ここはパリ5区のPlace Mongeという駅からすぐの、ムフタール通り。
多くのレストランやカフェ、市場が並ぶ通りで、パリの胃袋とも呼ばれてるらしい。
パリで最も古い通りの一つのようで、ムフタール通りは今から2000年前のAD1世紀古代ローマ時代からの歴史があるのだそう。
どおりで、道路がなんとなくアッピア街道と同じような香りがするなぁと思ったわけだ・・・・・。
こんな雑貨屋さんや食べ物屋さんが軒を連ねているようです。
ホストファミリーが紹介してくれたフランス料理の有名なお店が近所にあって、
そこを人に尋ねながら辿り着く過程で、ムフタール通りが実は近いことがわかったんです。
コスプレの店や、日本の湯のみや、南部鉄器をショウウィンドウに飾ったこんなカフェまでございました。。。。
なぜここに来たかったかというと、小学生の頃に読んだ、グリ パリという作家の童話で「ムフタール通りの魔女」というものがあったんです。
魔女にさらわれたナディアという少女を、賢い弟が知恵を使って助けるというような内容だった気がするけど、
その話がとても面白くて、印象に残っていたんですね~。
まさかここでこの通りと巡り会えるとは。
フランスでは、魔女や精霊という存在は、とても身近なもののようで、
童話に出てきたり、さまざまなしきたりにまで影響を及ぼしているところもあるよう。
日本でいう鬼みたいなものか・・・・?
魔女狩りや魔女裁判の歴史なんかを考えると、もっと深いものがありそうです。
なんとなく、ふらっと立ち寄ったお店の店員さん達が、とても日本好きな方がたで、
4か国語できるというお姉さんが、堪能な英語で日本と日本人の魅力に関して、立板に水のごとく語ってくれました(#^.^#)
すぐにフェイスブックですぐに友達に。
こんな出会いもあるんですね♪
こんなぎっしり実のつまった短期留学も明日で終わり。
あー、帰りたくないなぁ。