やりました!ペターと新井さんが優勝です。
詳細は明日追記します。
なんだか、gooサーバーが不調のようですね。
昨日、追記した記事が元に戻ってしまっています(涙
ということで、思い出しつつも新たに書き起こしですよ。
なんとスバルは1997年以来のスウェディッシュ優勝なんですね。 このときの優勝者はケネス・エリクソン。当時スバルは抜群の強さを誇っていて、ドライバーズチャンピオンこそ三菱のトミ・マキネンに持っていかれるものの、当時のスバルのマシンの安定性は抜群。エリクソンのほか、エースのコリン・マクレーとターマックスペシャリストのピエロ・リアッティを要するスバルは3年連続のマニュファクチャラーズチャンピオンを取得しています。
さて、スウェディッシュ・ラリーですが、本当に面白い展開でしたね。
スバルのペターとプジョーのグロンホルムのコンマ秒差の争い。順位もめまぐるしく変わりました。10秒前後で追いかけるシトロエンのローブですら蚊帳の外という感じ。普通のラリーならば10秒前後の差でも接戦ですよ。
しかし、こういう展開になると、本当にペターが驚くべき強さを発揮します。LEG2の終盤から、徐々にグロンホルムを突き放しにかかり、たった1.86kmのスーパーSS(SS14)でグロンホルムを4秒も離すスーパーベスト。さらに、LEG3でスパート!と思ったら、ローブが冷却系のトラブルで失速、グロンホルムがSS16でコースオフしてリタイア、ローブも結局トラブルが解決せずSS18でリタイアということで、最後は余裕のクルージングになってしまいました。
結局、上位2人がリタイアした為、プジョー307に苦労しつつも4番手を走行していたマルティンが2位に、フォードのガルデマイスターが3位に浮上しポイントを稼ぎました。この2人はモンテカルロでも上位に入賞していたため、ドライバーズチャンピオンシップでもリードしています。
最近のラリーのポイントシステムでは、とにかく完走してポイントを稼ぐことが一番ということを表していますね。そう、マシンの信頼性が一番大事。前年、マシントラブルでポイントを多く落としたスバルとプジョー、トラブルが無かったシトロエン。その結果からして明らかです。
さて、それ以外のドライバーで印象的だったのはなんと言っても三菱のG.ガリでしょう。LEG1では、上位3人に迫るスピードを見せ、SS6では自身初のベストタイムを刻みました。ランサーWRC'05の熟成が進んでいるのとガリの潜在能力の高さを示すことができましたね。エースのロバンペッラは逆に序盤振るわなかった物の後半に盛り返し、4位をGet!三菱が本当に帰ってきましたよ。
それから、フォードでセカンドドライバーとして走ったペターの実兄のヘニング・ソルベルグもなかなかの速さを見せましたね。総合5位を獲得です。
えぇ~っとシュコダに関しては…全然ぱっとせず終わりました。ヤニ・パーソネンとマティアス・エクストームが総合9位と10位ですね。
さらに、ぱっとしなかったのがスバルのS.サラザンとC.アトキンソン。アトキンソンは4番手タイムを出したりとちょっとだけ目立ちましたが、途中でコースオフして後退。結局、サラザンが13位でアトキンソンが19位でした。下位のグループNのトップのケトマキが15位、PCWRC優勝の新井さんが17位ですし、A6クラス(JWRCのクラス)で経験を積む為に参戦したスズキ・イグニスのP-G アンデルセンが18位ですからねぇ。WRカーに乗る彼等がこのレベルでは痛い…。マシンはペターと同じなんだからせめてシュコダより前にいてほしいなぁ。こんなんだったら、PCWRCが無い時にでも新井さんをWRカーに乗せてあげて欲しいと思いますよ。絶対彼らより速いと思います。
今回のスウェディッシュでは、雪が少なかった為、少し走行すれば、その下のグラベルがすぐに顔を出すというような状況だった様子。このような状況にピッタリとマッチしたのがピレリのスタッドタイヤ。ミシュランも悪くは無かったとは思いますが、ローブの卓越したドライビングテクニックに寄る所が大きいでしょう。スバル、プジョー、三菱が揃っていいタイムをたたき出しましたね。
変わって、グループNとPCWRCですが、スバルががんばってホモロゲーションを取ったインプレッサWRX Sti Spec.Cが圧倒的な速さをみせ、グループNではインプレッサに乗った、ケトマキ、新井、ブロンキスト※が1-2-3フィニッシュしました。
※ブロンキストはSpec.CではないノーマルのインプレッサWRX Sti
PCWRCにおいては新井さんが殆どのSSでトップタイムをたたき出し余裕の勝利。これは、今シーズンが楽しみですね。
最後にJWRC。実はJWRCとPCWRCはWRCの全16戦のうち8戦ずつを戦うことになっているので、JWRCとしては開催されていません。しかしながら、スズキが今後のWRC昇格をにらんで、イグニス スーパー1600でP-GアンデルセンとG.ウィルクスを参戦させました。
