てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

なぜか、大体うまくいっている

2022-06-03 | 高1
高校入学早々に受けた
スタディサポートなるもの(模試+進路アドバイス)
の結果が返ってきました。

性格や興味の分析も面白かったのですが、
この学習アドバイスが…


いや、ほんとその通りです!って感じ(笑)


けっこうイケてると思ってるでしょ?
まあね。
でもこれで満足しないでよね。
だって、実際、そんなに努力してないし。
もっとできるよね?
工夫して、やりなよ。

ってことです。

(※「成績は良い」といっても、
まあ、そこそこです)


音楽でも同じことを言われます。

「練習時間は短そうだし、
集中力も・・・
一体なにがどう作用して
このレベルに引き上げているのか
不思議ですね」
って。


ほんとにね。

しかも、実態は、
たぶん先生が想像しているよりもヒドい。
母は知っている。
知っているけど、
さすがに先生に言うのは
憚られるほどのヒドさです。


当の本人も
自分がなぜ上達しているのか
よく分からないから、
センスとか、
本番になったら出てくる
アドレナリンとか(笑)
そういうもののおかげ
ってことにしています。


不思議です。


こういう子には、言いたくなるんですよ。

・・・あの程度の気楽な練習(勉強)で、
これだけ出来るなら、
あともう少し…せめて
周りの子がやってるくらいの
平均値の練習(勉強)でもすれば、
もっと上を目指せるのにねぇ。
なんでやらないの?

って。



私も実は息子と似たタイプで
こんなに振り切ってないけど・笑)
「本番一発、結果オーライ」で
試験等々切り抜けてきましたが、
一方で
・・・どうせなら、もうちょっと
ちゃんと取り組めば良かった!
という後悔があったり、
地道に精一杯、コツコツ頑張る人への
尊敬と憧れもあったりするので、
つい、息子には求めちゃうんですよね。
自分の事を棚に上げて。

息子が想像以上の結果を出したら
「よかったね」と喜びつつも、
「でも十分な努力はしていないよね」
という思いが拭いきれないんです。


(対して、息子は
「良いんだよ!結果が全てでしょ!
ダメならダメで、また次があるし!」
と言い切っちゃってます)


・・・けど、
一方でこうも思うのです。

息子は、
こんなお気楽な性格と態度だからこそ、
これだけいろいろなことを
長く続けられたんだろうな、と。

真面目に取り組む子なら、
(余程の才能がある子でなければ)
こんなにいろいろ出来なかったかもしれない。
そうなったら、どれかを削って
何かに集中するしかなくなるものね。
(むしろそれが一般的だと思う)

では、もし
息子があれこれやりたがったとしても、
親の判断で一つに絞って
集中させようとしたら?
どうなっていただろう??

やったことが無いから想像の範囲だけど、
おそらく、
コントロールしようとしても、
こちらの思い通りには
ならないんじゃないかな。

息子は、
勝手に興味の対象を増やして、
勝手にやること増やして、
今と同じように気を散らしながら
生きて行くと思う。

心配にはなるけれど、
まあ、そういう人の人生もまた
楽しそうで良いかな
と思ったり。

とりあえず、うつ病や不眠症には
まずならないだろう
という安心感はあります(笑)
何らかの依存症にも縁遠い感じ。


今のお気楽なお花畑を維持しつつ、
グリットもある程度身につければ
いいんですけどねー。


ま、もう高校生だし、
あとは本人次第ですね。
(あ、投げちゃった)

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