2018年10月15日 宮古島二日目
朝目覚めたら、外は雨。しかもけっこう強い。
今日は、伊良部島・下地島を観光する予定だが、これでは無理。
こんな日はホテルでノンビリするのがリゾートだが、今日はホテルを移らなければならない。やはり旅の予定を早めに決めないと、こういうことが起きる。
10時を過ぎても雨は止みそうで止まない。何時までも居る分けに行かないのでホテルをチェックアウト。レンタカーで出発。
≪宮古島市熱帯植物園≫
10:30 宮古島市熱帯植物園に到着。私は、宮古島の中で、雨でも時間をつぶせる場所はここしか知らない。特に、園内にある「体験工芸村」は長い時間居られる。
しかし、しばらくするとホテルの傘を持った家族連れやグループ、カップルなどの観光客がゾロゾロと現れ、オジサンの居る場所がなくなってしまった。
≪宮古島市熱帯植物園内 体験工芸村≫
以前、ここの陶芸工房で「阿形」のシーサーを作ったことがあるので、今日は「吽形」のシーサーを作って時間をつぶそうかと考えてきたが、家族連れの子供たちを押しのけるわけにもいかず、結局、伊良部島・下地島に向かうことにした。
13:00 伊良部大橋を渡る。
雨が上がり、急に青空が広がって来てイイ感じ。
この島には一度来たことがあるが、台風直撃の直前だったのでユックリできず、牧山展望台に行ったくらいだ。
今日は西回りに下地島から見て歩く。
緑色の線が今日ドライブしたルート。
≪渡口の浜(とぐちのはま)≫
≪渡口の浜 乗瀬橋方向≫
≪中の島ビーチ≫
≪通り池≫
≪下地島パイロット訓練飛行場の北端≫
「下地島空港に国際線・国内線の旅客ターミナル建設」のニュースが地元のテレビで取り上げられていた。
地元の居酒屋情報では、空港施設を充実しておいて、その後自衛隊が入って来るだろうと言われていた。周辺はホテル?などの建設ラッシュ。
≪佐和田の浜≫
ひと通り海岸線を見て回った後は、伊良部島の役場に向かう。
宮古島市のホームページによれば、10月8日から、宮古島市役所伊良部庁舎の屋上で「サシバ」の飛来数調査が行われているということなので、行ってみることにした。
≪サシバ(タカ科サシバ属) 宮古島市HPから≫
サシバは、夏の間、日本中に分散しているが、この時期、宮古島諸島などに集結して羽を休め、フィリピンなどの南方の島に渡るらしい。
遠いところでは、秋田のサシバは4日かけて伊良部島まで来るそうだ。
≪宮古島市役所伊良部庁舎屋上 サシバ飛来数調査≫
如何にも野鳥の専門家という感じのオジサンからレクチャーしてもらい、私も一緒に空を仰ぐが全く分からない。
「あそこを大群が移動しているよ!」などと指をさされるが、私の目にはドンヨリした雲しか見えない。
沖縄県の職員だというお嬢さん二人から、「下地島の上空。あの鉄塔の上。15度の角度。右側に流れてる。」などと教えてもらううちに、やっと一つの群れを確認。
数十羽の鳥の群れが、螺旋を描くように上昇しながら、遥か彼方を移動していた。
たまたま役場近くまで近づいて来たヤツを必死に撮影。この写真が、今回の限界。
考えてみれば、360度見渡せるから役場の屋上で調査しているわけで、写真撮影には向かないようです。
それでも、伊良部島にサシバの巨大モニュメントがある理由が良く分かりました。
16:20 再び伊良部大橋を渡り、今日から3泊するホテルへ移動。
17:00 東洋一美しいと言われる「与那覇前浜ビーチ」のホテルにチェックイン。
20:00 ホテルのレストランで、私の好きな「川満七重さん」の三線の弾き語りを聞きながら、今日も生ビール。