こっちも随分前に観て、完成しきれてなかった感想を貼っておきまーす!
続きがはやく観たいわぁ。
《あらすじ》
スハは必死でヘソンの元へ急ぐが、不良たちに襲われ時間をロスしてしまう。
やっとのことでドアを蹴破り中へ入ると、フライパンをかまえたヘソンが立っていた。
鳴り続ける携帯電話。
それは、無人のクローゼットに放置されていた。
明らかに犯人の警告である。
しかし、駆けつけた警察はまともに取り合おうとしなかった。
警察が引き上げた後、スハはホッとして倒れ込んでしまう。
あまりの眠気に耐えられなかった。
おかげで幼い頃伯父に疎まれた記憶を夢に見てしまったが。
ヘソンはスハを部屋にあげ、傷の手当てをしてやった。
熱もあるようだし、寝かせてやらないと。
スハはヘソンが心配する心を読み取り、穏やかに返事をした。
彼女の気遣いが嬉しかった。
「俺の名前、知ってる?」
「知らないわ。もう会う必要もないもの」
「スハだ。パク・スハだよ」
もしかして、と期待していたけれど、やはり彼女は覚えていなかった。
翌朝スハが目覚めると、頭はボサボサ、だらしない格好で起き出したヘソンがいた。
部屋は汚く荒れ放題、朝食は犬の餌かと思うようなしろもので、
スハは幻滅してしまう。
「あのね、お姉さんだけじゃないわよ、世の中の女は9割こんなもんよ」
スハはますます落ち込んだ。
美人で、勇気があって、素晴らしい女性……のはずだったろ?
俺が言ったんだけど、今の姿はとてもそうとは思えないや。
スハは、ミン・ジュングクの情報を得るために警察と接触した。
彼らは事件を真面目にとらえていなかったが、
警官の思考からジュングクの居場所は知れた。
彼はボランティアの炊き出しを手伝っており、弱者に優しい人間と評価されていた。
スハの記憶の中では、息子の隣で父を殴り殺す殺人鬼だったのに。
ヘソンはというと、今は新しい事件に取り組んでいた。
双子の兄弟が犯した強盗殺人事件。
問題は、どっちがどっちなのか判断がつかないこと。
店主を刺したのは兄なのか、弟なのか。
ふたりは互いに自分が刺したと主張していた。ヘソンの担当は弟。
弁護は難しいものになりそうだ。
しかも担当検事はドヨンである。
頭の痛いことに、兄側の弁護人は同僚のチャ・グァヌときている。
どちらが真の犯人なのか。ヘソンは弟の無罪を主張するつもりだ。
ヘソンはシン弁護士と一緒にグァヌの弁護の様子を傍聴した。
一見、無能に見えたグァヌは、非常に優秀だった。
うまく裁判官に良い心証を与え、情状酌量を訴えたのだ。
ヘソンは内心、双子の裁判の行方を案じた。
スハは名前を偽ってボランティアに参加し、ミョングクと接触した。
素性は隠していたが、あるきっかけで本名がばれてしまう。
ミョングクはかつて殺し損ねた幼い子どもを思いだした。
さて、どうしてやろうか。
これまで弁護士事務所内で孤立していたヘソンだったが、
ソンビンの無罪を証明したことで認められ、仲間に入れてもらえるようになった。
しかし、裁判の勝利はスハの目によるものだし、
グァヌの捜査協力があったからこそだ。
ヘソンもそれをよくわかっていて、急に不安で心細くなってしまった。
会食の席で泥酔し、グァヌにおぶわれて帰る道すがら、スハがふたりを見つけた。
ヘソンの家がわからず途方に暮れているグァヌの心を読み、
スハはヘソンを自分が送ると申し出た。
タクシーに押し込み、とにかく家に帰る。
寝言で自分のことを呼ぶ彼女が愛おしかった。
「お邪魔虫を呼んできてよ……私の隣には彼が必要なの……」
ヘソンは、事務所の話題でミョングクが出所したことを知った。
道行く男たち、誰もがミョングクのように思えてならなかった。
このメールを送りつけてくるのも、まさか……。
疑心暗鬼になったヘソンは、スハまでもミョングクの仲間ではないかと疑う。
