藤森豊は、暇を持て余していた。
何もすることがない。できることもほとんどない。くだらない夜の街へ繰り出し、くだらない奴らが歩いている様を俯瞰するのが楽しかったのなんて先週までだった。今では誰がどこをどう歩いていようが何をしていようが何も興味はない。
藤森は、いくつかの暇つぶしを頭に浮かべては面白くないなと一蹴する作業をしばらく繰り返していたが、ふと思い立ったように近くのインターネットカフェに入った。拙い動作でパソコンを立ち上げる。起動したパソコンの画面には掲示板サイトが表示されていた。インターネット、まして掲示板サイトなんて長いことご無沙汰だった。今夜の暇つぶしには丁度良いだろう。藤森は少し悩んでから、スレッドを立ち上げた。
10/3 (水)23:17
幽霊だが、何か質問ある?
1.名無し。:10/3(水)23:17 KuMgy6e4
なんでも聞いてくれ
2.名無し。:10/3(水)23:21 BGlah8F4d
ん?再来か?
3. 名無し。:10/3(水)23:22 KuMgy6e4
すまん、再来ってなんだ
4.名無し。:10/3(水)23:29 HkGIht70
>>1 はい釣り。お疲れ、今日はもう寝ろよ。
5.名無し。:10/3(水)23:32 NkAd4Cx7
>>3 昔全く同じスレが立ったことあるんだよ、有名だろ。まさか知らねーのか?
6.名無し。:10/3(水)23:32 KuMgy6e4
>>4 にわかには信じられんと思うが事実なんだ…。
7.名無し。:10/3(水)23:34 KuMgy6e4
>>5 そうなのか、すまん。ネットに触れたのが最近だから知らなかった…。
8.名無し。:10/3(水)23:38 Lh2TfDS9
事実だろうが嘘松だろうが二番煎じとか面白くないから失せろよ
9.名無し。:10/3(水)23:39 KuMgy6e4
>>8 そうだよな、余計な時間使わせて申し訳ない。俺はお暇しようかな。
10.名無し。:10/3(水)23:43 NkAd4Cx7
>>9 いや待て、俺は聞きたいことがある。
仮に本当に幽霊だとして、なんでこんなところに書き込んだ?
11. 名無し。:10/3(水)23:45 KuMgy6e4
>>10 付き合ってくれてありがとう、でも大した理由じゃない。
ただ単に暇だったから書き込んだだけだ。慣れないことはするもんじゃないな。
じゃあ、俺はこの辺で。万が一質問があればこのスレッドに書いておいてくれ。
藤森はパソコンの画面から目をそらし、壁掛け時計へ向けた。
「なんだ、全然時間潰せなかったな。」
誰に聞かせるでもなくそうつぶやくと、パソコンの電源を落とす。そして、いくつかの暇つぶしを頭の中に思い浮かべるが、いい案は何も出てこなかった。
仕方ない、今日も街へと繰り出すことにしよう。
藤森の体が、窓をすり抜け夜空へと昇る。
誰もいなくなった部屋に、先程まで人の居た痕跡はない。
10/2 (火)
坂口のブログ読んだ。
最近の坂口昴ほんと調子乗ってる。
車だの料理だの、自慢することしかできないのか?
