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当ブログでも2012年10月17日に宇高国道フェリー最終便や2019年12月19日に四国急行フェリー休止など主要航路であった宇高航路を中心に船についてエントリーさせていただいています。しかし、私個人的にもっともなじみのある船がご覧の三洋汽船の船です。1949年設立の三洋汽船は現在も岡山県南西部の笠岡を中心に離島航路を運航しています。瀬戸大橋が開通する1988年頃までは我々地元倉敷市の水島港から途中の讃岐広島という島の江の浦港を経由して丸亀港まで運行していました。毎年夏になると地域のボランティア精神旺盛なおじさんが、地域の子供たち20人程度を集めて讃岐広島の江の浦海水浴場に1泊2日で海水浴に連れて行ってくれていました。私も毎年この行事が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。その際利用していたのがこの三洋汽船です。当時は三洋丸、備讃丸、瀬戸丸などが就航していたような気がします。この写真が何丸かははっきりしませんが、特に会社名を冠した三洋丸は操舵室フロントガラスが逆スラントになっており、とてもカッコよかったのを覚えています。そんな私の中でのヒーローの船の写真が発掘されたのでエントリーしました。懐かしいなあ。あの頃は楽しかったなあ。そんな地域のおじさんも年老いて数年前にお亡くなりになったと聞きました。地域のおじさんありがとうございました。
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