続・虹の向こうに

ひまわりへ

寝る前に、おもいだしたことがあったよ。

ひまわりは虹が好き。
これは、わたしたちがつながる前…まだ同僚だった時（わたしは『上司』って呼びたいのに、ひまわりは許してくれないけど。ここは『先輩』って呼ぶことにしよう）から知っていたのかも？

ひまわりはよく、職場のコミュニケーションのつながりやチームプレーなんかを「虹」に例えて話してたことが何度かあったよね？会議の時や、飲み会の締めなんかに、よく虹の話をしてたっけ。わたしの中でそれがしっくり来てて、とってもわかりやすい話だったからいつも納得して、安心して聞いていました。



でも…いつからひまわりのこと、意識してたんだろう。
「先輩」というよりも「男性」という意識。やっぱり決定打はちょうど１年前。毎年やってくるこの時期の大仕事。その去年のお疲れ様会の時だね。 ひまわりはたまたまわたしと話す機会があって。話してくうちにこう言ってくれたんだ。

「あなた、大丈夫？？？」って。

この頃のわたしは、「職場」という集団の中での自分の立ち位置がわからなくなりかけてて。中に入れないことが多々あった時期。それを先輩のひまわりが、ちゃんと見ててくれたんだよね。それほど接点があるわけではなかったのに、上司として気持ちをしっかりキャッチしていてくれるような気がして、安心感にどっぷりつかってしまった。それで気がついた…これって…この気持ちって？？って。

それから職場の中で、ひまわりを目で追いかけては、その存在に安心してた。わたしへかけてくれる言葉に、勝手に期待したり、勝手に裏切られたり（笑）、一喜一憂しながら仕事してたっけ。

ごめんね、長くなっちゃったね。

さ、寝よう。
これだけひまわりのこと考えたんだから、今日は夢に出てきてくれるかな？夢で、お日さまの下で、いっしょに虹を見られるといいな

おやすみ、ひまわり。
明日もあいしてるよ。

りんご🍎