キプロスラリー：プジョー失格!!!

26日に行われていた審査委員会の審査結果が出ました。結果はプジョー失格。シトロエンは正式に問題なしとなりました。

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どうやら、ウォーターポンプのインペラー（ポンプの羽根車）の材質がプラスチックかメタルかの違いが命運を分けた様子。
スタンダードのXU7（プジョーとシトロエンのエンジン型式名）はメタルのインペラーらしいのですが、リビルド品はプラスチックらしいです。

プラスチックのインペラーだったプジョーによるとプラスチックのインペラーもスタンダード品だとの主張ですが、リビルド品はスタンダードとは認められなかったようです。

性能差も無いといっておりますが、メタルとプラスチックでは、まず重量が違うはず。まあ、差があると言えるレベルかどうかはわかりませんが、グラム単位で軽量化を図るラリーカーでは違うと言えるのかもしれませんね。性能的には軽量化のほか、ウォーターポンプのモーター負荷の軽減などが考えられます。デメリットとしては、強度不足による破損の危険性が増すということでしょうか。ひょっとすると、強度の問題でインペラー形状が異なっていれば、ポンプ性能にも影響が出てくると思います。

規則と言うのは、どうしてもグレーゾーンが出来てしまいますので難しいですよね。

プジョーにはアピールの権利が残っていますが…。

プジョーが失格、シトロエンの無罪となりましたので最終結果は以下のとおりです。

1　10 Pts　セバスチャン・ローブ　シトロエン・クサラ WRC　
2　 8 Pts　マルコ・マルティン　フォード・フォーカスRS WRC04
3　 6 Pts　カルロス・サインツ　シトロエン・クサラ WRC　
4　 5 Pts　ペター・ソルベルグ　スバル・インプレッサWRC2004　
5　 4 Pts　ミッコ・ヒルボネン　スバル・インプレッサWRC2004
6　 3 Pts　ヤンネ・トゥオヒノ　フォード・フォーカスRS WRC02
7　 2 Pts　アリスター・ギンレイ　スバル・インプレッサWRC S9
8　 1 Pts　ミゲル・カンポス　プジョー206WRC

総合ポイントランキング（キプロスラリー終了時点）
1.　35 Pts　セバスチャン・ローブ
2.　34 Pts　マルコ・マルティン　
3.　28 Pts　ペター・ソルベルグ　
4.　24 Pts　マーカス・グロンホルム
5.　19 Pts　カルロス・サインツ　
6.　14 Pts　フランソワ・デュバル　
7.　10 Pts　ミッコ・ヒルボネン　
8.　8 Pts　ヤンネ・トゥオヒノ　
9.　4 Pts　フレディ・ロイクス
10.　4 Pts　ジル・パニツィ

1.　58 Pts　フォード　
2.　54 Pts シトロエン　
3.　40 Pts　スバル　
4.　33 Pts　プジョー　
5.　 5 Pts　三菱