二月の終りに「ひまわり海に咲いた」の上演を企画された
茜小雪さんは、旅公演の一座の役者さんだ。
今も雪深い石川県のとある町に、一ヶ月間滞在し公演されている。
雪が積もって、ものすごーく寒いらしい。
毎日本番が二回、毎回演目が違うため、昼公演の後に夜公演に向けての稽古。
夜公演が終われば次の日の昼公演の稽古。
台本はなく、演出に口頭で言われるセリフと動きをその場で覚えるそうだ。
電話がかかってくる時は、いつも深夜の一時頃で、
決まって「今、稽古が終ったんです」と言っているし、
劇団員と劇場で寝食を共にし、プライベートも殆ど無し、
そんな生活を十年以上続けているそうだ。
「どうして旅一座の役者に?」と聞くと、
お芝居がしたくて、たまたま見た雑誌に載っていたのがその劇団の広告で、
たまたま電話して、旅公演に付いて行き、帰ってきてまた旅に出て、今に至るらしい。
あまりに過酷そうで、疲れきっていて、
「青春時代なのに……!?」と、訳のわからないことを言ってしまった。
いつもは時代劇ばかり。十年たってふと立ち止まり、
「本当にやりたかったお芝居ってどんなだろう」と考えて、
この企画を思いつき、知り合いをつてに私を紹介されたそうだ。
すでに了承済みだし、今さら言っても仕方無いけど、一応何度も確認した、
「本当に私でいいんですか?」って。
それでも、茜さんは「お芝居大好き」とまぶしいほどに言っていて、
娯楽の無い雪深い田舎町の冬に決まってやってくる一座を、
心待ちにしてくれるお客様は、本当に嬉しそうにお芝居を見て下さり、
やりがいを感じるそうだ。
そんな青春時代ってきっと他には無いだろう。
プロデュース公演の大変さは私も少しはわかるけど、
短い期間で、全員の呼吸が合う様に、
そのお手伝いが出来る本に、なっていて欲しいと思っている。
前売り券発売中です。
茜小雪さんは、旅公演の一座の役者さんだ。
今も雪深い石川県のとある町に、一ヶ月間滞在し公演されている。
雪が積もって、ものすごーく寒いらしい。
毎日本番が二回、毎回演目が違うため、昼公演の後に夜公演に向けての稽古。
夜公演が終われば次の日の昼公演の稽古。
台本はなく、演出に口頭で言われるセリフと動きをその場で覚えるそうだ。
電話がかかってくる時は、いつも深夜の一時頃で、
決まって「今、稽古が終ったんです」と言っているし、
劇団員と劇場で寝食を共にし、プライベートも殆ど無し、
そんな生活を十年以上続けているそうだ。
「どうして旅一座の役者に?」と聞くと、
お芝居がしたくて、たまたま見た雑誌に載っていたのがその劇団の広告で、
たまたま電話して、旅公演に付いて行き、帰ってきてまた旅に出て、今に至るらしい。
あまりに過酷そうで、疲れきっていて、
「青春時代なのに……!?」と、訳のわからないことを言ってしまった。
いつもは時代劇ばかり。十年たってふと立ち止まり、
「本当にやりたかったお芝居ってどんなだろう」と考えて、
この企画を思いつき、知り合いをつてに私を紹介されたそうだ。
すでに了承済みだし、今さら言っても仕方無いけど、一応何度も確認した、
「本当に私でいいんですか?」って。
それでも、茜さんは「お芝居大好き」とまぶしいほどに言っていて、
娯楽の無い雪深い田舎町の冬に決まってやってくる一座を、
心待ちにしてくれるお客様は、本当に嬉しそうにお芝居を見て下さり、
やりがいを感じるそうだ。
そんな青春時代ってきっと他には無いだろう。
プロデュース公演の大変さは私も少しはわかるけど、
短い期間で、全員の呼吸が合う様に、
そのお手伝いが出来る本に、なっていて欲しいと思っている。
前売り券発売中です。