小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

リコーGXR試写レポート・パートII その1

2012-03-26 20:28:54 | 旅行
リコーGXR試写レポート・パートII その1

ツアイス・ディスタゴン18mm F3.5 ZKを買ったので、この試写とGXRの試写を兼ねて、海を撮影してみました。東京から海といえば一番近いところでまともな海があるのは真鶴にきまってます。品川から約1.5時間、家から約2時間。京都の元住処から近江へゆくのと同じかな。

布陣は
1)ペンタックスK5+ ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK
2)ペンタックスK20D + ペンタックス100mm macro + リアコンバーターx1.4
3)リコーGXR+マウントA12 +フォクトレンダー・カラースコパー・35mm F2.5 PII
4)リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK

結論をいうと、リコーマウントA12の説明本(日本カメラ)を勉強して、フォーカスアシストと種々の機能を、3つのレバーに振り分けることを行った結果、びっくり。何のためにデカい一眼レフが必要なのかわからなくなってしましました。リコーGXRで十分、今回の試写ではペンタックスの一眼レフの存在に関して考え直す必要があります。
1)ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZKは単にファインダーで焦点を合わせることは無理です。GXRのフォーカスアシストが有効でした。ペンタックスK5も拡大ライブビューを使えばフォーカス出来るでしょうが、やったことが無いので、現状ではGXRの圧勝です。ペンタックスもライブビューとか拡大機能を使えば追いつくでしょう。
2)フォーカスアシストを使って十分フォーカスを合わせれば、ローパスフィルターが無い為でしょうかペンタックスK5よりGXRの方が画像のきめが細かい。画素数はペンタックスの方が上なのに。
3)リコーGXR+マウントA12とペンタックスK5の絵はあまりにも違う。ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZKレンズの作り出す色の特徴を表わすにはGXRが優れている。一見ペンタックスK5の絵の方がナチュラルであるが、拡大してゆくとGXRがくずれずにのびてゆく。この違いを今のところうまく説明できない。ペンタックスK5の方が落ち着いたクオリティーを感じる。どちらの絵がいいのかは今のところ結論出来ない。



リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK



リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK



リコーGXR+マウントA12 +Kマウントアダプター+ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK

この絵がツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZKの色を表現しているように思います。



ペンタックスK5+ ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK



ペンタックスK5+ ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK (トリミング)



ペンタックスK5+ ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK



ペンタックスK5+ ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZK

GXRの設定を改良したので、あまりにもGXRが各段に使い易くなったので、ショックをうけて、一眼レフの存在がまったくわからなくなった。こうやって落ち着いて絵をみてみると、ペンタックスの絵の落ち着いたクオリティーがわかる。ツアイスディスタゴン18mm F3.5 ZKはペンタックス 15mm limitedに比べて逆光にめっぽう弱い。しかし、こうやって絵を見てみるとやはりそのクオリティーの高さがわかる。

コメント
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