パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

音楽で大事なのはメロディ?事業家はそもそも目立ちたがりや?

2024年12月09日 09時42分29秒 | 徒然なるままに

心にうつりゆくよしなしごと、、など

昨日、とても安価で音楽を楽しむことのできる新城吹奏楽団
99回目の定期演奏会が文化会館で開催された
3部構成で、真ん中には小学校の頃、器楽合奏で演奏したスケーターズワルツがあった
自分はアコーディオン担当で、いろんな楽器が参加してきて生じる和音の
ふわっとした感じがとても気持ちよかったのを覚えている

次に演奏されたのはクラシックの音楽が散りばめられたフックト・オン・クラシックス
一曲の中にクラシックの音楽、その題名を尋ねるという試みがなされた

20の中16曲ぐらいはわかった
挙手したマイクが回ってきて、解答して正解だったので
お菓子と次回演奏会の優待券が入った袋をもらえた
(これで元はとった)

ところでその演奏を聞いていて浮かんだの以下のこと
音楽はメロディー、リズム、和音(和声)が三要素とされるが
その中でメロディは際立って大切だな、、と実感した
散りばめられた名曲は、それぞれ際立ったメロディだ
極端に言えばメロディーこそが音楽才能の発揮場所ではないか
と思ったりした

日本の有名な作曲家、武満徹は自身はメロディメーカーとして才能は
ないと思い込んでいたそうだ
確かに彼の作品は記憶に残るメロディはない
その代わり武満トーンと言われる厳しい寂しい音色は心に訴える

話は変わって、最近のポップス音楽
音楽自体よりもダンス等の演出がメインで、曲自体というかメロディは
ちょいと無理筋のモノが多いと思えてしまう
歌の部分だけ取り上げて聴くとその歌はちょいと幼稚な感じがしてしまう

伝説のバンド、ビートルズが今も尚輝きを保っているのは
おそらくメロディメーカーとしての作曲能力が抜群だったからと思われる
どんな駄作でもどこか音楽的なポール・マッカートニーの作品
どこか心の自然な発露と思えるジョン・レノンの作品
それらは武満徹やバーンスタインもその点での彼らの才能を認めている

アカペラで歌われた時、一本の旋律の持つ力がよくわかる
古い曲でも「影を慕いて」などは、メロディに込められた複雑な感情は
感じとれる
だが今の歌は、、、、

なんだかなあ、音楽そのものが大事にされていないようで
いつも不満を覚えてしまう(年寄りの戯言か?)

もう一つ、心に浮かんだのは自己承認欲求の大き過ぎた
とされた折田楓さんのこと
兵庫県知事線でSNS部門を任されたと自身のNoteに書いて
それが盛ったとか、目立ちたがりやとの声があがっているが
事業を起こすとか物事を進めていく人物というのは
多少そうした傾向があるのではないか
(余所者、若者、馬鹿者に通じるかも)

例えばバンドでは目立ちたい人物はボーカルで、
その人がいろいろ引っ張っていくということはある
そしてそのパワーに大衆は惹かれていくことがあるように

彼女の提案した仕事
種まき、育成、収穫と分けて、それぞれの時期に行うことを設定する
スローガンを決めて、それに基づいて行う
これらはそれなりの頭と経験の持ち主の仕事だと思われる
そしてそれだからこそ、誇りたいと言う気持ちが芽生えたのではないか
ましてSNSで有効だったのは立花氏のYoutubeとされつつあったから
それに対抗してそうではないと言いたい気持ちはわからないではない

それにしても世界は分断化されているようだ
アメリカも韓国も、そして兵庫県民も、、
それらには共通の原因があるのだろうか
SNSがそれだと言われがちだが、それば伝わり方も問題で
もっと根本的な何かがあると思えて仕方ないのだが


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もしかしたら公選法違反? | トップ | まとまりの良い作品は、、 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然なるままに」カテゴリの最新記事