竹内でーすw@tkut_1274_・23時間
実際に金持ってんだから良いだろwww
僻むなカスwwwwww
はるみ@低浮上💦@imp_apple79・22時間
昔は坂口さん大好きだったケド、、、、
なんか最近人が変わっちゃったよね。
昔の坂口さんに戻って!!!(涙)
今の坂口さんは正直応援できないカモ、、
物体セックス@sexy_dynamite・22時間
坂口がお金持ってるのは本当のことだし、それを自慢することは何ら悪いことでは無い。しかもその金だって自身で起業して稼いだ金だ。褒められこそすれ、責められることじゃない。
俺らと鶏と鐘と@sagi_ore_ore・22時間
@tkut_1274_
こいつ坂口だろww
ユウキ@アイテツガチ勢@yukiaite_tsu・22時間
@sagi_ore_ore
いや名前草
私と小鳥と鈴との上位互換かよ
成人したしんちゃんbot@not_outshiri・21時間
人間金持つとこうも嫌な奴に成り下がるんだな…。何がベンツだよ、何が会員制の料亭だよ。小せえ頃遊んだミニカーと母ちゃんの飯の方がよっぽど輝いてるぜ。
相川裕美@新刊出ました@hiromi_aikawa・20時間
坂口さん…今回のブログは残念です…如何にも「成金でござい」と言わんばかりの内容に、しかもその料亭の写真に写ってる指先、ネイルしてるし女の人ですよね…
あいちゃん@kanata_love・20時間
@hiromi_aikawa
えっほんとだ!!全然気付かなかった!!
ぱるぱる@うみのこ@paru3_umi12・20時間
まあ…昴くんイケメンだし、しかも金持ちってなったら女の1人や2人いるよね…
でもこうやって見るとちょっとショックかも…
川中島智和@tmkz_knj・19時間
あ…
こりゃ、言い逃れできねーな
仮死状態のあさぎ@reoreo44asagi・18時間
自慢しいで匂わせか(笑)
良いおもちゃが転がってきたな(爆笑)
事務所さん火消し頑張ってー(笑)
のっときりすと。@notyes_yes・17時間
この写真に写ってる女の手の主特定。
恐らく声優の有閑優、ソースは有閑優のインスタ。全く同じネイルしてるし、第一関節のしわも概ね一致してる。
しろ@病み中@siro_1957・17時間
@notyes_yes
マ?仕事早すぎw
竹内でーすw@tkut_1274_・17時間
@notyes_yes
え、優ちゃん嘘だろ(´;д;`)
漆黒のレゾンデートル@himerareshi_jyagan・17時間
@notyes_yes
これは面白いことになってきましたねぇ…(暗黒微笑)
仮死状態のあさぎ@reoreo44asagi・17時間
@notyes_yes
特定班怖すぎ(笑)
アームストロング砲@sikrn_jet・16時間
別に坂口を庇う訳じゃないが、恋愛くらい勝手にさせてやれよ…
ぶぅ 来世に期待@0214_flurety・16時間
@sikrn_jet
情弱過ぎん?有閑優半年前に結婚したろ、一般男性と。
DJ里中@10/24イベント!@satoyan8888・15時間
おまいらが楽しそうだから俺も来たのに、件のブログ見つからないんだが
5つ蜂@hachi_go5・15時間
もう消したのか
早かったな
しろ@病み中@siro_1957・14時間
@satoyan8888
まとめサイトでも話題になってるよ~
ピリリダマ@piri1211piri・14時間
文◯砲も時間の問題ですね。
川中島智和@tmkz_knj・13時間
有閑優の方にも飛び火してんね
ゆずる@フォロバ100@yuzuru_0717・12時間
でも冷静に考えたら坂口昴はむしろ被害者なんだよな…金目当てで近付いてきたビッチの餌食になってんだから…
Sister sky@sister_sky8・12時間
@yuzuru_0717
確かに。
それでこんだけ荒れるってよっぽど日頃の行いが悪いんだろうな。
DJ里中@10/24イベント!@satoyan8888・9時間
今まとめサイト巡りしてたらこんなん見つかったwwww
AV女優が暴露!坂口昴は複数のAV女優と肉体関係を持っていた!?
