なるほど、紙の書籍なら終わりの方になればページも残り少なくなって
読んでいる方も来るべき結末に心の準備ができるが
電子書籍は今どの辺を読んでいるのか実感できず、いきなり終わってしまって
なんだか消化不良の様な気になってしまいそうなのは、充分理解できる
そういえばビートルズのアビーロード「I want you(She's so heavy)」
レコードA面の突然の終わり方もショックだったけれど
まだレコードならもうじき終わるのは予想できる
しかしCDだとそれこそ単に急に終わっただけで
トータルな印象としては両者は同じものではない気がする
話はそれたが、電子書籍には目次があって現在地を
その気になれば分かるけれど、実際にはそんなことを気にしながら読む人は少ない
紙の本なら触感で終わりに近付いているのが分かる
この感覚的な部分、案外大事なんじゃないかな
ゲキサカを電子書籍で読んでも、この本の終りがどこなんだ!
とわからなくて落ち着かなくなることがある
確かに電子書籍は便利
でも、自分はやっぱり紙の本が好き
嵩張って処分、整理に困っても、なんだかともに時間を過ごした仲間のようで愛着があるし
自分の過去を眺められるから記念にもなる
と言いつつも、今年は本読んでいないなあ
いつもなら景気づけに軽いミステリーできっかけをつかめるのだが
イマイチ調子が出ない
「ロリータ」も旅行中の電車内で読もうと思ったのにできなかったし
読みかけの本ばかり増えてきている
果たしてそれらは最後のページまで行くか?
それも仕方ないか!
縁がなかったということにしよう