蘇るあの日。

なんという恐怖感。終わらないんじゃないかという恐怖感。もっと凄いのがくるのではないかという恐怖感。

昨日
妻が美容院にいっていたので、迎えにいったあと、最近出来たばかりの松屋へ行った。

そして、食券を買おうと店内に入る。

あ、気持ちわる。頭がふらふらするよ。車酔いしたかなぁ

と思って、妻の肩に手を乗せようとした瞬間

ユサユサユサッ
ガタガタガタッ！
ユサッユサッユサッユサユサユサユサュ

「じっ、地震だ！」

揺れている間、妻と私と息子で輪になり肩をつかみ合ってじっと耐える。

息子は何が起きたのか把握できず、

「恐い恐いッ」

と怯えている。

「大丈夫、大丈夫、お父さんもお母さんも居るから大丈夫」

と、なだめながら、周りの状況を確かめる。

駐車場にとまった、ステップワゴンが大きく揺れているのがわかった。












そして、揺れが収まった。

「凄かったねぇ、やばいかと思った」

ステップワゴンと店の看板がまだ揺れていた。　

そう、私も妻も、阪神大震災の経験者である。

今までの地震と違い、阪神大震災同様に長く揺れる地震に不安を抱く。

「なんかやだね」

「ちょっと、気分がわるかったから、立ちくらみしたのかと思ったよ」

「私も」

揺れの収まった店内で、妻の携帯でNHKニュースを見る。

「津波警報がでてるよ。震度5だって。和歌山沖みたい。」

TV携帯こういうときには役に立つ。

「明日とかに大きなのがこなければいいけどね」

阪神大震災の前日、震度3ぐらいの地震があったのだ。

そして、食事を終えて、帰宅した。

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深夜11時30分ぐらいだったろうか、家の片付けが終わり、妻と床に入る。

先に寝ていた息子を間に挟んで、横になった。

ちょっと、雑談しながら、うとうとぉっとしたときに

妻が、

「地震？」

ほんとに微妙であるが揺れていた。それを感じた次の瞬間
大きな揺れが再び3人を襲う。

2人同時に息子に覆い被さる。

周囲を見渡し、倒れそうな物がないか確認する。

上下左右に激しく揺さぶられながら、3段積みの収納ボックスを右手で抑えた。

尋常でない揺れに息子も目を覚ます。

揺れが、収まらない。リビングで食器棚が悲鳴をあげている。

ここから、とてつもない大きな揺れに変わるのではないかと不安がよぎる。

息子は、私達の下で震えている。マンションが軋む。
















ようやく、揺れが収まってった。

私
「やばかったね。」
妻
「うん、どうなるかと思った」
息子
「地震、遠くへ行った？」
私
「もう、大丈夫だよ、遠くへいったよ」
息子
「どの辺にいった？垂水？」
私
「いやぁ、もっと遠くにいっちゃったよ(苦笑)」
息子
「じゃぁ、近江八幡とか？」
私
「もっともっと遠く」
息子
「えぇ、小松？それとも加賀温泉？」
私
「もっともぉっと遠くだよ（笑）」

全部駅ですか…。
もっとも、息子は真剣に恐がっての発言ですが。

その後も、息子はなかなか寝付けず…。
体がこわばってるのが、わかった。

幸い、我が家では、何も被害はなかった。多分。

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地震って、予想ができないだけに恐いですよね。

とくに、阪神大震災をもろに神戸で体験しているだけに
ちょっと揺れただけでも、とてつもない揺れが後にくるんじゃないかと凄く不安になります。

今もちょっと不安です。

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テド★えにっき：地震ががが・・・・
jump in the box：また来た！
π氏の雑記（PCのジャンキー)：■また！! えーらい揺れたやん！地震！しかも長いし・・・。
魔女のつぶやき：恐い・・・