ついに発表されました。インプレッサWRC2005が!!
■SUBARU モータースポーツ
新型SUBARU インプレッサ WRC2005
第3戦のメキシコでWRCデビュー
■SUBARU TECNICA INTERNATIONAL(STI)
「インプレッサ WRC2005」、WRC第3戦ラリー・メキシコでデビュー
■Subaru World Rally Team(SWRT:英語)
- New Subaru Impreza WRC2005 to make WRC debut in Mexico - World Rally Championship - WRC
インプレッサWRC2005
インプレッサWRC2004
インプレッサWRC2003
わくわくする。間もなく登場インプレッサWRC2005
SUBARUエクストリーム
SUBARU IMPREZA WRC 2004 発表
まず、車幅が1770mmから1800mmに広げられましたね。たった3cmなので両サイドで1.5cmずつ広げられたことになります。まあ、1.7%程度なんで見た目には殆ど違いは無いはずなんですが、デザイン的にフロントフェンダー部を強調したせいか、かなりワイドになった印象を受けます。それ以外は基本的に変わっていないと言う感じですね。
それでは流体屋として気になる部分を部位ごとにチェックしてみたいと思います。
ラジエターの開口部が大きく開いている部分に若干の変化が見られます。2003に比べて、2004は横に広く、高さは狭くなりましたが、2005は高さも広げられているようです。2004では開口部にかなり角をとったデザインでしたが2005では下部のみ角を残し、あとはまっすぐ掘り込んだ感じになっています。
一部の画像には上部に遮蔽版が取り付けられているようですが、これはどういう意図なんでしょうね?昨年、トラブルの多かったウォータースプラッシュ対策なんでしょうか?
2004モデルに比べ、両サイドのエアーアウトレットの開口部が大きくなりました。これは単純にラジエターの熱気を抜けやすくする為の処理と思います。で、注目したいのが、フォグランプカバーの回り込み部。2004年モデルにくらべてさらに絞込みが大きくなっています。普通に考えれば、正面からの流れがぶつかるこの部分は抵抗になりますので、狭い方が良いはずです。それを敢えて広げてきたというのは必ず意図があると思います。私が想像するに、エアーアウトレットの抜けをよくするために広げたんだと思います。この部分を広くすることでフロントバンパー正面からサイドに回りこんだ流れが、サイドに大きく弾き飛ばされるはずです。そうすることでその裏にあるエアーアウトレット部は負圧になりますのでラジエターの熱気がより抜けやすくなる。さらには、その後ろにあるホイールの熱気も抜けやすくなるのだと思います。
このあたりは、下手な処理をすれば逆効果になりかねないのでFHIの腕の見せ所だと思います。
もう、フロントコーナースポイラーは殆ど意味のないものになっていると思います。2003年モデルだとサイドの流れを整流するのにかなり役立っていると思いますが、2004年モデル以降ではラジエターのエアーアウトレットが設置されたため、無意味でしょう。ほんの少しだけでも、残しているのはおそらく市販車デザインを残す為と思われます。残念ながらグループN(PCWRC)のホモロゲーションを取っている、STi spec Cにはフロントコーナースポイラーはついてません。
フロントコーナースポイラーを持つ車種
IMPREZA Sedan WRX STi spec C TYPE RA
IMPREZA WRX 2004 V-Limited
STI Performance - IMPREZA S203
で、もっともっと違いがあるのかもしれませんが、外見上の違いはフロント部ぐらいしか見受けられません。ニュースリリースによると冷却系やエンジン内部もかなりのリファインがされているようです。内装に関してはさらに、スイッチ類が下部に集中配置され重心を低くしているようです。
後は、メキシコラリー後に発売されるラリーXやWRCplusでの詳しい解説を待ちたいと思います。
Paul's gochamaze blog:インプレッサWRC2005
ニュースリリース
■SUBARU モータースポーツ
新型SUBARU インプレッサ WRC2005
第3戦のメキシコでWRCデビュー
■SUBARU TECNICA INTERNATIONAL(STI)
「インプレッサ WRC2005」、WRC第3戦ラリー・メキシコでデビュー
■Subaru World Rally Team(SWRT:英語)
- New Subaru Impreza WRC2005 to make WRC debut in Mexico - World Rally Championship - WRC
画像
インプレッサWRC2005
インプレッサWRC2004
インプレッサWRC2003
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わくわくする。間もなく登場インプレッサWRC2005
SUBARUエクストリーム
SUBARU IMPREZA WRC 2004 発表
ファーストインプレッション
まず、車幅が1770mmから1800mmに広げられましたね。たった3cmなので両サイドで1.5cmずつ広げられたことになります。まあ、1.7%程度なんで見た目には殆ど違いは無いはずなんですが、デザイン的にフロントフェンダー部を強調したせいか、かなりワイドになった印象を受けます。それ以外は基本的に変わっていないと言う感じですね。
それでは流体屋として気になる部分を部位ごとにチェックしてみたいと思います。
フロントバンパー下部
ラジエターの開口部が大きく開いている部分に若干の変化が見られます。2003に比べて、2004は横に広く、高さは狭くなりましたが、2005は高さも広げられているようです。2004では開口部にかなり角をとったデザインでしたが2005では下部のみ角を残し、あとはまっすぐ掘り込んだ感じになっています。
一部の画像には上部に遮蔽版が取り付けられているようですが、これはどういう意図なんでしょうね?昨年、トラブルの多かったウォータースプラッシュ対策なんでしょうか?