ため息をついて帰途につくスハに、当のミョングクから電話がかかってきた。
ふたりは街のハンバーガー屋で顔を合わせた。
ミョングクは、スハの能力を知っている。
心の中でスハを挑発し、彼に思考を読ませた。
(安心しろ。10年前も標的はお前じゃなかった。
今回もそうだ。あのアマだよ。弁護士になってたな)
逆上したスハは、ミョングクに殴りかかり、
公衆の面前で彼をめった打ちにしてしまった。
夜半、ヘソンはスハの保証人として呼び出された。
彼は暴行容疑で現行犯逮捕されてしまったのだ。
被害者がミョングクだと知って、ヘソンはハッとする。
現場の様子をとった防犯カメラを見せてもらって、すべてを思いだした。
彼女が救った少年の名は、パク・スハだったことを。
スハがどんなに訴えても、警察は取り合わなかった。
仕方なく、スハは自分の能力を明らかにしようとする。
しかし、ヘソンがそれを止めた。
(やめなさい。10年前と同じ事よ。誰も信じてくれないわ。
パク・スハ、あなたの名を思いだしたわ)
スハは彼女の心を読み、ふたりは見つめ合った。
(つづく)
だんだんサスペンスっぽくなってきたぞ……面白くなるぞ……
と思って観てたらずっこけるエンディング曲。
どーにかなりませんかね、この緊張感の無さは。
正直オープニングの曲も微妙なんだよね~。
サスペンスっぽい伏線もあるけど、結局は恋愛ドラマですよ、って
言われてるみたいで力が抜けるんだ。
別にそういう編成が悪いって言ってるわけじゃない。
スハはカワイイな~なんて言いながら観てるわけだから。
ただ、前回も今回もそうだけど、ピリッとしたシーンで終わらせる時は、
その余韻を大事にさせて欲しいよ。
エンディングテーマを削るわけにもいかんのだろうけどさ。
今回のトピックは三点。
まず最大のトピックは、殺人犯ミョングクが出所したこと。
車をぶつけて事故らせといて、最後はとどめをさす……
そんな恐ろしい殺人を犯しても、10年で出て来られるものなんですね。
あの事件の動機は?解明されたの?
彼が出所したこと自体が大きな事件なので
今のところ不問に処されていますが、一番の問題は10年前の事件でしょ。
なぜスハの父親は殺されたのか?
口が軽いことが災いしたと言われていましたが、
父はどんな秘密を知っていたのでしょう?
それとも、秘密を秘密とは思わず、無造作に口にしてしまっていたのかしら?
そして、ミョングクに殺人を命じた黒幕は誰なのか?
実はわかっていないことだらけで、
さすが、このドラマの中核を為すエピソードだよなー、と感心します。
ミョングクは、10年前同様、スハのことはとるに足らない存在だと思っている。
心が読めても、そんなことはなんの証拠にもならず、
誰にも信じてもらえず、頭がおかしい奴と言われるのはスハの方だからです。
それより何より、個人的な復讐として、ヘソンを狙う。
最終的にはヘソンを殺したいのだろうと思いますが、
実は殺人なんて、そう簡単にできることではない。
見つからないようにしたいと思えばなおさらです。
それよりも、脅かして怖がらせたり、辱めたり、
苦痛を与える方法なら、いくらだってあるのです。
そういうことをしそうなゲスな犯人だからこそ、
スハは恐れているんだろうと思います。
「俺は彼女に命を救われた。彼女がいなかったら俺の命はなかった。
だから彼女を、絶対に守る。彼女に手を出したら、殺すぞ!」
スハはいい子ですよ。
親戚に疎まれ、不気味な能力を得て、つらい目にあってばかり。
「お父さんと一緒に自分も死ねばよかった」と思った日だってあるはずです。
それでも、自分を生かしてくれたヘソンを心から大切に思い、
父の無念を晴らしてくれた勇気ある少女を尊敬し、
いつか会いたいと念じながら生きてきたのですもの。
ただ!
