去年は源氏物語を現代語訳で読んで「得した」と実感した
大半は忘れてしまっているとしても、頭に刻まれた何かは
何も刻まれていないかつての自分とは何かが違う
源氏物語は紫式部だが、まるで対のように連想するのは清少納言の枕草子
冒頭の文章は有名だがその先は殆ど知らない
先日、偶然ツイッターで藤原道長の有名な
「この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなしと思へば」
の歌に従来の解釈とは違う説が登場して議論になっていると紹介された方がいた
「この世」が「この夜」で、「欠けたる」云々は数日前に行われた結婚式での
器のこととか(いい加減に読んだので忘れてしまったが、こんな様な内容だった・)
つまりは、小市民的な生活感にあふれた歌というのだ
紹介された方は、「それはない!」との立場の人だが、これが専門家会議で問題と
なっているのならば、専門家同士の熱い討論を聞いてみたいと思う
そこでツイッターでこの方のプロフィールを覗くと、中世の研究者らしく著作に
「枕草子」があった
そこで、急に枕草子が気になって、以前購入したままで積読状態になっている
枕草子を引っ張り出してみた(もちろん読むのは現代語訳)
この方はもっと専門的な分厚い研究本を出しているようだが、それを読むには前提となる
知識量が圧倒的に足りないので、とりあえず手頃な価格の彼女の「枕草子」の研究本をアマゾンで購入した
現代語訳の枕草子を読み終わる前に、研究本が家に届きそうだが
すぐにでもこの研究本の方を読みたい気分
でも、読んでなきゃわからない部分が多く出てくるだろうな、、
(出てきたところを、追いかけて読むしかないか)
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