グロンホルムがフォードへ移籍

PSAグループ（プジョーとシトロエン）の今年度一杯での撤退をめぐって、来期のドライバーズシート争いがどうなるのか注目されてましたが、プジョーのグロンホルムがまず動いたようです。

WRC.comのニュースによると、グロンホルムとフォードは2年間の契約を結んだようです。一部報道では、同じくシトロエンから参戦できなくなるローブとプライベートチームにてスーパーチームを組むと噂されていましたが、ワークスとして優勝を狙えるチームを選択してきました。

PSAがいなくなった後、残るチームはスバル、フォード、三菱、シュコダの4社のみ。
シュコダは慢性的な予算不足で来期は微妙な情勢ですし、三菱も予算不足は深刻です。となると、ワールドチャンピオンを狙える車となるとスバルとフォードしかないわけですが、スバルに関して言えば、ペターは既に決まっていますし、セカンドに関しても、新人育成の方針は変わらないようでアトキンソン、サラザンは残留と噂されています。となると、グロンホルムという超一流のドライバーが行ける先となれば、プライベーターかフォードしかないわけで、この結果はある程度予測できたといえます。

さて、もう一人の世界チャンピオン、セバスチャンローブがどう動くのか！が台注目ですね。

一方、ラリー・GBにてコ・ドライバーが死亡したマルコ・マルティンですが、一時は病気療養中のリチャード・バーンズのコ・ドライバーのロバート・レイドを迎えてラリーに復帰するとの情報がありましたが、やはり精神的なダメージが大きいようで今シーズンの残るラリーも欠場するとの発表があったようです。

Peugeot sport:News

彼も、ローブ、マーカス、ペターに匹敵するトップドライバーなだけに、頑張って欲しいと思うのですが…。辛いですね。