ジュエリークリエイターBloom Fruitsの日記

アートとハンドメイドと音楽とめだかと
日々の出来事

再開!

2014-01-31 15:35:19 | 音楽
すっかりレアキャラに…というか、不在?
今日から再開です。 


去年10月から、副業でフルート講師を始めたところ…

それまでやっていた音楽活動もあり、しばらくブログお休みしてました。



今年は1月上旬に、

以前組んだことのあるPf、Fl、Saxのセッションで、

舞台に乗せていただきました。

 
曲目は、坂本龍一のTong Poo。

色々なバージョンがありますが、

ヴァイオリンとチェロの旋律をフルート、テナーサックスに置き換えて

演奏してみました。

以前一度、その編成でやったことがあるけど、

今回は全然違うものに。。。。

やはり、その時に応じて、求められる音楽も変わるものだと実感です…



元々、クラシカルな楽器で、いかにカッコいいものを創るか、

私はこれにとても関心がありまして、

スピード感があって、カッコいいもの、

日々、おもしろくできないかなと考えています。。。



彼の作品は、昔から、独特な世界観があって、

その情感に惹きこまれます。

1919なんて、第一次世界大戦と第二次大戦の間の世界を、

ドアの音や、プロペラかなと思う音を、
ヴァイオリンやチェロの音色や、ピアノの刻みで巧みに表現していて、

当時の情景が浮かんでくるようで。。。。

また、コード進行がとても魅力的。(まずい、妄想の世界に入って来た…)

いつかやってみたいと思うのは、ラストエンペラーのテーマですが。

これはまたオリエンタルな世界観があって、清朝の最後のどこかものさみしげな、

宣統帝溥儀の波乱の生も表しているような、と勝手に鑑賞してます。


鑑賞するのと、実際に演奏したり、作るのでは全く別ものなのですけどね。。。(苦笑)



最近、数人で曲を作る機会があって、

あれこれ出し合いながら、形にしていって、

かなりおもしろかったんですが、

一瞬ひらめいた時にその旋律をつかんで

すぐに記録しないと、あっという間に流れて、

どんなだったっけ?というのを何度も体験しました。


私の師匠が、

人の脳は、考えが光のように浮かんで、光のように消える、

だから即座に行って、即座に記録しなさいと、

そのような人が天才になると教えてくれたことがありましたが、納得でした。。。。


各時代の作曲家たちも、ものすごい大曲を残したりしてますが、

ICレコーダーもない時代、即座に記録したんでしょうね。


歴史に残る音楽、美術が、

後世にもたらす影響がどんなものになるのか、

後世からのぞいてみたいな。