もうちょっと賢かったら良かったのに~。
ミョングクに、まだ心を読む力があるって教えなきゃよかったのに~。
性懲りもなく警察の人に「心が読める」って言っちゃいそうになるし~。
そんな熱い男の子だからカワイイんですけど、
彼がもっと賢い設定だったら、サスペンス要素も深くなっていったかもしれませんね。
頭脳戦・心理戦で盛り上がったかも。
最後は、ヘソンもスハのことを思いだしたし、
次からはバディものとしてのドラマが楽しめるのかもね。
第2のトピックは、ドヨンの出自です。
この子が判事の実の子じゃないって?
えっ?マジで?!
食卓での妙なプレッシャーのかけ方を見ると、
愛情の薄い強権的な父親だなぁという感じがしましたが、
よもや実の娘ではないとは!
これ、ドヨンは知っているのかしら?
知ってるかもなぁ。
で、成績良くなきゃ愛してくれない父のため、カンニングをしていた、と。
父にバレたら大変だから、秘密を知るヘソンを追い出すつもりだった、と。
そういうことですか?
まさかヘソンが判事の子ってわけないだろうし
(ヘソンオンマに限ってそれはないよな……)
どういうわけでドヨンは養子になったんでしょうかね?
このドヨンさん、ただのライバルとも思えないし、
判事さんこそスハパパの口封じを命じた悪い奴なんじゃ……。
いかんいかん、先は長いですからね。
まだまだわかりません。
最後のトピックは、ヘソンがグァヌさんを意識しだしたことですかね~。
なんでかっこよく見えてきちゃったんでしょうね?
あの弁護が良かったから?
う~ん、正直わたしはピンと来なかったんですよ。
あの弁護ってさ、
聾者としてずっと苦労してきたおばちゃんは、ずっと耐えてきたんだよ、って
みんなにわかってもらうためのお芝居だったわけでしょ。
自分の言いたいことをわかってもらえなくても、
怒ったりしないで、善行を積んできた人なんだよ、って。
そりゃそうなんだけどさ、わかるんだけどさ、
なんかこう、ピッタリした状況説明じゃなかったような気がしてさー。
裁判官に、おばちゃんと同じような立場に立ってもらいたくて
ああいう演技をしたわけですが、そうか!さすが!って思うほどだったかいな、と。
こればっかりは主観の問題ですかね?
チョー感動!って人もいたかもしれないので、
わたしは乗り切れなかったな、という程度です。
グァヌさんが実は切れ者で誠実でカッコイイ、というのは疑ってませんよ。
だって中身はユン・サンヒョン氏だもーん。
わたしはこのままでも十分好きだよ。
ヘソンオンマが見つけてきたお見合い相手が彼、っていうオチじゃないかと
期待しているのですが、どうなることやらね。
彼が最終的にはあの10年前の事件の謎を解き明かしてくれる、といいな。
【おまけ】
いや、やっぱりね、スハがかわいいんですよ!
「ゆれながら咲く花」を観ているから5割増しかもしれないんですけど、
かわいいのよ!
いや、ただのミーハーなおばさんみたいだから言い直そう。
上手いよね、この子ね!
