約束

りんごへ

まったく違う町で産まれ、育ち、
まったく違う環境で生活してきた僕たち。
本当なら、出会うことすらなかったはずのふたりが、出会った。
お互いに自分にないものを持つ相手に引かれあって、今日を迎えてる。この出会いに感謝。僕らの関係は、この感謝の気持ちから始まった。
目の前の現実に終われ、その瞬間の言動に目を奪われて、この出会いへの感謝の気持ちを忘れてしまってないかな。
お互いを求めながら、でも、価値観の違いをとがめあってしまう。また、やってしまった。あなたを傷つけた。
結果として、何も残らないのに。

僕は、自分の価値観を君に押し付け、それに合わせてくれるのが当たり前だと、心のどこかで思ってたようだ。やっとそのことに、気がついた。今まで、つらい思いをさせてしまったね。
本当にごめんなさい。
僕らは永遠を約束したのだから、自分だけでなく、お互いのことを意識して寄り添っていかなくではいけない。
ふたりの未來が笑顔にあふれているために、僕は、成長したい。
見守っていてほしい。

ひまわり