最近、めっきり調子を落としていたフォードが息を吹き返しました。
見事、フォードのマルコ・マーチンがダントツのスピードを見せ優勝です。
ずっと2位だったデュバルがリタイアしたのは残念ですね。
もともと、ターマックに強いとされていたフォード。最近のお家騒動の影響があったのかめっきり影が薄くなってましたが、まだ死んではいないことを証明してくれました。
おめでとうマーチン!
そして、デュバルのリタイアにより繰り上がったのがシトロエンの2台。ローブとサインツです。
ローブはラリー前から、ポイントを確実に取りに行く作戦を公言していたようで、マーチンについていけないと判断すると、安全圏での走行を徹底したようです。それでも2位を得るあたりクサラの速さを物語っています。4位以上で年間総合ドライバーズチャンピオンが確定だったので、このラリーにおいてローブの総合優勝が決定しました。サインツも相変わらずしぶとく3位、これにより、シトロエンのマニュファクチャラーチャンピオンも確定し、シトロエンはダブルタイトルを獲得しました。
さて、スバルですが、予想通りというか予想以上にターマックではダメでした。空力性能の向上を図ったとされる2004年モデルですが、おそらくネックはタイヤだと思います。今回はラリー中に雨が降ることは多少あったようですが基本的には湿っている程度という状態だった様子。これが大雨のヘビーウェットであれば、状況ががらりとかわって去年のようなピレリ優勢になったとは思いますが…。ここまでグラベルではピレリタイヤに助けられていた部分も多分にあるだけに、非常に複雑ではありますが…。ミシュランがグラベルでも結構走れることを考えると、もう少しターマックで戦えるようになって欲しいですね。
さて、ドライバーズチャンピオンもマニュファクチャラーズチャンピオンもローブとシトロエンに決定したわけですが、彼らの勝因はローブのスピードとサインツのしぶとさ、クサラの安定性でしょう。ここまで14戦でポイントが無かったのは3回、対してフォードとスバルが9回、プジョーが13回ということからもわかります。
そして、スバルのペターですが、グラベルでは圧倒的な強さを発揮したと言えると思います。ちょっとしたトラブルやミスがなければ、ローブとはいいポイント争いが出来たであろうと思うととても残念です。
もし、リチャードバーンズが病気で倒れなければ…。という思いもありますが、それは心にしまっておきましょう。こころより彼の回復を願っております。スバルのセカンドドライバーヒルボネンですけども…、ちょっと厳しいですね、フォードのお家事情で、トップドライバーであるマーチンやそれに匹敵するスピードをもったデュバルが放出されるようなので、今年のストーブリーグはヒルボネンにとっては厳しそうです。
あと2戦、上位に着いていけるスピードを見せないといくら、長期的視野との思いがあっても放出されるかも知れません…。がんばれよミッコ。
さて、残り2戦。
フルターマックのカタルニアと、スリッパリーなグラベルのオーストラリアです。
チャンピオンが決まった今、ローブもペターもマーチンもグロンホルムも、チーム事情に左右されること無く、真っ向勝負を挑んでくるはずです。ペターには、是非オーストラリアで優勝してもらって年間最多優勝記録を狙って欲しいものです。
ラリー・フランス・ツール・ド・コルス 最終結果
1位M.マルティン(F) 4:11:51.4
2位S.ローブ(C) +2:02.0
3位C.サインツ(C) +2:55.3
4位M.グロンホルム(P) +3:29.1
5位P.ソルベルグ(S) +5:06.3
6位S.サラザン(S) +7:09.1
10位M.ヒルボネン(S) +11:58.2
見事、フォードのマルコ・マーチンがダントツのスピードを見せ優勝です。
ずっと2位だったデュバルがリタイアしたのは残念ですね。
もともと、ターマックに強いとされていたフォード。最近のお家騒動の影響があったのかめっきり影が薄くなってましたが、まだ死んではいないことを証明してくれました。
おめでとうマーチン!