結果はA6クラス(JWRCと同一クラス)を1-2フィニッシュ。総合でもアンデルセンが18位とウィルクスも22位と大健闘。WRカーの最後尾とグループN(N4クラス)と互角の戦いを繰り広げました。
これは全くもって意外でしたね。WRカーは勿論のことN4クラスも2000ccエンジンで4WDなんです。滑りやすいスノーやグラベルでは圧倒的に4WDが有利なはず。それにもかかわらず1600ccエンジンの2WDであるイグニスが互角の戦いになっているというのは驚きですね。まあ改造範囲の広いAクラスですから1600ccとはいえN4クラスに匹敵するパワーはあるのでしょうが…、それにしても凄いですね。
ますます、新型SWIFTの投入が楽しみになってきました。
最終結果
WRC
1位P.ソルベルグ(S) 3:00:52.1
2位M.マルティン(P) +2:11.1
3位T.ガルデマイスター(F) +3:14.7
4位H.ロバンペラ(M) +3:26.4
5位H.ソルベルグ(F) +3:29.8
6位D.カールソン(P) +3:42.5
7位G.ガリ(M) +4:04.0
8位R.クレスタ(F) +4:39.6
-
13位S.サラザン(S) +8:01.0
19位C.アトキンソン(S) +16:51.5
PCWRC
1位新井敏弘(S)
3:15.51.9
2位A.メデギーニ(M)
+17:49.0
3位F.フリジエロ(S)
+18:13.7
4位X.ポンズ(M)
+30:58.3
5位奴田原文雄
+38:55.1
詳細は明日追記します。
なんだか、gooサーバーが不調のようですね。
昨日、追記した記事が元に戻ってしまっています(涙
ということで、思い出しつつも新たに書き起こしですよ。
なんとスバルは1997年以来のスウェディッシュ優勝なんですね。 このときの優勝者はケネス・エリクソン。当時スバルは抜群の強さを誇っていて、ドライバーズチャンピオンこそ三菱のトミ・マキネンに持っていかれるものの、当時のスバルのマシンの安定性は抜群。エリクソンのほか、エースのコリン・マクレーとターマックスペシャリストのピエロ・リアッティを要するスバルは3年連続のマニュファクチャラーズチャンピオンを取得しています。
さて、スウェディッシュ・ラリーですが、本当に面白い展開でしたね。
スバルのペターとプジョーのグロンホルムのコンマ秒差の争い。順位もめまぐるしく変わりました。10秒前後で追いかけるシトロエンのローブですら蚊帳の外という感じ。普通のラリーならば10秒前後の差でも接戦ですよ。
しかし、こういう展開になると、本当にペターが驚くべき強さを発揮します。LEG2の終盤から、徐々にグロンホルムを突き放しにかかり、たった1.86kmのスーパーSS(SS14)でグロンホルムを4秒も離すスーパーベスト。さらに、LEG3でスパート!と思ったら、ローブが冷却系のトラブルで失速、グロンホルムがSS16でコースオフしてリタイア、ローブも結局トラブルが解決せずSS18でリタイアということで、最後は余裕のクルージングになってしまいました。
結局、上位2人がリタイアした為、プジョー307に苦労しつつも4番手を走行していたマルティンが2位に、フォードのガルデマイスターが3位に浮上しポイントを稼ぎました。この2人はモンテカルロでも上位に入賞していたため、ドライバーズチャンピオンシップでもリードしています。
最近のラリーのポイントシステムでは、とにかく完走してポイントを稼ぐことが一番ということを表していますね。そう、マシンの信頼性が一番大事。前年、マシントラブルでポイントを多く落としたスバルとプジョー、トラブルが無かったシトロエン。その結果からして明らかです。
さて、それ以外のドライバーで印象的だったのはなんと言っても三菱のG.ガリでしょう。LEG1では、上位3人に迫るスピードを見せ、SS6では自身初のベストタイムを刻みました。ランサーWRC'05の熟成が進んでいるのとガリの潜在能力の高さを示すことができましたね。エースのロバンペッラは逆に序盤振るわなかった物の後半に盛り返し、4位をGet!三菱が本当に帰ってきましたよ。
それから、フォードでセカンドドライバーとして走ったペターの実兄のヘニング・ソルベルグもなかなかの速さを見せましたね。総合5位を獲得です。
えぇ~っとシュコダに関しては…全然ぱっとせず終わりました。ヤニ・パーソネンとマティアス・エクストームが総合9位と10位ですね。
さらに、ぱっとしなかったのがスバルのS.サラザンとC.アトキンソン。アトキンソンは4番手タイムを出したりとちょっとだけ目立ちましたが、途中でコースオフして後退。結局、サラザンが13位でアトキンソンが19位でした。下位のグループNのトップのケトマキが15位、PCWRC優勝の新井さんが17位ですし、A6クラス(JWRCのクラス)で経験を積む為に参戦したスズキ・イグニスのP-G アンデルセンが18位ですからねぇ。WRカーに乗る彼等がこのレベルでは痛い…。マシンはペターと同じなんだからせめてシュコダより前にいてほしいなぁ。こんなんだったら、PCWRCが無い時にでも新井さんをWRカーに乗せてあげて欲しいと思いますよ。絶対彼らより速いと思います。
