雪の中を疾走するラリーカー。迫力満点です。
いよいよ、今週末はWRC(世界ラリー選手権)第2戦スウェディッシュ・ラリーです。
なんと言っても、このラリーの特徴はスノーラリーということでしょう。
そう、完全に雪に覆われた中でのラリーなんです。
近年は、温暖化の影響を受けて、雪が少なくなってきているのが心配ですが何とか今年も雪が降ったようで無事開催されるようです。
普通の路面であれば、タイヤは太ければ太いほど接地面積が増えグリップが増えるわけで、特にターマック(舗装路)ラリーでは極太のタイヤを履いた車が走ります。しかしながら、このラリーの路面は雪か凍結路ですから、そう簡単にはいきません。
実はこのスウェディッシュラリーに使われるのは極細のスタッドタイヤなんです。
日本では、スタッドタイヤは粉塵問題から禁止になってしまってますが、雪に完全に覆われる地域では、スタッドタイヤがまだまだ使われています。
そして、なぜに極細タイヤなのか?
それは、細くすることによってスタッドにかかる力を大きくすることがが出来るのです。
普通のラリーとは全く違ったラリーカーは見ものですよ。
今回のエントリーの注目は、フォードのセカンドのH.ソルベルグでしょうか。彼は、スバルのP.ソルベルグのお兄さんですね。
そして、スバルのセカンドエントリーはなんとサラザン。てっきりグラベルが得意なアトキンソンがセカンドになると思っていたのですが、サラザンがセカンドでしたね。しかも、サラザンのコ・ドライバーがデニス・ジロウデになっています。
サラザンのコ・ドライバーなんですが、もともと今シーズンはジャック・レヌッチというコ・ドライバーで行く予定だったんです。ところが、ラリー・モンテカルロの直前に病気になってしまい、2004年シーズンに共に戦ったパトリック・ピバトが代役を務めていたんです。そのまま、今シーズンを戦うんだと思っていましたが、まさかジロウデが来るとは夢にも思いませんでしたよ。
SUBARU - モータースポーツ:05年のサラザンのコドラはデニス・ジローデに
上記の記事にあるように、ジローデはD.オリオールとかY.カンクネンのコ・ドライバーを勤めたこともある超有名なコ・ドライバーなんですよ。それだけスバルはサラザンに賭けているということなんでしょうね。
さて、スウェディッシュラリーの行方ですが、一番の優勝候補はシトロエンのS.ローブであることには間違いないでしょう。昨年、スウェディッシュラリーで初めて北欧出身でないドライバーとして見事優勝しています。
こちらもモンテ同様にタイヤが重要な位置をしめています。
例年ミシュランが雪路面での性能でピレリを上回っていますので今シーズンもミシュランが有利と見るのが普通でしょう。ただ、レギュレーション変更によってタイヤの種類が限定されますので全く予想外の展開になることも充分ありえます。
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SUGOI車-blog:WRC 2005 Rd.2 スウェディッシュ・ラリー
いよいよ、今週末はWRC(世界ラリー選手権)第2戦スウェディッシュ・ラリーです。
なんと言っても、このラリーの特徴はスノーラリーということでしょう。
そう、完全に雪に覆われた中でのラリーなんです。
近年は、温暖化の影響を受けて、雪が少なくなってきているのが心配ですが何とか今年も雪が降ったようで無事開催されるようです。
普通の路面であれば、タイヤは太ければ太いほど接地面積が増えグリップが増えるわけで、特にターマック(舗装路)ラリーでは極太のタイヤを履いた車が走ります。しかしながら、このラリーの路面は雪か凍結路ですから、そう簡単にはいきません。
実はこのスウェディッシュラリーに使われるのは極細のスタッドタイヤなんです。
日本では、スタッドタイヤは粉塵問題から禁止になってしまってますが、雪に完全に覆われる地域では、スタッドタイヤがまだまだ使われています。
そして、なぜに極細タイヤなのか?