しびぃ~@tatsuya0902・9時間
@satoyan8888
あちゃー笑
yuan@SLgnH12JBsl・9時間
@satoyan8888
逆にあっぱれ。こんだけ救えない奴も珍しい。
シーチキン侍@maguro_himono・8時間
あいつぶっちゃけ見てて不快だったし、正直ザマミロとしか思わん
魔理亞推し@reimu_mariia・8時間
それな、二度とメディアに出ないで欲しい。
シバニコフ@rimer_ri72・7時間
謝罪会見楽しみwww
シバニコフ@rimer_ri72・7時間
謝罪会見であいつが何て言うか当てようぜwww
モズの魔法使い@akirayuri_moz・7時間
@rimer_ri72
調子乗ってた奴がしおらしく謝んのなんておぞましすぎて目も当てられないんだが。
るるる@good_guy_daw・6時間
@rimer_ri72
ひとりでやってろ。
成人したしんちゃんbot@not_outshiri・6時間
@rimer_ri72
ブログ大好きの坂口だからどーせまずはブログ更新してブログ謝罪だろ
324@mitsuyo_324・5時間
@not_outshiri
ビンゴww
この度の坂口昴オフィシャルブログ炎上について
どんづまり人生@haruhinogotoku・5時間
@mitsuyo_324
汚点ありすぎてどれから謝ればいいのかわかんなくなってんじゃねーか笑笑
紅(くれない)@ku_renai_01・4時間
坂口昴がボロ出す度にお前ら嬉しそうだな
0.5g@0_5_aika・3時間
@ku_renai_01
坂口には一度死んでほしい、社会的に。
Anderson@_son・3時間
@0_5_aika
わかる。そしてそれを俺らで盛大に祝ってやりたい。
ぴあにしも@piaaanishimo・2時間
なんかこれ、「聖者の行進」みたいだな。
高野山@kushitaka・1時間
@piaaanishimo
?
さとくん@satokun00・1時間
@piaaanishimo
ああ、「聖者の行進」は死を祝う歌だから、坂口昴の社会的な死を喜んでる今の状況と似てるってことか。
シバニコフ@rimer_ri72・30分
@piaaanishimo
盛者(せいじゃ)の更新(こうしん)ってかwwwww
名無し@wagahai_cat・1分
@rimer_ri72
上手くねーよ
引っ込んでろガキ
猫を轢いてしまった。
会社からの帰りだった。上司の持ってきた案件のせいで残業をしなければ到底終わらない量の仕事が溜まっていて、連日22時前後に会社を出ており、その日も例外ではなかった。「こんなことになったのはそのせい」というわけではないが、要因の一つではあると思う。蓄積された疲労と寝不足で前方への注意が疎かになっていた。
「山道では、動物が急に飛び出す」というのは知識として知ってはいたし、気を付けていたが、まさか市街地でも飛び出してくるなんて考えもしなかった。あっと気付いたときには既に遅く、座席から体へと嫌な感触と音が伝わった。「動物を轢いた」という自覚が出たのは、それより十数メートル程走ってからだった。ハンドルを握る手が震え、声が出ない。しかし、自分の行動は案外冷静だった。まず後続車がいないことを確認し、路肩に車を停めた。そして後部座席に丸めてあった大きめのレジ袋を手に取り、車から降りて走って轢いた動物のもとへ向かった。
感触からなんとなくわかっていたが、その動物は息絶えていた。スマホのライトで照らしてみると、どうやら黒猫のようだ。首輪はついておらず、毛並みからして野良だろうことがわかる。
眩暈がした。
気のせいかもしれないが、その表情はとても苦しそうに、痛そうに見えた。ごめん、本当にごめん…と心の中で謝りながら、持っていたレジ袋越しに抱きかかえる。まだ、ほんのり温かい。
