DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

湖の鎮魂歌(58)

2013-09-07 23:44:52 | ButsuButsu


心配した天気もくずれずに、びわ湖環境教育クルージングが盛況に終わった。

今回参加した子供たちはとても熱心だった。

川村先生のロボットの話と実演に質問が集中した。

透明度板つくりでは、保護者もがんばった。

スポンサーである平和堂財団からも二名の方に出席していただいた。

琵琶湖汽船の中村さんが琵琶湖の深呼吸について実験を行った。

子供たちが目を輝かして彼女を取り囲んだ。

びわ湖トラストのスタッフもだんだん息があってきた。



これからも続けていきたいと思っている。

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9月6日(金)のつぶやき

2013-09-07 05:03:09 | 物語
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大丈夫か(7)

2013-09-06 19:57:40 | ButsuButsu


2012年の3月だった。

ASLO(陸水海洋学会)の元会長であるデボラ・ブロンクスが来日し、私の顔を見て「ヨーダみたい」と言った。

「えっ」と思ったが、何となく「そうかな」と思った。

そんなに耳が長いとは思わないが、雰囲気はそうなのかもしれない。



超能力があるのだ。

モノを浮かすことは出来ないが、結構、予測が当たる。

大体そのとおりになる。

と言って、占いではない。

それなりに頭の中では手に入る情報を処理してから予測する。

天気はほぼそのとおりになる。

明日の琵琶湖クルージングも一週間前から大丈夫だと思っていた。

案の定、台風が消えて青空が戻ってきた。

今の予測は、オリンピックである。

あくまで予感なので、確信はない。

日本にオリンピックが来ることはないだろう。

スペインが勝つ。

理由は二つである。

経済状態が悪いスペインを、EUはオリンピックで支えたいと切実に思っている。

自分たちのメリットになるからだ。

日本が勝っても、彼らのメリットにはならない。

もう一つは、日本への不信感だ。

特に福嶋第一原発汚染水による海洋汚染だ。

欧米ともに海洋民族で、海の汚染にはうるさい。

これは日本人の感覚をはるかに超えている。

彼らには放置している日本政府の対応が理解できない。

第一、凍土遮水壁の評判は最悪だ。

大丈夫か、と本気で疑っている。

日本人でさえ不信に思っているのに、遠く離れた国からは余計に不安に見えるのだろう。

客観的にみて、日本が勝てる見込みは少ない。

私の予感が外れればよいのだが。
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湖の鎮魂歌(57)

2013-09-06 11:12:09 | ButsuButsu


特定非営利活動法人びわ湖トラストは、沖島の清掃を計画している。

そう、離島指定を受けた琵琶湖に浮かぶあの沖島だ。

10月5日、朝8時(少し早いが)に沖島への通船がでる堀切港に集合する。

15時までの作業だ。

簡単だが、お昼は出るとのこと。

この頃になると猛暑は過ぎ去り、きっとさわやかな日差しが琵琶湖に降り注いでいるはずだ。

申し込みは、びわ湖トラストのホームページからだ。

締め切りは9月21日。

びわ湖トラストの掃除は、人が行きにくいところもターゲットにしている。

今回はカヌーも出るようだ。

できるだけ多くの人に集まってもらいたい。

びわ湖に触れて、びわ湖をきれいにしよう。

言うのは簡単だけど、実行は難しい。

この機会に、びわ湖へ来てほしい。

沖島を見てほしい。

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9月5日(木)のつぶやき

2013-09-06 05:09:32 | 物語
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大丈夫か(6)

2013-09-05 10:13:38 | ButsuButsu


凍土遮水壁に対する反対意見が続々と海外から届き始めた。

腹をくくって反対する必要がありそうだ。

地球温暖化の進行に伴い、北域では凍土が融解し、大量の溶存有機物が湖や海に流出している。

このことが、たとえば日本海に深層中の酸素濃度を低下させているという報告がある。

間違った判断は致命傷になる。

***********************

イスラエル国キンネレット湖研究所のイリア・オストロフスキー博士はこう述べている。

「凍土遮水壁に関するニュースを読みました。
30mにわたって土壌を凍らせるという考えは、少し頭がおかしいのではないかと思う。
氷の壁を作り40年にもわたって維持するには、多大なエネルギーと経費が必要だ。
さらに原子炉を廃炉にする経費も多大だ。
凍土壁はかつてテネシーにあるオークリッジ国立研究所で用いられたが、期間も6年で、規模も福島原発よりはるかに小さいものだった。
この手法はとても経費がかかり、しかも問題が多い。
もっと適切な方法を早急に考え直したほうがよい。」



カナダ国ラバル大学のワーウィック・ビンセント教授の意見はこうだ。

「氷結にかかわる問題点は、極域における湖沼や凍土の研究から明らかのように、土壌が凍る際に懸濁物質が排出されるということだ。
このことによって物質の濃度は非常に高くなり、低温でも凍ることはない。
結果として高濃度の放射性物質が抽出されることになり、やがて密度流となって流出する。
このことには非常に注意を払う必要がある。」




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9月4日(水)のつぶやき

2013-09-05 05:06:56 | 物語
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大丈夫か(5)