今回のスウェディッシュでは、雪が少なかった為、少し走行すれば、その下のグラベルがすぐに顔を出すというような状況だった様子。このような状況にピッタリとマッチしたのがピレリのスタッドタイヤ。ミシュランも悪くは無かったとは思いますが、ローブの卓越したドライビングテクニックに寄る所が大きいでしょう。スバル、プジョー、三菱が揃っていいタイムをたたき出しましたね。
変わって、グループNとPCWRCですが、スバルががんばってホモロゲーションを取ったインプレッサWRX Sti Spec.Cが圧倒的な速さをみせ、グループNではインプレッサに乗った、ケトマキ、新井、ブロンキスト※が1-2-3フィニッシュしました。
※ブロンキストはSpec.CではないノーマルのインプレッサWRX Sti
PCWRCにおいては新井さんが殆どのSSでトップタイムをたたき出し余裕の勝利。これは、今シーズンが楽しみですね。
最後にJWRC。実はJWRCとPCWRCはWRCの全16戦のうち8戦ずつを戦うことになっているので、JWRCとしては開催されていません。しかしながら、スズキが今後のWRC昇格をにらんで、イグニス スーパー1600でP-GアンデルセンとG.ウィルクスを参戦させました。
結果はA6クラス(JWRCと同一クラス)を1-2フィニッシュ。総合でもアンデルセンが18位とウィルクスも22位と大健闘。WRカーの最後尾とグループN(N4クラス)と互角の戦いを繰り広げました。
これは全くもって意外でしたね。WRカーは勿論のことN4クラスも2000ccエンジンで4WDなんです。滑りやすいスノーやグラベルでは圧倒的に4WDが有利なはず。それにもかかわらず1600ccエンジンの2WDであるイグニスが互角の戦いになっているというのは驚きですね。まあ改造範囲の広いAクラスですから1600ccとはいえN4クラスに匹敵するパワーはあるのでしょうが…、それにしても凄いですね。
ますます、新型SWIFTの投入が楽しみになってきました。
最終結果
WRC
1位P.ソルベルグ(S) 3:00:52.1
2位M.マルティン(P) +2:11.1
3位T.ガルデマイスター(F) +3:14.7
4位H.ロバンペラ(M) +3:26.4
5位H.ソルベルグ(F) +3:29.8
6位D.カールソン(P) +3:42.5
7位G.ガリ(M) +4:04.0
8位R.クレスタ(F) +4:39.6
-
13位S.サラザン(S) +8:01.0
19位C.アトキンソン(S) +16:51.5
PCWRC
1位新井敏弘(S)
3:15.51.9
2位A.メデギーニ(M)
+17:49.0
3位F.フリジエロ(S)
+18:13.7
4位X.ポンズ(M)
+30:58.3
5位奴田原文雄
+38:55.1
やってくれるとは思ってましたけど、まさか優勝するとは思いませんでしたね!
blue_rexさんの言うとおり、ピレリのおかげでしょうか?
とにかくよかったです( ^_^)/▼☆▼\(^_^ ) チン♪
まあ、まさかスウェディッシュで優勝するとは思ってなかったんで嬉しいですねぇ。
祝杯ですね。
アトキンソンやサラザンについては、長い目で見てあげましょ♪
ローブだって、初参戦の02年は17位ですから
でも・・・
>PCWRCが無い時にでも新井さんをWRカーに乗せてあげて欲しいと思いますよ。絶対彼らより速いと思います。
これには全く同感ですね!
>PCWRCが無い時にでも新井さんをWRカーに乗せてあげて欲しい~
それは無いだろうという思いもありつつ
是非実現して欲しいです!!
再コメント、感謝です!
まあね、そうなんですが…。
急成長を見せないと、来年シートがなくなるのは確実…。
新井さんカンバーック!
■tawaさん
スバルが序盤から勝ったの2002年のマキネン以来(これもローブがペナルティーで後退したから…。)
プジョーと三菱がピレリにスイッチしたことでターマックでも上位入賞が期待できますからね。
メキシコから登場のインプレッサWRC2005も楽しみです。
プジョー307は一応モンテから2005バージョンなんですね。(ラリーXモンテ号より)
> それは無いだろうという思いもありつつ
そう、無いだろうと思いますが…。
実現して欲しいですよね。
来月のテレビ東京の放送が楽しみです。
swedish rallyのリザルトを見ると
スバルのアトキンソンは総合でイグニスに負けているらしい。
去年走っていたスズキに負けるとは、口惜しいでしょうね。
こうなると新型スイフト、本当に楽しみです。
イグニスもアトキンソンもがんばれ♪
調査不足だった…。
いくら、ミスしたからっても悔しいでしょうねぇ。