笑顔の魔法

りんごへ

あなたに会って、にこにこしてたのはうれしかったから。
泣いていても、おこっていても、そこにいるのは、やっぱり りんご。
あなただから。

ほんとのこと言うとね、僕も、あなたに会うのは不安だった。笑顔になれないかもって、言ってたからね。
僕もどんな顔したらいいのか、不安だったよ。だけどね、自然と笑顔があふれてきたんだ。
となりに、りんごがいるって。

仕事をしてたらね、うまくいかないことは、山ほどあるよ。そんなに気にすることもないんだけどね。でも、その事は乗り越えてみないと分からない。僕のくろう話を聞いてみても、切り替えるきっかけにはならないかもしれないけど、僕には今のあなたの苦しみが手にとるように分かるんだ。だから、じっと待つしかない。自分の気持ちが今のつらさに慣れてしまうまで。

どうやったら、慣れるかって？
それはね、笑顔しかないんだよ。
どんなにつらくても、笑っていること。そしたらね、だんだんと、自分が何でなやんでたのか、分からなくなるんだよ。なんだ、そんなことかってね。あなたの心をいやすのは、僕が大好きなあなたの笑顔なんだよ。

昨日は、あなたのありのままの笑顔がもどってきたよ。僕は、とても幸せな気持ちで過ごすことができたんだ。
もとに戻れたかもって、言ってくれたときは、飛び上がるほどうれしくて。
これからも、僕のそばにいなさい。
お願いします。

ひまわり