今日、成人しました。
そう。猫母人生の成人の日。
子供の頃から 頻繁に猫を拾ってきて家族の仲間に
猫が増えることもシバシバでしたが 実家から独立して
東京での一人暮らしも5年を経過して都会での転職も乗り越え
蜂蜜の会社で商品企画をしていた頃のお話。
今年、ジャニー事務所から独立した稲垣ゴローちゃんが
社のお向かいさん(個人で居住)で 同じ階には坂本龍一事務所もあって
仕事はディズニーストアの商品企画が担当の私は日本初の「国産」
「クラシック・プー(Phooさんのイラストのタイプ)」商品を
作ったり ナカナカ刺激的で楽しいけれど 時々 フッと一瞬、
心の隙間に隙間風が吹いたりしていた あの頃。
ある木曜のお昼。会社から1番近くのコンビニへお昼ご飯の
調達に行った時にコンビニ手前のペットショップの窓で
可愛い子猫たちに出会いました。
茶トラちゃん2ニャンコ、黒白2ニャンコ。
「全然違う色だけど兄弟??・・・でも黒白の子、可愛いなぁ💕」と
覗きつつお弁当を買って 社に戻り、同僚女子3人で「新しい
子猫たち、可愛かったねー」と話しながらのランチTime。
子猫見たさに その日の帰宅コースもペットショップ前を通り、
翌日もお昼はコンビニ飯と決め込んでペットショップ前経由で
コンビニへ行き、帰宅は またまたペットショップ前経由。
土日のお休みが明け、月曜のお昼もペットショップ前を
通過するためにコンビニ飯にしていましたが あの可愛い4ニャンコは
いつもの窓の所には居ませんでした・・・・
月曜のお昼休み。同僚女子との話題は「子猫、居なくなっちゃったね、
可愛かったから売れちゃったのかな・・・・」でした。
月曜の帰宅時にペットショップ前を経由したけれど やっぱり
あの可愛い子猫たちは居ませんでした
まぁ 猫を買う予定も 猫親になるつもりも無かったのだし
可愛い子猫たちが売れてしまっても しょうがなかったのだけれど
でも やっぱり少しガックリな月曜の夜。
火曜日は おにぎり持って出社したのでお昼にコンビニには行かず。
あの子猫たちも居ないと思っていたから。
が❗️同僚女子がコンビニから戻って「子猫❗️今日は居たよ‼️」と
教えてくれたので いつか売れてしまって不意なお別れ前に今日こそ
会社帰りにペットショップの中まで入って子猫を見て帰ることに。
そして。会社帰りにショップに行ってみると あの子猫たちが❗️
茶トラの2ニャンコは売約済み。黒白のニャンコは1匹が♂で もう1匹が♀。
ちょうど他のお客さんが居て子猫たちに向けて ジャラシを振って
遊んでいて茶トラ2ニャンコと黒白♂はオモチャで白熱していたけれど
黒白♀だけ 3匹から少し離れた所でポヤ〜ンと寝起きのようにボンヤリ。
私がずっと気になっていた子は お鼻の横にチョビの付いた黒白ニャン。
黒白の片方の子にはお鼻のチョビなし。
チョビのある子は・・・女の子の方でした
同僚女子の子が「どんな子が欲しいの?」と聞いていましたが
「黒白の子で綺麗すぎなくて 白ソックス履いてて 女の子のスコ」と
答えていたのですが 目の前のポヤ〜ンとしている黒白ニャンコは
正に。私が答えた答えの通りの子でした。
「や、やばい・・・・ このままでは欲望に負けて大変な決断を
コロッとしてしまいそう・・・」と思ったけれど
もう、私の目はお鼻にチョビのある黒白女の子に釘付け👀
命を預かる決断ですからね。一時の欲望と勢いで決めてはダメ。
だけど。気になって仕方ない子
店員さんには もう1匹の黒白ニャンコを勧められる・・・・
だって。もう1匹の方が元気に遊ぶし お顔もチョビがなくて
美しいからね。でもね。私には この少しポヤ〜ンとしている
この子が気になって。
お誕生日を聞いてビックリ
なんと。なんと。誕生日が母と一緒でした
「あ”ぁーーーー。もうダメだ。こりゃ運命に違いない」
念の為、胸に抱っこしたら 私のセーターにブローチみたいに
くっついてジィーッとしていた子猫に「ねぇ、あなた、私の
お家の子になる❓」
それまでポヤ〜ンとしていた子猫は なんとも大きな声で
「チャー‼️(ニャーのつもり)」と一声。
これで お鼻チョビの黒白女の子は家の子になりました
会社の終業直後から3時間あまり。粘って粘って最後はアッと言う間に
決まって その日の私の全財産をはたき、当座のフードを手に
タクシーに乗ったけれど タクシー代も足りなくて(笑)
家に着くなり「待っててください、お金持ってきます」って
タクシー代を払ったっけ。
小さい毛玉みたいなフワフワ子猫は お店で赤白ギンガムのリボンに
鈴を通した首輪をつけてもらって 小さな箱に入ってやって来ました。
ティッシュの箱に潜り込んでしまったり
お鍋の中に入ってみたり。
札幌へ引越して 大人になってからは私のお菓子をいつも厳しくチェックして
味見役も引き受けてくれました。
楽しい時間を私にくれたマリモ。 あの日。貴女が私のところへ
やって来たのは やっぱり運命だったと思っているよ。
楽しい猫母人生を始めさせてくれて どうもありがとうね。
私、マリモに会うまで「運命」と感じるような衝撃的な出会いは経験したことがなかったので「運命なんてね、、、へっ・・」と思っていたのだけれど あるんですね、やっぱり運命って。
マルブリさんが東京時代に猫を飼おうと思いつかなかったのも きっと まだ時期ではなかったってことなのかも。
やっぱり可愛い・・・
ちゃんとゆみのさんを待っていたのね。
私も東京にいるとき、猫飼えばよかったな・・・と、今になって思うのですけど、当時は全く思いつきませんでした。