それは、細くすることによってスタッドにかかる力を大きくすることがが出来るのです。
普通のラリーとは全く違ったラリーカーは見ものですよ。
スウェディッシュラリーのエントリーリスト | No. | ドライバー | 車 | チーム |
---|---|---|---|
1 | S・ローブ | Citroen Xsara WRC(04) | シトロエン |
2 | F・デュバル | Citroen Xsara WRC(04) | シトロエン |
3 | T・ガルデマイスター | Ford Focus RS WRC 04 | フォード |
4 | H・ソルベルグ | Ford Focus RS WRC 04 | フォード |
5 | P・ソルベルグ | SUBARU IMPREZA WRC 2004 | スバル |
6 | S・サラザン | SUBARU IMPREZA WRC 2004 | スバル |
7 | M・グロンホルム | Peugeot 307 WRC(04) | プジョー |
8 | M・マーティン | Peugeot 307 WRC(04) | プジョー |
9 | H・ロバンペラ | Mitsubishi Lancer WRC05 | 三菱 |
10 | G・ガリ | Mitsubishi Lancer WRC05 | 三菱 |
11 | M・エクストローム | SKODA Fabia WRC(04) | シュコダ |
12 | J・トゥヒノ | SKODA Fabia WRC(04) | シュコダ |
14 | ワンドボルド | Ford Focus RS WRC 04 | フォード |
15 | C・アトキンソン | SUBARU IMPREZA WRC 2004 | スバル |
16 | パーソネン | SKODA Fabia WRC(04) | シュコダ |
17 | R・クレスタ | Ford Focus RS WRC 04 | フォード |
18 | ショーベリー | Ford Focus RS WRC 04 | フォード |
19 | カールソン | Peugeot 307 WRC(04) | プジョー |
今回のエントリーの注目は、フォードのセカンドのH.ソルベルグでしょうか。彼は、スバルのP.ソルベルグのお兄さんですね。
そして、スバルのセカンドエントリーはなんとサラザン。てっきりグラベルが得意なアトキンソンがセカンドになると思っていたのですが、サラザンがセカンドでしたね。しかも、サラザンのコ・ドライバーがデニス・ジロウデになっています。
サラザンのコ・ドライバーなんですが、もともと今シーズンはジャック・レヌッチというコ・ドライバーで行く予定だったんです。ところが、ラリー・モンテカルロの直前に病気になってしまい、2004年シーズンに共に戦ったパトリック・ピバトが代役を務めていたんです。そのまま、今シーズンを戦うんだと思っていましたが、まさかジロウデが来るとは夢にも思いませんでしたよ。
SUBARU - モータースポーツ:05年のサラザンのコドラはデニス・ジローデに
上記の記事にあるように、ジローデはD.オリオールとかY.カンクネンのコ・ドライバーを勤めたこともある超有名なコ・ドライバーなんですよ。それだけスバルはサラザンに賭けているということなんでしょうね。
さて、スウェディッシュラリーの行方ですが、一番の優勝候補はシトロエンのS.ローブであることには間違いないでしょう。昨年、スウェディッシュラリーで初めて北欧出身でないドライバーとして見事優勝しています。
こちらもモンテ同様にタイヤが重要な位置をしめています。
例年ミシュランが雪路面での性能でピレリを上回っていますので今シーズンもミシュランが有利と見るのが普通でしょう。ただ、レギュレーション変更によってタイヤの種類が限定されますので全く予想外の展開になることも充分ありえます。
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SUGOI車-blog:WRC 2005 Rd.2 スウェディッシュ・ラリー
でも去年は3位だったし、今年こそはポディウムの頂点を奪って欲しいです
ただやはり優勝候補筆頭はグロンホルム、ローブでしょうか
フォードのガルデマイスターもどこまでやってくれるのか注目ですね!
今年は、同じピレリのグロンホルムといい勝負が期待できるなと思ってます。
ローブがこければ、優勝の可能性もあるかなぁ…。
確かに、ガルデマイスターも期待ですね。
去年みたいに第一走者が有利となるのか、どうか・・・
ペター、リタイアだけはしないでね。