そして、デュバルのリタイアにより繰り上がったのがシトロエンの2台。ローブとサインツです。
ローブはラリー前から、ポイントを確実に取りに行く作戦を公言していたようで、マーチンについていけないと判断すると、安全圏での走行を徹底したようです。それでも2位を得るあたりクサラの速さを物語っています。4位以上で年間総合ドライバーズチャンピオンが確定だったので、このラリーにおいてローブの総合優勝が決定しました。サインツも相変わらずしぶとく3位、これにより、シトロエンのマニュファクチャラーチャンピオンも確定し、シトロエンはダブルタイトルを獲得しました。
さて、スバルですが、予想通りというか予想以上にターマックではダメでした。空力性能の向上を図ったとされる2004年モデルですが、おそらくネックはタイヤだと思います。今回はラリー中に雨が降ることは多少あったようですが基本的には湿っている程度という状態だった様子。これが大雨のヘビーウェットであれば、状況ががらりとかわって去年のようなピレリ優勢になったとは思いますが…。ここまでグラベルではピレリタイヤに助けられていた部分も多分にあるだけに、非常に複雑ではありますが…。ミシュランがグラベルでも結構走れることを考えると、もう少しターマックで戦えるようになって欲しいですね。
さて、ドライバーズチャンピオンもマニュファクチャラーズチャンピオンもローブとシトロエンに決定したわけですが、彼らの勝因はローブのスピードとサインツのしぶとさ、クサラの安定性でしょう。ここまで14戦でポイントが無かったのは3回、対してフォードとスバルが9回、プジョーが13回ということからもわかります。
そして、スバルのペターですが、グラベルでは圧倒的な強さを発揮したと言えると思います。ちょっとしたトラブルやミスがなければ、ローブとはいいポイント争いが出来たであろうと思うととても残念です。
もし、リチャードバーンズが病気で倒れなければ…。という思いもありますが、それは心にしまっておきましょう。こころより彼の回復を願っております。スバルのセカンドドライバーヒルボネンですけども…、ちょっと厳しいですね、フォードのお家事情で、トップドライバーであるマーチンやそれに匹敵するスピードをもったデュバルが放出されるようなので、今年のストーブリーグはヒルボネンにとっては厳しそうです。
あと2戦、上位に着いていけるスピードを見せないといくら、長期的視野との思いがあっても放出されるかも知れません…。がんばれよミッコ。
さて、残り2戦。
フルターマックのカタルニアと、スリッパリーなグラベルのオーストラリアです。
チャンピオンが決まった今、ローブもペターもマーチンもグロンホルムも、チーム事情に左右されること無く、真っ向勝負を挑んでくるはずです。ペターには、是非オーストラリアで優勝してもらって年間最多優勝記録を狙って欲しいものです。
ラリー・フランス・ツール・ド・コルス 最終結果
1位M.マルティン(F) 4:11:51.4
2位S.ローブ(C) +2:02.0
3位C.サインツ(C) +2:55.3
4位M.グロンホルム(P) +3:29.1
5位P.ソルベルグ(S) +5:06.3
6位S.サラザン(S) +7:09.1
10位M.ヒルボネン(S) +11:58.2
そしてマーティンの久しぶりの優勝はうれしいです。
フォードも来季にいい材料となりましたね。
でもマーティンはプジョーで来季は確定のようですが、デュバルはまだ決まってませんね。
デュバルはまだフォードの結果を待っているんでしょうか?
気になるところです。
ローブは優勝しちゃいましたけど、なんかぱっとしませんやっぱり安定しすぎなんでしょうか?
4戦連続2位ですからね。
ローブがぱっとしないというかWRC自体がぱっとしないのかもしれません。マニュファクチャラーが少なすぎです・・・
デュバルは既にフォードからの放出が決まってますからね。フォードが来期ちゃんと走ると決まっても戻ってこられるのかどうか…。
ヒルボネンよりも明らかに実力がありそうなので、どこにもいけなければスバルが引っ張ると言うことも充分にありそうです。
マクレーがシュコダや三菱というはなしもありますしね。
そうすればパニヤンがスバルというのもありえるかも。
ローブとソルベルグは対照的ですけども、実力はおなじぐらいでしょうね。今期は圧倒的にマシンの信頼性の勝負でした。サインツも含めリタイア数の少なさはすごいと思いますよ。
来期、C4の登場は最後の方になりそうですけど、クサラの戦闘力がどこまで続くかが、勝負になりそうです。
対してインプレッサ2005がどのような進化をするのかも焦点ですね。あ、プジョー307も信頼性さえ向上すれば速いと思いますが、スバル専用ピレリを使いこなせるかが注目ポイントですね。フォードは使いこなせずミシュランに戻りましたし。