ブルックナーの音楽は指揮者が頭で理解しても
聞き手にはなにか伝わらないことが多い
それよりは、彼の作品を無条件に愛しているかどうかのほうが
重要と思えてくる
そんなブルックナー好きの指揮者と思われる
アイヒホルンの指揮する2番の交響曲を聴いた
むかしCDショップで試聴盤があってヘッドフォンで
このCDを聴いた時アイヒホルンはブルックナーが好きなんだと
思い浮かんだことを今でも覚えている
それは分析的というよりは響き自体に共感しているような
深くはなくても自然を彷彿とさせるようで、、
自分はこの曲が好きだ
有名な4番よりは気に入っている
2番だけではなく、1番も好きな方で
圧倒的な感動とはいかなくても、田舎の風景をイメージさせる
音楽や素朴な野心に満ちたつくりはどこか微笑ましい
これらの曲を実演で聴いたことがないのが残念
なかなかプログラムには上がらないが
名古屋でも聴く機会があったら絶対行ってみたいものだ
あと、実際に聴いてみたいのは5番も
これは実際に聞くと最終楽章は圧倒されそうな気がする
ゲテモノ好きとしてはブルックナーの交響曲を
オルガンにアレンジしたものを実際に聴いてみたいものだ
CDにはあるがどうしても音響的に限界があるので
ぜひともナマで聴きたい
またピアノ曲・室内楽曲(弦楽四重奏曲・弦楽五重奏曲)なども
プログラムに上る機会があれば出かけてみたい