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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

葬送のフリーレン 第139話 『鍛冶屋のクライス。』 感想:三つ巴で紡がれるフランメが人間にもたらした「魔法」の未来。俄然、ファンタジーっぽくなってきた!いいぞ!

2024-12-11 22:57:54 | フリーレン
前回の最後にで「影なる戦士」の人相書きリストを見ながら渋い顔をしていたザインだったけど、やっぱりずっと探してきた「ゴリラ」が「影なる戦士」の一員だった。

名は今回のタイトルにある「鍛冶屋のクライス」。

因果だねぇ。

ここまで引っ張ってきたザインの探しびとがなんと帝国の暗殺者集団の一員で、しかも彼らと交戦する段階になって、ずっと別れたままのザインとフリーレンたちが再会するのだから。

でも、これ、多分、最初からこういう構成を考えて、ザインと旅の途中で分かれることにしたのだろうなぁ。

いやー、恐れ入る。

だって、ザインと分かれたから、フリーレンたちは、今回行動をともにする大陸魔法協会の魔法師たちと知り合うことになったのだから。

それも含めて、すっかりザインのことを忘れていたところでのザインとの再会、そして、ザインの探しびとであるゴリラの登場だものw

いや、びっくりだよ、ザイン、マジでヒロインじゃんw

好きだった彼を見つけたら、その人は、ヤクザの構成員だった・・・みたいな展開だものw

しかも、そうしたメインの個人的確執を今後の物語の柱のひとつにしながら、その一方で、「影なる戦士」と大陸魔法協会と(帝国の)魔導特務隊の三つ巴の対決が繰り広げられるのだから。

で、その対決の掛け金が、人類社会における「魔法の存亡」なのだから。

フリーレンの師匠で、ゼーリエの弟子だったフランメが残した「人間の魔法」の行く末が賭けられている。

この三つ巴の構想の中、きっと、フリーレンとゼーリエの間で、フランメの目指した「魔法の未来」について、互いに真っ向異なる解釈のぶつけ合いも生じるのだろうしw

二人の長命の、神のようなエルフが、千年前に亡くなった一人の人間の女性の想いについて激論を交わすのだろうから。

いやー、マジでファンタジーしてきてなぁ。

しかも、その二人のエルフの理解の及ばない「女神の魔法」まで用意されているのだから。

そして、その女神の魔法の系譜に、ザインたち修道士の治癒魔法があるのだから。

ほんと、因果だなぁ。

ものすごく面白くなってきた!
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