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【WRC】キプロス・ラリー:まもなく開催

2006-09-22 14:29:10 | WRC関連
自分的にはまだラリージャパンの余韻に浸っていたいところなのですが、年16戦もあるWRCではそうも行きません。
今週末には日本から地中海に場所を移しキプロスラリーが行われます。

キプロスラリーはその名の通り地中海に浮かぶ島、キプロス島にて行われるラリーです。

Cyprus - Google マップ

キプロスラリーは、まだ新しいラリーですが、アクロポリスラリーと並ぶラフグラベルロードが有名で、道幅も狭く曲がりくねっている為、平均速度も遅く、気温も高いためマシンにもドライバーにも厳しいとされています。

ということで、優勝候補はもちろんローブ&マーカスで間違いないでしょう。最近のフォードの速さを考えると、実力的にはどちらが優勝してもおかしくありません。しかし、マシン、ドライバーの安定感から言えば間違いなくローブでしょう。

そこに、ヒルボネン、ソルド、ストールらのドライバーがどこまでついていけるのかが見所でしょうか。

スバルに関しては、サマーブレイクで施した改良がそれほど効果が出ず、ラリージャパンでは新たなトラブルが発生し、その原因もわかっていないという泥沼状態。もはや、残りシーズンは来シーズンに向けての調整ととらえ優勝をあきらめている感じです。

World Rally Ja | News | WRC

キプロス・ラリーをわずか6日後にひかえ、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)はラリージャパンで発生した問題のすべてをいまだ究明できていない。現在、サルディニアで6日間のテストが行われている最中だが、問題の一部が突きとめられただけである。SWRTチーム・マネージャーのポール・ハワースは、少なくともブレーキの問題は解明されたと語った。



好材料としては、低迷のきっかけになったラジエターとインタークーラーのVマウントをついにやめたようです。

AUTOSPORT WEB

WRCラリージャパンではトラブル続きで苦しい戦いを強いられたスバル。約2週間のインターバルを経てスタートした第12戦キプロスでは、「インプレッサWRC2006」に大胆なメカニズム面での変更を施してきた。それは、これまでの数年間の技術的チャレンジを否定



AUTOSPORTによると、ラリージャパンからキプロスまでのたった2週間の間で、ラジエターのマウント方式を今までの斜め配置から、垂直配置に変更したようです。

そして、フィンランドとジャパンをスキップしたシュコダが帰ってきます。

World Rally Ja | News | WRC

ネステ・オイル・ラリー・フィンランドとラリージャパンをスキップしたレッドブル-シュコダは、次のキプロス・ラリーでFIA世界ラリー選手権(WRC)に戻ってくる。



ドライバーはロバンペッラとアイグナーですね。



また、PCWRCも併催され、ラリージャパンをスキップした新井敏弘さんが参戦します。

新井さんは、キプロス直前にAPRC(アジアパシフィックラリー)のラリーインドネシアに参戦して、見事優勝してのキプロス入りですので、期待したいところです。

というか、超タイトなスケジュールだったようでセレモニアルフィニッシュから警察先導で直接空港へ行かれたようです。

新井敏弘オフィシャルサイト

セレモニアルフィニッシュは午後5時30分、キプロスに向けて出発する飛行機は6時30分。空港までは45分ほどの時間がかかります。スタッフメンバーはすでに空港でチェックインを済ませ、新井選手、トニーの到着を待っています。
セレモニアルフィニッシュでは新井選手、時間が気になって仕方がない様子。
シャンパンファイトを終えるとすぐにダッシュで車に乗り込み、現地警察のパトカーの先導で空港まで直行しました。
けたたましくサイレンをならしてものすごい勢いで空港へ向かいます。



無事間に合ったようで何より...。
体調を崩されてないことを祈ります。



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