(そうか、俺…動物を、猫を今、殺したんだ…。)
体中に辺りの空気が纏わりつき、俺の首を絞めた。息が苦しい。
(ついさっきまで生きてたのに…)
黒猫の体は、ぴくりとも動かない。こういうときは、「動物を路肩に寄せて#9910へ連絡する」と教習所で教わった記憶がある。そうすべきであろうことは、よくわかっている。しかし俺は、レジ袋をそのまま裏返し、動かない黒猫の体をくるんだ。そして、抱きかかえたまま車へと戻った。いけないとはわかっているが、自己満足だとわかっているが、せめて弔いは自分でしたい。吐き出せない息が、体の中で毒素となってじわじわと体内を侵食していく。
車に入り黒猫を助手席に寝かせ、実家へ電話をかける。今住んでいる家はアパートなので、埋めてあげられる場所がない。しかし、実家ならそれなりに広い庭がある。そこに埋めさせてもらえないだろうかと考えたのだ。電話は3コール程でつながった。
「もしもし。ごめん、母さん、いきなりなんだけど…」
母の声もろくに聞かず言わせず、俺は要件をかいつまんで話した。最初は母も驚いていたし、かわいそうだけど置いてこいと何度か言われたが、どうしてもと頼むと了承してくれた。実家までは車で一時間弱程、近いとは言えない距離で、その道中での事故を心配してか、気を付けて来なさいねと優しく言い、母は電話を切った。俺はスマホをポケットになおし、車のエンジンをかける。助手席のエアコンの吹き出し口から暖かい風が出てくるのを確認してから、向きを限界まで下げた。
実家までの運転はひどくしんどかったが、なんとか帰り着いた。俺は出迎えてくれた母への挨拶もそこそこに、庭の隅っこに穴を掘る作業に入った。母は最初それを眺めていたが、気が付いたら部屋へと戻っていた。
スコップを土に突き立てる度に、罪の意識が俺の背中に重くのしかかる。その重さに耐えきれず嘔吐き、そこで穴の深さはもう十分であることに気が付いた。そっと黒猫を中に眠らせる。体はもうすっかり冷え切っていた。できるだけ優しく土を被せ、出来上がった背の低い土山に向かって手を合わる。背中が余計重く感じた。
ふらつきながらも立ち上がり、玄関の扉を開けると真っ黒な毛玉が足にまとわりついた。温かい。毛玉は目を細めてにゃおぅと声をあげた。
「ただいま、ジジ」
頭をなで、抱きかかえる。ジジはごろごろとご機嫌に喉を鳴らし、よれよれのスーツに包まれた腕に身を任せる。俺は、ジジの左前足をそっとなでた。もう動くことない足だ。
ジジは、俺が大学生の頃に拾った猫だ。車通りの多い道路のど真ん中で、声をあげることなく横たわっていた。
(ああ、かわいそうに…。あ、かわいそうと思ったらついてきてしまうんだっけ)
と考えながら通り過ぎようとしたとき、頭がぴくりと動くのが見えた。慌てて車を停め、抱きかかえると力なくぐったりと体重を預けられる。左前足を車に踏まれたのだろうことが一目でわかった。近くの動物病院に連れていくと、「命に別状はないが、轢かれた足はもう動くことはない」という旨のことを、優しく、しかしはっきりと伝えられた。
「この子はしばらく入院させて様子を見ます。元気が戻ってきたら、島田さんに迎えにきていただきたいと思います。そしてこの子は…どうしますか、里親を探しますか?それとも島田さんが保護されますか?」
そうか、と思った。放っておけなくて連れてきたが、それはこの子猫を保護する責任を俺が担ったということだ。この時点では飼うと決まったわけではなかったので、曖昧な返事をして退院までに決めておく旨を伝えたが、なんだかんだで飼うことになるのだろうなということは薄々感じていた。そして事実、ジジは今俺の腕の中にいる。
ジジはその黒い身をよじらせ、俺の腕から逃れようとする。落ちそうになるジジをそっと下ろして、その後を追う形でリビングへと向かった。