暗い過去がある子なんですけど、高校生らしくこんな表情もするんですよ。
ちょっとわざとらしいですけど、かわいいですよ。
初恋は初恋であるがゆえに想いがつのり、美化しがちなんだ、という古典の先生の説明にムッとするスハ。
「そんなことないっ!」
もうどんだけヘソンを好きなのか、と。
だってヘソンに貼ってもらった絆創膏を眺めてニヤァッてしちゃうんですから
かわいいかわいい超かわいい。
まぁ……アレだね。ベッドのにおい嗅がないところが爽やか青年だね。
いいよなぁ、青少年。
ところが、これは手当てしてもらった翌朝の表情なわけで。
実際、イヤな夢を見て目が覚めたらそこにヘソンが居たときの表情はこれなわけでして。
夢の余韻って、けっこう引きずるよね。
ね、すごい警戒してるでしょ。
ヘソンだよ、ヘソンなのに。
おじさんに疎まれた子ども時代の記憶を夢で見てしまった直後だから、
心がその頃にもどってるのね。
だからこんな顔してヘソンを見てしまうのね。
これは僕が信じてもいい人間なのか?
人を信じて、また傷つけられる結果になるのではないか?
そういう警戒心が抜けきらないわけですよ、彼は。
ところが、彼女は素直にスハの心配をしてくれる。
大丈夫かしら、親に言うべきかしら、この子不良なのかしら?って。
そこでスハは、彼女を見つめるんですね。
わかってるよ、あなたはそういう人だよね。
うう、この表情……。
そして彼は、自分の本名を明かします。
彼女が覚えているかも、と思って。
その時のすがりつくようなこの目がねぇ……。
まるで捨てられた子犬。いや子鹿。いや、はいいろももんが。
ま、ヘソンは忘れちゃってるわけですが、
人間、そんなものかもしれませんね。
スハ役のイ・ジョンソク、やっぱすげぇ……と思います。
いや、ほんとのこというとわたしただのミーハーなおばさんなんで、
カワイイッ!
と大声で言わせていただきますね。
みなさんもどうぞご覧になって彼の表現力と演技力、お確かめあそばせね。
続きがはやく観たいわぁ。
《あらすじ》
スハは必死でヘソンの元へ急ぐが、不良たちに襲われ時間をロスしてしまう。
やっとのことでドアを蹴破り中へ入ると、フライパンをかまえたヘソンが立っていた。
鳴り続ける携帯電話。
それは、無人のクローゼットに放置されていた。
明らかに犯人の警告である。
しかし、駆けつけた警察はまともに取り合おうとしなかった。
警察が引き上げた後、スハはホッとして倒れ込んでしまう。
あまりの眠気に耐えられなかった。
おかげで幼い頃伯父に疎まれた記憶を夢に見てしまったが。
ヘソンはスハを部屋にあげ、傷の手当てをしてやった。
熱もあるようだし、寝かせてやらないと。
スハはヘソンが心配する心を読み取り、穏やかに返事をした。
彼女の気遣いが嬉しかった。
「俺の名前、知ってる?」
「知らないわ。もう会う必要もないもの」
「スハだ。パク・スハだよ」
もしかして、と期待していたけれど、やはり彼女は覚えていなかった。
翌朝スハが目覚めると、頭はボサボサ、だらしない格好で起き出したヘソンがいた。
部屋は汚く荒れ放題、朝食は犬の餌かと思うようなしろもので、
スハは幻滅してしまう。
「あのね、お姉さんだけじゃないわよ、世の中の女は9割こんなもんよ」
スハはますます落ち込んだ。
美人で、勇気があって、素晴らしい女性……のはずだったろ?
