奄美のサワガニは新属 伝説の女神にちなみ命名
鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息するサワガニの一種アマミミナミサワガニが、
これまで分類されていたミナミサワガニ属ではなく、別の新属であることを
琉球大などの研究グループが突き止めた。
サワガニ類の新属誕生は9年ぶり。沖縄・奄美地方を創造したとされる
伝説上の女神アマミクにちなみ「アマミクサワガニ属」と名付けられた。
研究成果は9月下旬、ニュージーランドの動物分類学専門誌
「ZOOtaxa」の電子版に発表された。
研究グループによると、メンバーの東京都立大研究生瀬川涼子さんが、
アマミミナミサワガニの遺伝子がミナミサワガニ属の他のカニとは
大きく異なることを発見。
さらに、琉球大特別研究員の成瀬貫さんと諸喜田茂充琉球大教授が、
サワガニの分類で重要な生殖器などの形状にも大きな違いがあることを確認した。
(共同通信)
鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息するサワガニの一種アマミミナミサワガニが、
これまで分類されていたミナミサワガニ属ではなく、別の新属であることを
琉球大などの研究グループが突き止めた。
サワガニ類の新属誕生は9年ぶり。沖縄・奄美地方を創造したとされる
伝説上の女神アマミクにちなみ「アマミクサワガニ属」と名付けられた。
研究成果は9月下旬、ニュージーランドの動物分類学専門誌
「ZOOtaxa」の電子版に発表された。
研究グループによると、メンバーの東京都立大研究生瀬川涼子さんが、
アマミミナミサワガニの遺伝子がミナミサワガニ属の他のカニとは
大きく異なることを発見。
さらに、琉球大特別研究員の成瀬貫さんと諸喜田茂充琉球大教授が、
サワガニの分類で重要な生殖器などの形状にも大きな違いがあることを確認した。
(共同通信)