「母さん、ただいま。」
母は夕飯を用意してくれていた。
「おかえり、紀春。ごはんまだでしょ、食べていきなさい。あ、今日はもう泊ってく?」
「ああ、うん。泊ってもいいかな。」
「もちろんでしょ。じゃあほら、ごはん食べてお風呂入っておいで。」
食器がテーブルに並べられる。まともな料理を食べるのなんて久しぶりだ。お腹がくぅ、と情けない声をあげる。自分の周りを覆っている空気が、少しだけ優しくなったような気がした。
「うん、ありがとう。」
俺は泣きそうになる顔を母から逸らして、ジャケットを脱いだ。
ご飯を平らげお風呂から上がると、ジジがまたじゃれついてきた。ソファに座ると、すかさず膝に乗ってくる。喉を指先でくいくいと撫でると、ごろごろと満足げに目を閉じた。ジジの体は温かくて、ふわふわしていた。轢いてしまった黒猫とは正反対だ。ジジの大きな瞳がこちらを見つめてくる。俺は、指先で長い髭をかいくぐり、頬をそっとなでた。「瞬間」の感覚が蘇る。にゃあーん。ジジが心配そうに声をあげ、俺の手をざらりと舐めた。
「ごめんな、ジジ。」
ジジに謝ったってしょうがないが、謝りたかった。謝ることで許してほしかった。何に、誰にか。それはわからない。
「ごめん…。」
生温かい感触が頬から顎へと伝う。ジジがすんすんとにおいを嗅ぎ、膝から降りて母の方へ走っていった。空っぽになった膝から消えていく温もりと、温度を失いつつある黒猫を抱えたときのほの温かさが重なる。とめどなく零れる涙と嗚咽が、自分の中で冷ややかに響いた。
気が付いたら俺はソファで眠っていた。母がかけてくれたであろう毛布をずらそうとしたが、その上でジジがすやすやと寝息を立てていたのでやめた。時間を確認すると、四時半だった。実家から職場までは距離があるのでちょうどいい時間かもしれない。母はまだ寝ているだろう。俺はジジと母を起こさないように庭に出て、昨日築いた小さな土山に手を合わせた。母やジジのおかげで、だいぶ気持ちが楽になっていた。しかし、心のどこかで「楽になっていいのか」と思う自分がいて、じわじわと心は蝕まれていく。
母にLINEでお礼と家を発つことを伝え、ジジをひとなでしてから家を出た。車に乗り込む前にぐるりと車体全体を見回す。新たな傷はついていない。安心しつつ車を発進させ、近くのコンビニの駐車場に入った。惣菜パンをひとつとコーヒー、そして猫用の固形おやつを買う。朝食と、昨日轢いてしまった猫へのおそなえだ。埋めた実家の方におそなえしようと思ったが、野良猫が寄ってきそうなのでやめた。代わりに、現場の方におそなえをしよう。自己満足なのはわかっている。だけど、もしかしたらあの黒猫の兄弟たちや仲間がいて、いなくなったその黒猫を探しているかもしれない。そう思うと、現場にも何かしておきたい。
再び車に乗り込み、長い道のりを走る。空気は澄み切っていて肌寒かったが、窓をあけた。眠気が飛んでちょうどいい。体内に溜まっているもやが、冷気に晒され徐々に形を成していく。
事故をした現場へ着いた。車を降りて歩くと、凛とした風が俺を追い越していく。その風に誘われるように俺は「その場所」に立ち、猫用のおやつを道の端にそっとおいて、手を合わせた。形を成したもやは、鋭く尖って俺の中で暴れている。立ち上がると、眩暈がした。視界が一瞬黒く染まり、直後中心から外側に向かって解放された。何回か、瞬きをする。解き放たれた世界には色がついていた。
車に戻り、会社に向かおうとエンジンをかけ、さっきまで自分が立っていた場所に目を向けると、一匹の黒猫が走ってきて、俺の置いたおやつのにおいを数回嗅いだ後、恐る恐る口にした。スマホの画面を点ける。まだまだ時間には余裕がある。俺はその黒猫がおやつを完食するまで見守ることにした。
気持ちの整理は、未だつかない。