2016年4月14日 つづき
午前中は、天理市の石上神宮から天理市トレイルセンターまで歩いた。
昼食後は天理市の残りを歩いて、桜井市のJR三輪駅まで歩く予定。
≪天理市トレイルセンター前の路上にあった地図≫
11:50 昼食を終え、「山の辺の道」後半は天理市トレイルセンター前の「そば処 千古」をスタート。
≪行燈山古墳(崇神天皇陵)≫
天気が良くなり、かなり蒸し暑くなって来た。
≪渋谷向山古墳(景行天皇陵)≫
≪野菜の無人販売所≫
12:17 正面に大神神社(おおみわじんじゃ)のご神体「三輪山」が見える。
道標の下には、「額田王歌碑」。
12:29 纒向遺跡(まきむくいせき)
ヤマトの発祥の地、邪馬台国とも言われているが・・・・?
12:31 相撲神社
≪檜原神社(ひばらじんじゃ)≫
13:00 「檜原神社」に到着。
「しめ縄」をくぐり「三ツ鳥居」に向かおうとしたら、参道の白砂の上に真直ぐの砂紋がでクッキリと・・・。
足を踏み出すのを躊躇していたら、私の後から来て隣に立った一人旅の女性も困った様子。
二人同時に踏み出したが、何か勿体ない事をしているような・・・。
≪檜原神社の三ツ鳥居≫
檜原神社はこれから訪ねる「大神神社」の摂社。本殿や拝殿はなく、この「三ツ鳥居」の前から御神体の三輪山を直接遥拝する。
神社の前の茶店で休憩タイム。滅多に喰わないソフトクリームでクールダウン。
ここからは地道となって、古道の雰囲気が出て来た。
12:28 玄賓庵(げんぴあん)
≪狭井神社(さいじんじゃ)≫
13:46 「狭井神社」に到着。
大神神社の摂社で、病気平癒のご利益がある。
三輪山の唯一の登拝口が境内にある。山頂までは1時間くらい掛かるらしい。社務所で受付け。
登拝のルールはかなり厳しい。写真撮影不可。登ってみたかったが、時間的に断念。
三輪山から湧き出る神水を拝受する「薬井戸」。コップは滅菌室に入れられてあり、使った後はすすいで戻す。
神水は汲んで持ち帰り可能。
三輪(桜井市)側から山の辺の道を歩く方は、是非、カラのペットボトルを持参しては如何・・・。
≪大神神社(おおみわじんじゃ)≫
14:06 日本最古の神社の一つ、「大神神社」に到着。
荘厳なたたずまいの拝殿から三輪山を遥拝。
大神神社(三輪明神)は、昨年の11月にも参拝している。(三輪ソーメンを食べに来たのだが・・・)
≪大神神社 二の鳥居≫
≪平等寺≫
14:33 大神神社の拝殿前から横に抜けると、数分で平等寺に出られる。
聖徳太子が開祖といわれる古刹。
≪桜井市の汚水マンホールの蓋≫
亀甲文様で、中央はサクラの花をデザインした市のマーク。
14:47 金屋の石仏
釈迦と弥勒の線刻。もとは平等寺にあったものとされる。格子戸越しに拝観。
≪海拓榴市(つばいち)観音堂≫
宿場町のような風情の集落を歩いて行くと、「海拓榴市」の説明板を見つけたが「観音堂」がどこか分からない。
近くに居た住民の方に尋ねたら、とても親切に教えてくれた。道標の裏手の方にあって分かりにくい場所。
民家の様な造りで、ガラス戸越しに観音様と思われる仏像を撮影。
15:05 「山の辺の道」歩きが完了。
15:30 雰囲気の良い通りを20分ほど歩いて、JR桜井線「三輪駅」に到着。
「北・山の辺の道」、「南山の辺の道」の完全制覇の自己満足に浸る。
駅前のお土産屋で生ビールを飲んでいる、一人旅のオネーちゃんがいた。
私は、奈良市内の行き付けになった居酒屋まで、必死にガマン!!
南・山の辺の道のコースタイム(単位:分)
石上神宮-(12)-内山永久寺跡-(25)-夜都伎神社-(12)-竹之内環濠集落-(17)-
萱生環濠集落-(14)-念仏寺-(14)-長岳寺-(3)-天理市トレイルセンター前
【昼食】
天理市トレイルセンター前-(27)-額田王歌碑-(13)-纒向遺跡/相撲神社-(29)-
檜原神社-(24)-狭井神社-(4)-大神神社-(4)-平等寺-(6)-金屋の石仏-(14)-
海拓榴市観音堂-(20)-JR三輪駅
歩いた距離:14km
歩いた時間:4時間
要した時間:7時間(拝観時間、見学時間、昼食時間などを含む)
参考までに
北・山の辺の道(奈良 春日大社 ~ 奈良 円照寺)
2015年11月 奈良の古道を歩く 北山の辺の道(1)
北・山の辺の道(天理 円照寺 ~ 天理 石上神宮)
2015年11月 奈良の古道を歩く 北山の辺の道(2)
南・山の辺の道(天理 石上神宮 ~ 天理市トレイルセンター)
2016年4月 奈良の古道を歩く 山の辺の道(1)