自然教育園日記 その228 鳥撮り苦戦の巻
なにやら自然教育園がカワセミに関する展示会を行うらしく、写真クラブに写真提出の依頼がありました。大半のクラブの連中はカワセミの撮影はもう飽きているくらいにカワセミを撮り続けていますから、この依頼はなんてことないようで、その後特にカワセミ撮りに精を出している様子もありません。
当方はこれまでに写真展に鳥の写真を出したことは1回しかありません(この一回だけの写真は写真展のポスターとなって、ポスターをくれという人まで現れて、かなり反響があったのですが、昔の話です)。冬は他に撮るものもないので、カワセミを撮っています。しかし、鳥は当方のテリトリーでないということでこのカワセミ展に写真を出すことは全く考えていませんでした。
最近は白金自然写真クラブの大半の方は鳥撮りが専門で、白金野鳥写真クラブと改名した方がいい状態になっています。ガンとして鳥を撮らない方がたった一人いて、当方はとても尊敬しています。当方はそんな根性もなく、ウラウラ鳥を撮ったり、もうやめようと思ったり、鳥撮りはつまらん、つまらんと愚痴を言ったり、フラフラ状態をずっと続けてきました。
最近、何とか当方の方向にあった、当方の個性を表せる鳥の撮り方は無いものかと、最後のアガキを開始しました。 <イイギリの実とヒヨドリ>シリーズがその一つ。さらにこのカワセミ展をきっかけに、何かを見つけようと考えました。とにかく、カワセミの写真を集めてみよう、何か考え付くかもしれない。
ここのところ毎日鳥撮りの機材に絞ってカワセミ撮りしています。あと1週間くらいで春の花撮りシーズンが始まります。それまでカワセミ撮りを頑張ってみます。
機材はFujifilm X-T3 + miniBORG 55FL 又は Fujifilm XF70-300mm
Fujifilm XF70-300mmは気に入った写真が撮れず、以下は大半がminiBORG 55FLです。
1.4Xのテレコをかます時(実質630mm)かまさない時(実質450mm)がまざっています。どの場合もプレ撮影モードです。
2022-1-16
2022-1-20
2022-1-21
2022-1-22
2022-1-25
2022-1-26
2022-1-28, 29 撮影した写真は皆ピンボケ! miniBorg 55FLのピントが全く合っていない。完全に頭にきて、機材を買いなおそうと調べ始めました。そんな時ふと気づきました。ピントが合わなくなったのは、MFサポートシステムであるピーキングを使うようになってからだ、さらに悪くなったのはピーキングの強度を強くしたからであると考えるとつじつまが合う。
コロナの為にマスクをすると鼻息でファインダーがくもる。この対策としてピーキングをONにした。実際のファインダーの絵を見てフォーカスを合わせていたのが、ピーキングで合わせると実際は合わないのです。これは次の日にピーキングをはずすとピントが元に戻ったことで証明されました。
完全に裸眼MFでピントを正確に合わせることはとても難しい。ましてやこのBORGシステムではヘリコイドを使わずドロチューブ(銅鏡のスライドでピントを合わせる)で行っているので(重量を軽減する為)1mm以下のスライド調節で勝負しているのです。解かったことはFujifilm X-T3+ miniBorg55FLできっちりピントが合えば、純正レンズXF70-300mmより良い画質で撮れる。Fujifilm X-T3でも十分いい画質の写真が撮れるということです。問題はレンズだ。フジフィルム純正でも他社製品でも鳥撮り用のいいレンズが無い。miniBorg55FLが一番だ。(以前、キャノンの400mm単焦点を付けていた、これはいい画質でした。残念ながら売ってしまったのです。とにかく重たくてギブアップ)。
もう一つ気づいたことは、ソニーα1のように30コマ/秒の連写と高度な追尾AFがあれば、Fujifilm X-T3のプレ撮影システムは殆ど必要ないに違いないということです。最初にピントがきっちり合っていれば、最初のほんの1, 2コマ(シャッター切りの遅れ)以降は追尾してゆくので、カワセミの飛び込みまで大半のシーンを撮れるはずです。プレ撮影を無視しているソニーさんが正しかった。(本当はあった方が気楽に撮れて全然ベターと思っていますが)。
さてこれからどうする。
いっぱいカワセミの絵を集めましたが、いったいこれが何なのだ!