俺が言ったんだけど、今の姿はとてもそうとは思えないや。
スハは、ミン・ジュングクの情報を得るために警察と接触した。
彼らは事件を真面目にとらえていなかったが、
警官の思考からジュングクの居場所は知れた。
彼はボランティアの炊き出しを手伝っており、弱者に優しい人間と評価されていた。
スハの記憶の中では、息子の隣で父を殴り殺す殺人鬼だったのに。
ヘソンはというと、今は新しい事件に取り組んでいた。
双子の兄弟が犯した強盗殺人事件。
問題は、どっちがどっちなのか判断がつかないこと。
店主を刺したのは兄なのか、弟なのか。
ふたりは互いに自分が刺したと主張していた。ヘソンの担当は弟。
弁護は難しいものになりそうだ。
しかも担当検事はドヨンである。
頭の痛いことに、兄側の弁護人は同僚のチャ・グァヌときている。
どちらが真の犯人なのか。ヘソンは弟の無罪を主張するつもりだ。
ヘソンはシン弁護士と一緒にグァヌの弁護の様子を傍聴した。
一見、無能に見えたグァヌは、非常に優秀だった。
うまく裁判官に良い心証を与え、情状酌量を訴えたのだ。
ヘソンは内心、双子の裁判の行方を案じた。
スハは名前を偽ってボランティアに参加し、ミョングクと接触した。
素性は隠していたが、あるきっかけで本名がばれてしまう。
ミョングクはかつて殺し損ねた幼い子どもを思いだした。
さて、どうしてやろうか。
これまで弁護士事務所内で孤立していたヘソンだったが、
ソンビンの無罪を証明したことで認められ、仲間に入れてもらえるようになった。
しかし、裁判の勝利はスハの目によるものだし、
グァヌの捜査協力があったからこそだ。
ヘソンもそれをよくわかっていて、急に不安で心細くなってしまった。
会食の席で泥酔し、グァヌにおぶわれて帰る道すがら、スハがふたりを見つけた。
ヘソンの家がわからず途方に暮れているグァヌの心を読み、
スハはヘソンを自分が送ると申し出た。
タクシーに押し込み、とにかく家に帰る。
寝言で自分のことを呼ぶ彼女が愛おしかった。
「お邪魔虫を呼んできてよ……私の隣には彼が必要なの……」
ヘソンは、事務所の話題でミョングクが出所したことを知った。
道行く男たち、誰もがミョングクのように思えてならなかった。
このメールを送りつけてくるのも、まさか……。
疑心暗鬼になったヘソンは、スハまでもミョングクの仲間ではないかと疑う。
ため息をついて帰途につくスハに、当のミョングクから電話がかかってきた。
ふたりは街のハンバーガー屋で顔を合わせた。
ミョングクは、スハの能力を知っている。
心の中でスハを挑発し、彼に思考を読ませた。
(安心しろ。10年前も標的はお前じゃなかった。
今回もそうだ。あのアマだよ。弁護士になってたな)
逆上したスハは、ミョングクに殴りかかり、
公衆の面前で彼をめった打ちにしてしまった。
夜半、ヘソンはスハの保証人として呼び出された。
彼は暴行容疑で現行犯逮捕されてしまったのだ。
被害者がミョングクだと知って、ヘソンはハッとする。
現場の様子をとった防犯カメラを見せてもらって、すべてを思いだした。
彼女が救った少年の名は、パク・スハだったことを。
スハがどんなに訴えても、警察は取り合わなかった。
仕方なく、スハは自分の能力を明らかにしようとする。
しかし、ヘソンがそれを止めた。
(やめなさい。10年前と同じ事よ。誰も信じてくれないわ。
パク・スハ、あなたの名を思いだしたわ)
スハは彼女の心を読み、ふたりは見つめ合った。
(つづく)
だんだんサスペンスっぽくなってきたぞ……面白くなるぞ……
と思って観てたらずっこけるエンディング曲。
どーにかなりませんかね、この緊張感の無さは。
正直オープニングの曲も微妙なんだよね~。
サスペンスっぽい伏線もあるけど、結局は恋愛ドラマですよ、って
言われてるみたいで力が抜けるんだ。
別にそういう編成が悪いって言ってるわけじゃない。
スハはカワイイな~なんて言いながら観てるわけだから。
ただ、前回も今回もそうだけど、ピリッとしたシーンで終わらせる時は、
その余韻を大事にさせて欲しいよ。
エンディングテーマを削るわけにもいかんのだろうけどさ。
今回のトピックは三点。
まず最大のトピックは、殺人犯ミョングクが出所したこと。
車をぶつけて事故らせといて、最後はとどめをさす……
そんな恐ろしい殺人を犯しても、10年で出て来られるものなんですね。
あの事件の動機は?解明されたの?
