電車特急の代表格が181系とすれば、特急気動車の代表格は間違いなく80系【キハ82】ではないでしょうか。
特に181系【151系】時代には、パーラーカーと呼ばれた特別2等車とでもいうべき存在の車両が存在して全く別格したが、2等車だけを比較しても電車と気動車では同じ特急列車といえどもかなり差がありました。
例えば、窓のカーテン、電車特急では名前の通りカーテンでしたが、キハ80系では巻き取り式の日よけ【フリーストップ式でしたが、広窓全体のため、前の席が日よけを下すと後ろの席の人もそのまま日よけが下がってしまうという・・・。そんな融通が利かないものでした。
また、シートにもその差は歴然としていました。
151系もキハ80系もT17回転クロスシーと呼ばれる、リクライニングがしないタイプなのですが、151系以降の電車では背面はモケットが貼られているのに対し、キハ80系では塩ビのシートが貼ってありいかにも格下に見えたものです。
画像 wikipedia
気動車でも、モケットが貼られた車両になるのはキハ181系まで待つしかありませんでした。
これは、地方での運用が多くなるであろう80系気動車の場合、少しでもコストダウンを図る【エンジンが車両価格の多くを占めるため】ために細かいところで簡素化していると聞いたことがあります。
しかし、利用者からすれば同じ特急料金を払うわけですから電車と気動車であまり差をつけることはしてほしくないといううのが正直な感想ではなかったでしょうか。
ただ、気動車と電車では設計の所管が元々違ったことも原因の一つではないかと考えてしまいます。
これは、電車では、運転室は原則禁煙、気動車では運転台に灰皿が設けられていました。
電車は元々近距離運行であり、車内も禁煙でしたので運転室も禁煙という流れになり、機関車ではむしろ眠気防止のため、たばこは推奨されていました。
ある機関助士という映画では、取手駅通過後機関士がたばこを吸うシーンが出てきますが、当時の国鉄ではこれは当たり前の風景だったというわけです。
参考にリンク貼らせてもらっておきます。
ある機関助士
特に181系【151系】時代には、パーラーカーと呼ばれた特別2等車とでもいうべき存在の車両が存在して全く別格したが、2等車だけを比較しても電車と気動車では同じ特急列車といえどもかなり差がありました。
例えば、窓のカーテン、電車特急では名前の通りカーテンでしたが、キハ80系では巻き取り式の日よけ【フリーストップ式でしたが、広窓全体のため、前の席が日よけを下すと後ろの席の人もそのまま日よけが下がってしまうという・・・。そんな融通が利かないものでした。
また、シートにもその差は歴然としていました。
151系もキハ80系もT17回転クロスシーと呼ばれる、リクライニングがしないタイプなのですが、151系以降の電車では背面はモケットが貼られているのに対し、キハ80系では塩ビのシートが貼ってありいかにも格下に見えたものです。
画像 wikipedia
気動車でも、モケットが貼られた車両になるのはキハ181系まで待つしかありませんでした。
これは、地方での運用が多くなるであろう80系気動車の場合、少しでもコストダウンを図る【エンジンが車両価格の多くを占めるため】ために細かいところで簡素化していると聞いたことがあります。
しかし、利用者からすれば同じ特急料金を払うわけですから電車と気動車であまり差をつけることはしてほしくないといううのが正直な感想ではなかったでしょうか。
ただ、気動車と電車では設計の所管が元々違ったことも原因の一つではないかと考えてしまいます。
これは、電車では、運転室は原則禁煙、気動車では運転台に灰皿が設けられていました。
電車は元々近距離運行であり、車内も禁煙でしたので運転室も禁煙という流れになり、機関車ではむしろ眠気防止のため、たばこは推奨されていました。
ある機関助士という映画では、取手駅通過後機関士がたばこを吸うシーンが出てきますが、当時の国鉄ではこれは当たり前の風景だったというわけです。
参考にリンク貼らせてもらっておきます。
ある機関助士
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