2013-09-04 17:35:58 | ButsuButsu


私が竜巻を見たのは、2003年7月のことだった。

例によってフブスグル湖で調査をしていた時だった。

はるか上空の雲が突然激しい勢いで回転を始めた。

誰かが「竜巻だ」と叫んだ。

ずいぶん高いところだったので危険はなかったが、それでも身がすくむ思いがした。

やがて大粒の雹が降ってきた。

上下の温度差があれば竜巻は簡単に発生する。

45℃くらいの差だろうか。

モンゴルの地表温度は10度くらいだが上空の寒気はマイナス40度くらいあり、上昇気流が発生するのだろう。

日本の場合は、地表温度が高い。

マイナス20度くらいの寒気が上空に来れば、竜巻ができてしまう。

しかも高度が低いから危険だ。

そう言えば、今回モンゴルに行って、親しかった三人が新たに他界している事を知った。

いかにもモンゴル人らしい友人がいなくなるのは淋しいことだ。



ガンバのお父さんは、かつてナショナルジオグラフィックの表紙になった。

モンゴルの英雄の一人だ。

表彰式に立ち会ったこともある。



この時彼にメダルをつけていた人がハトガル村の村長だった。

私に馬をプレゼントしてくれた人でもある。

この人もなくなっていた。



左端の男性はスフバータル号の船員で、モンゴル相撲の力士だった人だ。

彼は湖でおぼれた人を助けに行って死んでしまった。

まだ若いのに、残念な話だ。

長く生きると、友人を失うことがつらくなる。

さて日本の竜巻の話を聞くと、モンゴルを思い出す。

これからますます気候はおかしくなるのだろう。

着目は日本海の水温上昇だ。

閉鎖的な水域に暖水が入り込むと、ドンドン暖かくなるようだ。

そのうち、戦争も災害も区別がつかなくなるような時代が来るのかもしれない。
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9月3日(火)のつぶやき

2013-09-04 05:08:18 | 物語
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大丈夫か(4)

2013-09-03 23:21:39 | ButsuButsu


よくまあ、こんなに難儀なことが起こるものだ。

豪雨に竜巻、地震に汚染。

基本的には、地球規模での気候変動が遠因になっているようだ。

計画経済の崩壊も、旱魃や洪水などの異常気象が原因になっている。

食料が取れないと国民の不満が増大し、やがて政府の転覆などが起こる、というのがシナリオだ。

ここで問題なのは、代償にするものがないことだ。

人や物で犠牲にするものがない。

狭い日本では特にそうだ。

不都合を解決するためには、我慢するものが要る。

例えば収入を増やすためには、環境を犠牲にするとかだ。

ところで福島第一原発で凍土遮蔽を使うようだ。

止めたほうがよいと思うのだが、おそらく利権がかかっているのだろう。

失敗したときの責任だけではなく、国際的にも大恥をかかなければよいが。

なぜもっと効果的な方法を選ばないのだろうか。

日本というのは不思議な国だ。

シンプルに生きるようにしたほうがよい。

ゴビ砂漠の青空には、ラクダの隊列が似合う。

島国の日本いは、山の緑と海の青が似合う。

どうも日本の学識経験者は、物事を難しく扱うことが好きなようだ。

見栄えのよい数値計算はあまり信用しないほうがよい。

複雑なだけで、中身にうそが多い。

私たちを取り巻く自然は、とても複雑だけど、とてもシンプルなのだ。

おかしいと思ったことに、きちんと意見が言えるようにしたいものだ。

そうしないと取り返しのつかないことになる。
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9月2日(月)のつぶやき

2013-09-03 05:04:10 | 物語
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湖の鎮魂歌(56)

2013-09-02 18:11:59 | ButsuButsu


湖の底にはいろいろなものが沈んでいる。

時には「本当か?」と思うものもある。

これはどう見ても金塊に見える。

どこの話だかはあえて伏せておこう。

同じ場所で撮影した普通の石はこう見える。



違いがあるのだから、それぞれ別の物質なのだろう。

残念ながら、びわ湖ではない。

機会があればもう一度訪ねてみたいものだ。

こういう時の所有権はどうなるのだろうか。

時間はゆっくり過ぎていく。

そして確実に事実は積み重なっていく。

何かしても、しなくても、同じことのようだが、実は大きな違いがある。

私がその場所に行かなければ、この金塊(?)は発見されなかった。

そして、私が知ろうと知らなかろうと、この輝く石はここにあり続けただろう。

よくある話だ。

偶然が私たちを導く。

古代の遺跡の多くはそうやって見つけられてきた。

学問上の重大発見もそうだ。

知ろうとする行為があると、何か残るものだ。

たとえそれが気の遠くなるような時間を必要としたとしてもだ。

だからこそ、感性と知力を研ぎ澄まして、前向きに生きることが大切だ。

そのうちに棒にあたることもある。
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9月1日(日)のつぶやき

2013-09-02 05:09:24 | 物語
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湖の鎮魂歌(55)

2013-09-01 20:34:56 | ButsuButsu


覚悟を決めるときがある。

いつの時代でもそうだった。

大切なものを守るために、言わなければならないことがある。

曲げてはならないことを伝えるために、真剣になる時がある。

子供たちに笑いかけながら、ブライアンがふと見せる面差しには、プロの顔があった。

全力で話しかけなければ、子供たちは応えない。

彼はそのことを良く知っている。

ジョークと笑顔の陰に、彼の真骨頂がある。



私はそんな彼が好きだ。

琵琶湖を想い、

福島を憂い、

シリアを語るとき、

彼の眼には強い光が宿る。

私も彼に習いたいと思う。

強く主張し、果敢に行動することが、時には必要なこともある。

人は、そのことを忘れてはいけない。

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8月31日(土)のつぶやき

2013-09-01 05:11:39 | 物語
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