彼が出所したこと自体が大きな事件なので
今のところ不問に処されていますが、一番の問題は10年前の事件でしょ。
なぜスハの父親は殺されたのか?
口が軽いことが災いしたと言われていましたが、
父はどんな秘密を知っていたのでしょう?
それとも、秘密を秘密とは思わず、無造作に口にしてしまっていたのかしら?
そして、ミョングクに殺人を命じた黒幕は誰なのか?
実はわかっていないことだらけで、
さすが、このドラマの中核を為すエピソードだよなー、と感心します。
ミョングクは、10年前同様、スハのことはとるに足らない存在だと思っている。
心が読めても、そんなことはなんの証拠にもならず、
誰にも信じてもらえず、頭がおかしい奴と言われるのはスハの方だからです。
それより何より、個人的な復讐として、ヘソンを狙う。
最終的にはヘソンを殺したいのだろうと思いますが、
実は殺人なんて、そう簡単にできることではない。
見つからないようにしたいと思えばなおさらです。
それよりも、脅かして怖がらせたり、辱めたり、
苦痛を与える方法なら、いくらだってあるのです。
そういうことをしそうなゲスな犯人だからこそ、
スハは恐れているんだろうと思います。
「俺は彼女に命を救われた。彼女がいなかったら俺の命はなかった。
だから彼女を、絶対に守る。彼女に手を出したら、殺すぞ!」
スハはいい子ですよ。
親戚に疎まれ、不気味な能力を得て、つらい目にあってばかり。
「お父さんと一緒に自分も死ねばよかった」と思った日だってあるはずです。
それでも、自分を生かしてくれたヘソンを心から大切に思い、
父の無念を晴らしてくれた勇気ある少女を尊敬し、
いつか会いたいと念じながら生きてきたのですもの。
ただ!
もうちょっと賢かったら良かったのに~。
ミョングクに、まだ心を読む力があるって教えなきゃよかったのに~。
性懲りもなく警察の人に「心が読める」って言っちゃいそうになるし~。
そんな熱い男の子だからカワイイんですけど、
彼がもっと賢い設定だったら、サスペンス要素も深くなっていったかもしれませんね。
頭脳戦・心理戦で盛り上がったかも。
最後は、ヘソンもスハのことを思いだしたし、
次からはバディものとしてのドラマが楽しめるのかもね。
第2のトピックは、ドヨンの出自です。
この子が判事の実の子じゃないって?
えっ?マジで?!
食卓での妙なプレッシャーのかけ方を見ると、
愛情の薄い強権的な父親だなぁという感じがしましたが、
よもや実の娘ではないとは!
これ、ドヨンは知っているのかしら?
知ってるかもなぁ。
で、成績良くなきゃ愛してくれない父のため、カンニングをしていた、と。
父にバレたら大変だから、秘密を知るヘソンを追い出すつもりだった、と。
そういうことですか?
まさかヘソンが判事の子ってわけないだろうし
(ヘソンオンマに限ってそれはないよな……)
どういうわけでドヨンは養子になったんでしょうかね?
このドヨンさん、ただのライバルとも思えないし、
判事さんこそスハパパの口封じを命じた悪い奴なんじゃ……。
いかんいかん、先は長いですからね。
まだまだわかりません。
最後のトピックは、ヘソンがグァヌさんを意識しだしたことですかね~。
なんでかっこよく見えてきちゃったんでしょうね?
あの弁護が良かったから?
