問題になっています。
ああ、免許もっと早く取ればよかったー(T△T)
>ところで桜の木の下の広告の入ってるタイプのベンチ、最近絶滅寸前ですよね。
いいでしょ!いやあ、嬉しいなあ。ありがとうございます。
桜の老木もさることながら、このベンチがとにかくお気に入りなんですよ。
妻はパイゲンCの実物を見たことが無いのですが…1滴単位で半分こする程魅力的な飲み物なのか…ゴクリ。
この話はさらなる展開があるのでしょうか?
気になる終わり方です(笑)
ウチは同じ時期にバイクに乗り始めたから距離のギャップで悩んだことあまりないや。
何にせよ夫サンを距離で満足させるのはいくらがんばってもしばらく無理でしょうから、土砂君しばらくは単独近所散歩専用機にしとくのが吉なんじゃないでしょうかね。
ところで桜の木の下の広告の入ってるタイプのベンチ、最近絶滅寸前ですよね。
ウチはツーリング中にそういう昭和なものを見つけると
、思わず写真に撮ってしまいます。
しかもパイゲンCってまた懐かしい・・・。
子供の頃実家では牛乳屋さんに配達してもらってたんですが、半年に一回くらいおまけで付いてきたやつだ。
1本しかなかったので弟と一滴単位でキッチリ半分こして飲んでました(笑)