BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇 第14話『女神の勇士達(エインヘリヤル)』 感想:ヘディンたちのフレイヤへの想いの重さはちょっとわかりにくかったかな。

2025-02-27 11:41:16 | ダンまち
前回、ミアとリューの加勢を得て、三人でオッタルに臨むことになったベルくん。

今回は、そのVSオッタル戦の背後で繰り広げられた、ヘディンほか、他の派閥幹部たちのフレイヤへの想いとかが明かされる回だった。

その意味では、最終回のVSオッタル戦の決着を前にしたつなぎ回。

ただ、どの人物たちの描写も駆け足だったので、わかりにくかったよね。

まぁ、彼らのバックグランドについては、「ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」を読まない限りわからないので仕方ないけれど。

なので詳細は、原作18巻ファミリアクロニクル episodeフレイヤの方を見て貰うとして。

今回、改めて思ったのは、オッタルがほんとに強さだけを求めている、ということ。

むしろ、その引き換えにフレイヤに忠義を誓っていると思えた。

あと、意外と、あ、そうか、と思ったのは、アレンが故郷を黒竜に滅ぼされていた、というくだり。

あ、なるほど、じゃ、黒竜討伐に向かう原作の最終章では、やっとアレンがデレて、ベルくんたちと共闘する、ってことね、と思ったw

それから、ヘディンについては、本当にフレイヤのことを想って、彼女の望みを叶えたいと思うなら、この派閥大戦で負けて、フレイヤを神から引きずり降ろすしかない、と語っていたところ。

ここは、大事なところ。

確か18巻の感想にも書いたけど、結局、女神フレイヤは「魅了の権能」がある限り、本当に自分のことを愛してくれる相手に出会えないというジレンマを抱えているわけで。

で、その軛から彼女を解放してくれるのが、唯一、その魅了の権能を弾き返すことのできるベルだった、ということ。

つまり、ベルしかフレイヤの本気に最後まで向き合えないし、だからこそ、ベルの言葉は最終的にフレイヤにも届くはず、ということ。

このあたりは、原作でもわかりにくかったところではあるから、最終話ではうまくそのあたりを消化してくれるといいな、と思っている。

ともあれ、次回、第5期、最終回。

これでほぼ、原作に追いつくことになるけど、この先はどうするのだろう?

原作が外伝の方と完全に合流する流れになってきたことを思うと、今更ながら、今後は、『ソード・オラトリア』の方の続きをアニメ化して、原作ストックが貯まるまでのあいだの時間稼ぎをするのかな?
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 彼女、お借りします 第366話... | トップ |   

ダンまち」カテゴリの最新記事