う~ん、正直わたしはピンと来なかったんですよ。
あの弁護ってさ、
聾者としてずっと苦労してきたおばちゃんは、ずっと耐えてきたんだよ、って
みんなにわかってもらうためのお芝居だったわけでしょ。
自分の言いたいことをわかってもらえなくても、
怒ったりしないで、善行を積んできた人なんだよ、って。
そりゃそうなんだけどさ、わかるんだけどさ、
なんかこう、ピッタリした状況説明じゃなかったような気がしてさー。
裁判官に、おばちゃんと同じような立場に立ってもらいたくて
ああいう演技をしたわけですが、そうか!さすが!って思うほどだったかいな、と。
こればっかりは主観の問題ですかね?
チョー感動!って人もいたかもしれないので、
わたしは乗り切れなかったな、という程度です。
グァヌさんが実は切れ者で誠実でカッコイイ、というのは疑ってませんよ。
だって中身はユン・サンヒョン氏だもーん。
わたしはこのままでも十分好きだよ。
ヘソンオンマが見つけてきたお見合い相手が彼、っていうオチじゃないかと
期待しているのですが、どうなることやらね。
彼が最終的にはあの10年前の事件の謎を解き明かしてくれる、といいな。
【おまけ】
いや、やっぱりね、スハがかわいいんですよ!
「ゆれながら咲く花」を観ているから5割増しかもしれないんですけど、
かわいいのよ!
いや、ただのミーハーなおばさんみたいだから言い直そう。
上手いよね、この子ね!
暗い過去がある子なんですけど、高校生らしくこんな表情もするんですよ。
ちょっとわざとらしいですけど、かわいいですよ。
初恋は初恋であるがゆえに想いがつのり、美化しがちなんだ、という古典の先生の説明にムッとするスハ。
「そんなことないっ!」
もうどんだけヘソンを好きなのか、と。
だってヘソンに貼ってもらった絆創膏を眺めてニヤァッてしちゃうんですから
かわいいかわいい超かわいい。
まぁ……アレだね。ベッドのにおい嗅がないところが爽やか青年だね。
いいよなぁ、青少年。
ところが、これは手当てしてもらった翌朝の表情なわけで。
実際、イヤな夢を見て目が覚めたらそこにヘソンが居たときの表情はこれなわけでして。
夢の余韻って、けっこう引きずるよね。
ね、すごい警戒してるでしょ。
ヘソンだよ、ヘソンなのに。
おじさんに疎まれた子ども時代の記憶を夢で見てしまった直後だから、
心がその頃にもどってるのね。
だからこんな顔してヘソンを見てしまうのね。
これは僕が信じてもいい人間なのか?
人を信じて、また傷つけられる結果になるのではないか?
そういう警戒心が抜けきらないわけですよ、彼は。
ところが、彼女は素直にスハの心配をしてくれる。
大丈夫かしら、親に言うべきかしら、この子不良なのかしら?って。
そこでスハは、彼女を見つめるんですね。
わかってるよ、あなたはそういう人だよね。
うう、この表情……。
そして彼は、自分の本名を明かします。
彼女が覚えているかも、と思って。
その時のすがりつくようなこの目がねぇ……。
まるで捨てられた子犬。いや子鹿。いや、はいいろももんが。
ま、ヘソンは忘れちゃってるわけですが、
人間、そんなものかもしれませんね。
スハ役のイ・ジョンソク、やっぱすげぇ……と思います。
いや、ほんとのこというとわたしただのミーハーなおばさんなんで、
カワイイッ!
と大声で言わせていただきますね。
みなさんもどうぞご覧になって彼の表現力と演技力、お確かめあそばせね。
みなさんのハマり方を聞くのも楽しいですよ~。
役者さんつながりでドラマを観るのは面白いですよね。
ユチョンペンなら、「トキメキ☆成均館スキャンダル」は観ないと!
