泥沼化。

ホントにこの人たちは凄い。

あっちがこうすればこうくるみたいな激しい争い。

そう、キヤノンとエプソン。

両者、がっぷり4つに組んでの争いですね。

さて、私が持っているプリンタはベストセラー機のEPSONPM-770C。私のはいたって普通のアイボリーカラーですが、当時はiMacが登場して爆発的な人気を博していたこともあり、iMacカラーバージョンまで発売されたこともある名機。これ、プリンタポートとUSBポートを両方とも装備している。
この当時は、EPSONが画質で一歩リードしてたかな。
ふち無し印刷の時もEPSON。
CANONが勝っていたのは、インクカートリッジが各色別タンクだということ。

しかし、今はどうだろう。
強インクが出たときはEPSONが有利かとおもったけれどもCANONも今回のモデルチェンジで強いインクを実現したみたい。さらにデザインを一新して登場。

ニュースリリース
キャノン：PIXUSのラインアップを一新

これ、よさげです。
なにがいいって、
・給紙トレーが2つもあります。
・両面印刷が出来ます。
これって凄くないですか？
まず、給紙トレイが2つ。家庭でのプリンター用途っていったら、写真の印刷と、インターネットで調べた情報の印刷では無いでしょうか?。そう、写真の印刷はL版、文章の印刷はA4と紙が違うわけですよ。
良く使う用紙は本体下の給紙トレーに。たまに使う用紙は上面の給紙トレーを開けてその都度挿入（もちろん開けっ放しでもいいのですけど）
という使い方ができるのであります。これは便利そう。毎日使うものではないだけに、給紙トレーが外部に出っ放しだと埃がすぐついてしまいますので掃除も大変ですし故障の原因にもなります。我が家ではカバーをかけていますが、やっぱりいざ使う時にカバーを外すのは面倒。
次に、両面印刷。
家庭用のプリンタでこれができるとは思っても見ませんでした。
キャノンは機能で勝負。

対するEPSONも新機種を同日発表。
ニュースリリース
オールフォト・カラリオ3機種「PM-A900」「PM-A870」「PM-A700」新発売
カラリオプロセレクション2機種「PX-G5000」「PX-G920」新発売
高解像度5760dpiのカラリオ・プリンタ「PM-D770」「PM-G820」「PM-G720」新発売
EPSONはなんと言っても画質で勝負。


PX-Gインク。いわゆる強インクな訳ですが、たまに息子の友人からEPSON系のプリンタで出力した写真をいただくんですけど、凄いですね粒粒感はありません。ぱっと見たら銀塩写真と見紛うほど。
ただ、さすがに斜めにして光をあててみると、微妙に凸凹した表面になってますから、全く一緒という訳には行きません。このあたりは昇華型のプリンタが有利なのでしょうね。

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総評：
デジカメ写真を写真屋さんにたのまず、自分の家で印刷したいんだという人はEPSONのプリンタ。
メインは文章印刷でデジカメ写真で保存する写真は写真屋に頼むけど、緊急時には自分の家で印刷したいんだという人はCANONのプリンタ。
年賀状を印刷したいんだという人は両面印刷のできるCANONのプリンタ。

て感じでしょうか。

機能で見れば圧倒的にCANONのプリンタでしょう。一時期CDラベル印刷でEPSONに置いて行かれてましたが、新機種で完全逆転とみるのが正しいような気がします。

画質は実際に自分のデータで自分で印刷してみて比べてみないとわからないでしょうね。
それでもEPSONがリードしているような気がしますけど。
お店にあるサンプルは、プリンタが得意な画像になっているはずですからね。鵜呑みにしてはいけません。

それにしても、両者、面白いですね、カメラメーカーであるキャノンが機能でパソコンメーカーのEPSONが画質で勝負とは。

印刷スピードや印刷コストに関しては、キャノンの方が一歩リードしているような気がしますが、統一された計算方法ではないので、一概にどちらが優れているのかは判断できません。
これ、デジカメのバッテリー測定法と同様に業界基準作ってもらえないですかね。

以上　でじ_rex　がお送りしました。


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