転職のお誘い。

私には無関係と思っていたら、以前の会社の同僚から会社に電話が。

といってもその同僚も、ほぼ同時期に退職し現在は別の会社にいる。彼は営業職だった。

まあ、たまに電話やメールでやり取りをしていたので何の気なしに電話を取ったのだが…。なにやら言動があやしい。
彼も転職してかなり活躍していることを周りから聞いていたので、

私：「最近、調子いいみたいね？」

同僚：「今の会社って見入りが少ないって言ってませんでしたっけ？」

私：「いや、そんなことはないけど。」
ぬっ？なんだぁ？

同僚：「えっ？そんなこと言ってなかったでした？」

私：「うんにゃ、そんなことは言ってないけど？どしたん？」

同僚：「いや、その。会社の電話でなんなんですが、単刀直入にいうと私の会社への転職のお誘いなんです。」

正直、びっくりしました。なんでって？

だって、彼の現在入る会社って私も転職しようと思って、面接に行ってたんです。残念ながらスキル不足で不採用でしたけど。（笑）
その話、してなかったかなぁ？

ま、その会社は、UNIX業界のappleみたいな会社。（これでわかる人はわかると思いますが）

何でも、プリセールスをする技術者が不足しているらしく、募集をかけるとのこと。
プリセールス技術者とは、何をするかというと、営業がアタックしたい企業に対して、技術的サポートをする業務。営業技術なんて呼ばれたりもしますね。

前職を辞める寸前までは、殆どコレをしてました。
結構、やりがいがあって、いかに自分の商品が優れているのか、使いやすいのかをプレゼンテーションする。

客が自分のプレゼンテーションにひきつけられる感覚はたまらないものがありました。

もともと、いろんなものにちょっかいを出すのが好きな性格で、前の会社が扱っている殆どの商品を扱えた私。
おかげで営業には重宝されてましたね。

逆に、深く突っ込まないので、技術的な仕事には行き詰まりを感じていたのも事実。

それに、前の会社では、社内のエンジニアの技術サポートもしていたので、二束のわらじ状態で、非常にしんどかった。
技術者としてちゃんとさせてもらえるか、プリセールスエンジニアとしてちゃんとさせてもらえたら、もう少しクォリティーの良い仕事ができたと思うのだ。
さらに言えば、残業が多すぎた。なので転職した。

今の会社は完全に技術者として就職。
コレは、これで非常に満足。給与も前職よりもらっている。ただ、訳が合って契約社員。家族がいる身としてはこれが一番気がかり。

そこに、今回の話し。
とっても嬉しい話だ。一度断られているから、可能性は0なのだが、私のプリセールスを評価して、上司に推薦しようとしてくれた友人の行動が嬉しい。

ありがと、友人。

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