DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

チベット紀行-12

2013-03-23 15:20:40 | ButsuButsu
30歳の誕生日のときには、イギリスのサウサンプトン大学にいた。

ブライアンとマーガレットの家族が盛大に祝ってくれた。

50際の誕生日には、チベットのラサにいた。

5月11日、不思議な縁だと思う。

ずっと調査旅行中だったので、この日にラサに到着したのは全く偶然だった。

心が引き締まる思いだった。

7時40分 起床。少し仕事をする。

9時00分 朝食。

10時10分 デブン(デボン)寺に行く。



標高3793m(入口)~3874m(頂上)に位置する。

珍しく犬を見た。



12時00分 市内で昼食。チキンカレーを食べた。

14時10分 通訳であるラジさんの家を訪問。

その後、市内のレストランへダンス見学と食事に出かけた。



豪華なチベット料理も待っていた。



サプライズもあった。

メンバーが私のために誕生パーティを企画していたのだ。



チベット語で書かれたケーキが運ばれてきた。

そして、私は皆さんに厳かに誓った。

今日から「ダライ・クマ」と呼んでほしいと。

ダライとはモンゴル語で、海のように深い知恵のある人、という意味だそうだ。

そんな人になりたいものである。



その後、ずっとダライ・クマと言っているが、おかげで音信不通になっていた古い友人から突然メールが届いた。

「ダライ・ラマを検索していたら、お前のことがヒットした」と。

ちなみに彼は北大で仏教哲学を研究していた。

ダライ・ラマさん、ごめんなさい。

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