2007年2月28日スバルが2008年度以降からの新中期経営計画を発表しました。数字的な話は良くわかりませんが、日本国内の需要はすでに飽和状態で、主に海外での販売台数を伸ばしていくようです。これは、スバルに限らず日本の自動車メーカー全てに共通するテーマですね。詳しくは下記のリンクをどうぞ。
さて、新中期経営計画説明資料 [388KB]の中では既に報じられているものだけでなくいろいろと気になるポイントがありますね
まずは、5ページ目の11番のスライド「スバルらしさの追及」の項目が気になります。
- 基幹車種(グローバル化) スバルの基幹車種といえば、レガシィ、フォレスター、インプレッサにB9トライベッカでしょうかね。これらを毎年フルモデルチェンジし、グローバル化を図っていくようです。先ずは5ドアHB化されるインプレッサが最初でしょうか。
- コンパクト(欧州専用) こちらは、既に発表されているようにダイハツ ブーンのOEM車を欧州で販売します
- コンパクト(グローバル) スバル独自開発のコンパクトカーも開発するようです。上記のOEMはそれまでのつなぎでしょうかね。グラフを見る限り2010年ごろに投入という感じでしょうか。
- 多人数乗用車 既にスバルは多人数乗用車としてB9トライベッカを発売していますが、日本市場向けに新たに開発する(している)ようです。ホンダ オデッセイのような走りを意識したミニバンタイプでしょうか。グラフを見ますと、2008年ごろ投入の予定ですかね。楽しみです。
- 軽自動車 まあ、ステラが好調ですので、R1、R2のてこ入れが急務でしょうかね。今のステラはR1、R2のシャシーをベースに展開していますので、若干車内が狭いなどの問題がありますから、ステラは専用シャシーが必要でしょうね。サンバーは業務用としての確実なシェアがありますが、安全性能がいまひとつですのでここを大幅に改善して欲しいところです。
そして、次に新技術系ですね。
- 水平対向E/G搭載車台 これは、前述のフルモデルチェンジとリンクしていますね、新型シャシーを順次投入していくようです。
- ディーゼルエンジン 2008年に欧州で投入開始は既報の通り、是非日本でも販売して欲しいところです。
- 環境対応パワーユニット これ、どういうものなんでしょう?ハイブリッドならいいんですが。それならハイブリッドって書きそうな気もするし…。2009年に投入の予定
- 次世代ADA 先進運転支援システムですね。現在のレガシィだとミリ波を使った、レーダークルーズのみでしょうかね。この辺は開発費が多くかかりそうですから、トヨタとの提携をして欲しいところです。
個人的には、ディーゼルやハイブリッド、多人数乗用車がとても気になります。
R1eあたりに積まれてるやつとかじゃないですかね?