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エニーミュージックとは

2004-04-21 13:18:32 | IT関連
5月20日よりエニーミュージックから米appleのiTunes Music Storeと同じような音楽配信サービスが日本でも開始されるようです。

エニーミュージック

気になるお値段ですが、1曲158円、アルバム1050円からだそうです。

米appleが戦略的な1曲99セントだったのに対し日本では1曲150円(税抜き)ということですね。

せめて税込み105円なら現在の為替が1ドル=109円程度ですから衝撃的だったと思います。

逆にアルバムが1050円と言うのは衝撃的かもしれませんね。
最近のアルバムは10曲以上入っていることが多いですから実質1曲あたり105円以下になります。
でも、最低価格かこれ…。

あと、大事なコピー関係。著作権が絡むだけにややこしい問題です。
米appleのサービスの場合、購入した楽曲は3台のMacにコピーできるほか、iPodへの転送やCD-R/RWへの書き込みが無制限。
ポータブルオーディオとしてはiPodを利用しなければならないという制限はつくものの、事実上のコピーフリー。万が一の為にCD-R/RWにも焼けるので安心です。

さて、エニーミュージックの場合はどうでしょうか。
ダウンロードにはエニーミュージック対応ホームオーディオ機器が必要で
楽曲のダウンロードにはエニー ミュージックに登録が必要。(利用登録手数料315円(初回登録時のみ)、利用料315円(月額) 共に税込)年額にすると3780円。高い!!
せめて年額で315円にしないとレンタルCDと対抗できませんよエニーミュージックさん!

ということはPCではダウンロードできないということでしょうか。これって致命的。車のETCのように便利になってお得になるのだったら専用機器は買いますけど、オーディオ機器はみんな持っているでしょうし、わざわざ高いお金をだして誰が買うんでしょうか?
ちなみに既に発表されているソニーとパイオニアの対応機器の予想価格は9万円と11万5000円。

ネットワークオーディオシステム『NAS-A1』:ソニー
HDDネットワークミュージックシステム「X-AM1」:パイオニア


コピーに関してはOpenMGに対応している機器であればチェックイン、チェックアウトができるとの記事がありますからコピー無制限というわけでは無いようです。

うーん、全然ダメですね。iTune Music Storeのようなサービスとは行かなかったようです。
ソニー主導だと自分のところも守らないといけないからこういう形にならざるを得ないのでしょうか。appleはこのサービスとiPodで業績が好調に転化しましたからエニーミュージックにもがんばって欲しかったなぁ。

唯一、iTuneに勝っているとしたらPCがいらないということだけ…。
そもそもネットによる音楽配信なんだからPCを持っていない人はいないでしょうから、あんまり意味ないですね。

ちなみに、ソニーとパイオニアから出ているエニーミュージック対応機器は中身は同じと思われます。もともとソニーはDVDプレーヤーなどでパイオニアからOEM供給をうけていますので今回もパイオニアが作ったのかも。

音楽配信サービスって気になることが、歌詞カードってダウンロードできるのだろうか?それが無いから安くできるのかな?コピーや印刷ができなくてもいいから、PDFとかで提供してくれたら嬉しいのに。

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