フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

キカラスウリの葯の中に幼虫が住んでいました

2017年07月07日 09時21分08秒 | 身辺雑記

前日は果たして新宿御苑にキカラスウリがあるかどうかそれ自体が問題だった。
まさかあんなに庭木を覆い尽くしているとは思いもよらなかった。取り敢えず開花している花と夜に開きそうな蕾を中心にペットボトルなどに入れてきた。蕾は花茎が長いので茎との付け根から取ってきた。


手前の裂片を取って葯を露出させた

花を解体してみると葯の中に幼虫がいるのもあった。そして花茎の根元から取ってきた蕾はすべて萎れてしまい花を咲かせたのは一つも無かった。

真ん中の葯は幼虫に食べられてしまったのでしょう

何の幼虫なのか不明です

人工授粉については知識も経験もないのでネットで調べてみた。同じウリ科のカボチャの人工受粉の記述があった。カボチャも雌雄異株なのを初めて知ったが、葯の形はそっくりだった。カボチャの場合は葯を雌しべに軽く触れればいいとあった。他のを見た時花粉袋を破って云々と書いてあったが、ウリ科の場合は花粉はごく小さく3裂した雄しべの表面についているのだろうと思った。
夕刻、咲いた雌花に雄しべをつけtみたが、どうしても強くこすってしまった。3花に初体験の人工授粉をしてみたがどうなるか楽しみだ。

葯は長さ約1cmで縦に3裂

記事は7月7日再度新宿御苑に行った電車の中で作成。


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