どういう絵だったら嬉しいのかどうしてもイメージが浮かばない。
1,もう鳥は撮らない
2,このままFujifilm X-T3+ miniBorg55FLで運よくピントがちゃんとあうことを祈る
3,ソニーα1を買う
の3択となりました。
ソニーα1なら飛び出しから、水に飛びこんだり、飛び出したりするところまで撮影できる。飛んでいる鳥だろうが、不意に目の前に現れる鶏であろうが皆撮れる。しかしソニーα1まだその75万円の値段にあった鳥撮り機能を有していないような気がする(現状では上手く撮れないケースが多々あるはずだ)。今ではないもっと成熟を待つべきだ。どうも最近のソニーさんは面白みがない。無論金もない。
Fujifilm X-T3のAFは不十分だから、メリットはプレ撮影しかない。すると撮れる絵がみなおなじになって撮影意欲が続かない。今日載せた絵がみな同じ様になっていることから明らかだ。
ソニーα7IVなどの高画素で10コマ/秒、そこそこAFのカメラでは殆ど静止した鳥のポートレート撮影に限定される。これでも素敵な写真を撮る人がいる。鳥のポートレート撮影を見てカワイイと感激する人は大勢いる。しかし、当方は鳥の姿自体にたいした興味はない。色と形のバラエティーが十分でないからポートレート写真にはなるが絵にはならない。
どういう絵だったら嬉しいのかどうしてもイメージが浮かばない。
撮りたいイメージが浮かべば、対応する機材も浮かぶのに。
現状<解>は無い。
あと数日で節分が来れば鳥撮りは終了して花撮りに移行する。今期の鳥撮りは<解>の無いまま終了か。
なにやら自然教育園がカワセミに関する展示会を行うらしく、写真クラブに写真提出の依頼がありました。大半のクラブの連中はカワセミの撮影はもう飽きているくらいにカワセミを撮り続けていますから、この依頼はなんてことないようで、その後特にカワセミ撮りに精を出している様子もありません。
当方はこれまでに写真展に鳥の写真を出したことは1回しかありません(この一回だけの写真は写真展のポスターとなって、ポスターをくれという人まで現れて、かなり反響があったのですが、昔の話です)。冬は他に撮るものもないので、カワセミを撮っています。しかし、鳥は当方のテリトリーでないということでこのカワセミ展に写真を出すことは全く考えていませんでした。
最近は白金自然写真クラブの大半の方は鳥撮りが専門で、白金野鳥写真クラブと改名した方がいい状態になっています。ガンとして鳥を撮らない方がたった一人いて、当方はとても尊敬しています。当方はそんな根性もなく、ウラウラ鳥を撮ったり、もうやめようと思ったり、鳥撮りはつまらん、つまらんと愚痴を言ったり、フラフラ状態をずっと続けてきました。
最近、何とか当方の方向にあった、当方の個性を表せる鳥の撮り方は無いものかと、最後のアガキを開始しました。 <イイギリの実とヒヨドリ>シリーズがその一つ。さらにこのカワセミ展をきっかけに、何かを見つけようと考えました。とにかく、カワセミの写真を集めてみよう、何か考え付くかもしれない。
ここのところ毎日鳥撮りの機材に絞ってカワセミ撮りしています。あと1週間くらいで春の花撮りシーズンが始まります。それまでカワセミ撮りを頑張ってみます。
機材はFujifilm X-T3 + miniBORG 55FL 又は Fujifilm XF70-300mm
Fujifilm XF70-300mmは気に入った写真が撮れず、以下は大半がminiBORG 55FLです。
1.4Xのテレコをかます時(実質630mm)かまさない時(実質450mm)がまざっています。どの場合もプレ撮影モードです。
2022-1-16