ぜひぜひあかつきさんのブログにもあそびに行きたいので
URL教えてくださいね。
私も一応ブログをやっていますが、いつも1.3倍速で見てるので薄っぺらくしか書けません(笑)
まさに気持ちを代弁してくれているようで、このブログと出会えて本当に良かったです♪
かの奥様方が冬ソナにハマるのを他人事だと思っていた中学生の頃の自分が見たらびっくりするくらい、韓ドラにのめり込んでしまいました(汗)
たまたまCSで屋根部屋のプリンスを放送していて、ユチョンさんが好きだったので見てみたら、韓国ドラマってこんなに面白かったんだと気付き、太陽を抱く月→君の声が聞こえるとキム・ソヒョンちゃん繋がりで見たら、見事イ・ジョンソクさんにオチて今に至ります。
ハッ!長々とどうでもいいことを語ってすみません!
他の記事にもコメントしに行きますね(^-^)/
コメントありがとうございます。
わたしの個人的な萌えブログがお役に立てて、たいへん嬉しいです。
自分の心のうちを吐き出しているだけのブログなので
お恥ずかしいのですが……。
「きっとみんなもそう思っているはずよ!」と信じて書いてますので、
あかつきさんがうんうん頷いて読んでくださっていると知って、
やったー!という気持ちです。
善徳女王、そろそろラストスパートですね。
本当に面白いドラマですよね~。
「君の声が聞こえる」から韓ドラにハマって史劇も観てらっしゃるんですね。
沼は広いし深いですから、お互い気をつけましょうね……。
ほんと、時間がいくらあっても足りなくなりますから。
もし他のドラマも観ていらしたら、ぜひそちらの記事にもコメントしてくださいね!
ありがとうございました!
子犬のようなスハが可愛くてたまりませんね(*^^*)
わかりやすい丁寧なあらすじに的確な感想が素晴らしいです!
うんうんと頷いてばかりいます。
実は最近、善徳女王を見ていて、こちらのブログにたどり着きました。
今、チャンネル銀河で53話です。
HDDが韓ドラで容量いっぱいで録画し損ねることも多く、このブログを読んでスムーズに次の話へ進めるのです。
大変お世話になっておりますm(__)m
駄文・長文で恥ずかしいですが、感謝の気持ちを表したかったので、思い切ってコメント致しました。
スハがかわいくてかわいくてしょうがない感じが
伝わってきますよ~。
そしてその気持ち、よくわかりますよ~。
そもそも10年前のあの事件が、ちゃんとした目撃証言もあるのに、
あんな扱いだというのはおかしな気がしますよね。
ヘソンの携帯写真が実はちゃんと撮れていなかったんだろう、という気がしていますが。
できればつじつまがあった、きちんとした背景がほしいのですがねー。
心が読める、というSF的な話にリアリティを持たせるためにも
そのへんはきちんとしてほしいのですが、
OPやEDの曲調を聴くと、もうしょうがないのかな、と。
あくまで恋愛モノならしょうがない、と半ばあきらめております。
まぁ、スハがかわいいんで。
目がくらんでますよね~。
「なんでもいいんです!」には大笑いしながら同意です
大人の嫌なところばかり見たせいで、冷めたところも、
まだまだ子供なところも、
ヘソンを一途に思うところも、
ヘソンを美化しすぎて現実を見て幻滅するところも、
全部全部可愛いです!www
事件の部分はお口チャック←古っw
の方がいいですよね?
10年前の事件はよくわからないですよね。ていうか韓国の捜査や裁判ってどうなってるの?
事故の傷と、バットで殴った傷は明らかに違いますよね。科捜研とかないんかい。
これは、ドラマだからなのかな?そうじゃないと、話がうまくいかないからなぁ。
ドヨンが実子じゃないって、こんな早くからわかってましたっけ?
あは、その辺よく見てないのか(⌒-⌒; )
スハ可愛い〜とかばっかり見てるからかw
それが後半の事件につながっていくのです。
その事件もなー、科捜研とかないんかい…www
でもまぁ、スハが可愛いからもう
いいんです!www
なんでもいいんです!←