フロントバンパーサイド
2004モデルに比べ、両サイドのエアーアウトレットの開口部が大きくなりました。これは単純にラジエターの熱気を抜けやすくする為の処理と思います。で、注目したいのが、フォグランプカバーの回り込み部。2004年モデルにくらべてさらに絞込みが大きくなっています。普通に考えれば、正面からの流れがぶつかるこの部分は抵抗になりますので、狭い方が良いはずです。それを敢えて広げてきたというのは必ず意図があると思います。私が想像するに、エアーアウトレットの抜けをよくするために広げたんだと思います。この部分を広くすることでフロントバンパー正面からサイドに回りこんだ流れが、サイドに大きく弾き飛ばされるはずです。そうすることでその裏にあるエアーアウトレット部は負圧になりますのでラジエターの熱気がより抜けやすくなる。さらには、その後ろにあるホイールの熱気も抜けやすくなるのだと思います。
このあたりは、下手な処理をすれば逆効果になりかねないのでFHIの腕の見せ所だと思います。
もう、フロントコーナースポイラーは殆ど意味のないものになっていると思います。2003年モデルだとサイドの流れを整流するのにかなり役立っていると思いますが、2004年モデル以降ではラジエターのエアーアウトレットが設置されたため、無意味でしょう。ほんの少しだけでも、残しているのはおそらく市販車デザインを残す為と思われます。残念ながらグループN(PCWRC)のホモロゲーションを取っている、STi spec Cにはフロントコーナースポイラーはついてません。
フロントコーナースポイラーを持つ車種
IMPREZA Sedan WRX STi spec C TYPE RA
IMPREZA WRX 2004 V-Limited
STI Performance - IMPREZA S203
で、もっともっと違いがあるのかもしれませんが、外見上の違いはフロント部ぐらいしか見受けられません。ニュースリリースによると冷却系やエンジン内部もかなりのリファインがされているようです。内装に関してはさらに、スイッチ類が下部に集中配置され重心を低くしているようです。
後は、メキシコラリー後に発売されるラリーXやWRCplusでの詳しい解説を待ちたいと思います。
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Paul's gochamaze blog:インプレッサWRC2005
非常にわかりやすいですφ(.. )
よくよく見ると色々変更しているのに、ぱっと見はあまり変化ないというのが素晴らしいですよね~
他メーカーも殆ど変化がないですね。PSAやフォードは予算が削減。三菱はアクティブデフ投入。シュコダは全長が短くて車幅は広げられない。ということで真の2005年モデルは三菱とスバルぐらい。三菱はトップまで後一歩か二歩というレベルですから、実質スバルだけが充実したバージョンアップを出来るチームと考えられます。
したがって、去年のマイナートラブルは全て克服したのが2005年モデルだと思いますよ。
なので、最多優勝記録はペターの物でしょう!!
■ぽーるさん
本当は3D CADデータが手に入れば、会社に黙って解析してみたいんですけどね…(爆)
CG用のデータでも構わないんだけどなぁ…。細かい凹凸をテクスチャーマッピングでごまかされると辛いけど。
インプレッサWRC2005と2004のigesやSTLデータ募集中!!(おぃ