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2022-1-28, 29 撮影した写真は皆ピンボケ! miniBorg 55FLのピントが全く合っていない。完全に頭にきて、機材を買いなおそうと調べ始めました。そんな時ふと気づきました。ピントが合わなくなったのは、MFサポートシステムであるピーキングを使うようになってからだ、さらに悪くなったのはピーキングの強度を強くしたからであると考えるとつじつまが合う。
コロナの為にマスクをすると鼻息でファインダーがくもる。この対策としてピーキングをONにした。実際のファインダーの絵を見てフォーカスを合わせていたのが、ピーキングで合わせると実際は合わないのです。これは次の日にピーキングをはずすとピントが元に戻ったことで証明されました。
完全に裸眼MFでピントを正確に合わせることはとても難しい。ましてやこのBORGシステムではヘリコイドを使わずドロチューブ(銅鏡のスライドでピントを合わせる)で行っているので(重量を軽減する為)1mm以下のスライド調節で勝負しているのです。解かったことはFujifilm X-T3+ miniBorg55FLできっちりピントが合えば、純正レンズXF70-300mmより良い画質で撮れる。Fujifilm X-T3でも十分いい画質の写真が撮れるということです。問題はレンズだ。フジフィルム純正でも他社製品でも鳥撮り用のいいレンズが無い。miniBorg55FLが一番だ。(以前、キャノンの400mm単焦点を付けていた、これはいい画質でした。残念ながら売ってしまったのです。とにかく重たくてギブアップ)。
もう一つ気づいたことは、ソニーα1のように30コマ/秒の連写と高度な追尾AFがあれば、Fujifilm X-T3のプレ撮影システムは殆ど必要ないに違いないということです。最初にピントがきっちり合っていれば、最初のほんの1, 2コマ(シャッター切りの遅れ)以降は追尾してゆくので、カワセミの飛び込みまで大半のシーンを撮れるはずです。プレ撮影を無視しているソニーさんが正しかった。(本当はあった方が気楽に撮れて全然ベターと思っていますが)。
さてこれからどうする。
いっぱいカワセミの絵を集めましたが、いったいこれが何なのだ!
どういう絵だったら嬉しいのかどうしてもイメージが浮かばない。
1,もう鳥は撮らない
2,このままFujifilm X-T3+ miniBorg55FLで運よくピントがちゃんとあうことを祈る
3,ソニーα1を買う
の3択となりました。
ソニーα1なら飛び出しから、水に飛びこんだり、飛び出したりするところまで撮影できる。飛んでいる鳥だろうが、不意に目の前に現れる鶏であろうが皆撮れる。しかしソニーα1まだその75万円の値段にあった鳥撮り機能を有していないような気がする(現状では上手く撮れないケースが多々あるはずだ)。今ではないもっと成熟を待つべきだ。どうも最近のソニーさんは面白みがない。無論金もない。
Fujifilm X-T3のAFは不十分だから、メリットはプレ撮影しかない。すると撮れる絵がみなおなじになって撮影意欲が続かない。今日載せた絵がみな同じ様になっていることから明らかだ。
ソニーα7IVなどの高画素で10コマ/秒、そこそこAFのカメラでは殆ど静止した鳥のポートレート撮影に限定される。これでも素敵な写真を撮る人がいる。鳥のポートレート撮影を見てカワイイと感激する人は大勢いる。しかし、当方は鳥の姿自体にたいした興味はない。色と形のバラエティーが十分でないからポートレート写真にはなるが絵にはならない。
どういう絵だったら嬉しいのかどうしてもイメージが浮かばない。
撮りたいイメージが浮かべば、対応する機材も浮かぶのに。
現状<解>は無い。
あと数日で節分が来れば鳥撮りは終了して花撮りに移行する。今期の鳥撮りは<解>の無いまま終了か。